食器について | 脱サラうどん屋のブログ

脱サラうどん屋のブログ

滋賀県長浜市で脱サラでうどん屋を開業します。
開業前~開業後の日々の粉闘記です。

今度やるうどん屋では、器にもこだわりたいと思っている。同じうどんでも、器や盛り付け方によって、全然違うものになる。以前の食堂で使っていた食器がたくさん残っているのでもったいない気もするが、少しお金をかけてでも変えたいと思っている。


先日、大阪の道具屋筋まで行って、食器も見てきて気に入ったものもいくつかあった。ただ、食器を決める時には、1個だけ購入して、実際に盛り付けしてみて決めたりしたいと思っているが、そういうことをするには、ちょっと遠いので、不便で融通が利かない。


もっと近くに業務用の食器を取り扱っているところがないかと考えていて、ふと思いついた。場所は、自宅からわずか500mのところにある陶磁器などの器を扱っている店で、しかも、この店は、陸上つながりのK君が家業を継いでやっている店だ。観光地の中にあるので、なんとなく忘れていた。


K君というのは、中学、高校で陸上競技をやっていたのでよく知っていたのだが、大学に入ってからはトライアスロンやデュアスロンで活躍。大学卒業後は家業を継ぐために長浜に帰ってきたのだが、なんとデュアスロン(自転車とランニングで競う競技)では、日本代表として世界選手権にも出場したことがあるものすごい選手なのだ。僕は、陸上競技の関係で県体や県駅伝のマネージャー等をしているので、以前K君にも声をかけたことがあった。その時に携帯の電話帳にも登録をしていたので、さっそく電話をかけてみた。


脱サラで妻の実家の食堂を継いで、うどん屋を始めることを説明し、業務用の食器を世話してもらえるかを尋ねたところ、業務用の食器のみならず、厨房設備や飲食店開業にあたって必要となる備品や消耗品等全て取り扱っており、そういうことなら是非サポートさせてほしいという返事をもらった。器については、カタログで見てもらうこともできるし、カタログ以外にもこんなイメージのものと教えてもらえれば探すこともできるし、特注で造ることもできるということであった。その後、さっそく分厚いカタログを自宅まで持ってきてくれた。


いやいや、こんな近くに知り合いの専門家がいたのを思いだしてよかった。またひとり強力な助っ人をみつけることができた。本当にありがたいし心強い。退職してから、本当に多くの人に助けられていることを実感している。本当に人とのつながりは大事だと思う。これからもできるだけ地域の人とのつながりを大切にしていきたいと思う。