あっという間に夏が終わり、秋も深まってまいりましたが、皆様お元気でおすごしでしょうか?

その間、2件のご寄付をいただきましたが、その報告も遅くなってしまい失礼致しました。

8月15日 YKさま 5000円
10月1日 YNさま 10000円


本年も残すところ二か月余りですが、アフガンハウンドレスキューの活動としては、千葉県のセンターに収容されたアフガンハウンドのブリトニーちゃんを、千葉県のガンドッグレスキューさんとの共同活動で、大切な命を里親さんにつなぐことができました。




また、報告が後になりましたがさいたま市のセンターに収容されたボルゾイの男の子が、とても難しい精神状態だったため譲渡不可と判断されるというケースがありました。


Othello


この子が収容されたときに偶然居合わせたドッグライフセイビングさまからご相談をいただき、協力体制により一緒に保護し、アフガンハウンドレスキューでお世話になっているトレーナーの先生の手をお借りすることができたことから、動物病院の方々、ボルゾイ飼育経験のあるボランティアの方々に多大なご協力を賜ったおかげで、数か月かけて良い状態に導きつつ里親さんに繋げることができました。

この子の引き出しはとても責任が重かったですが、同時にたくさんの経験と素晴らしい方々との巡り合いの機会をいただく事にもなりました。



OkinawaKhale


もう一つ、沖縄県で悲惨な状況で保護されたアフガンちゃんがおりました。
非常に弱っていて、センターにいる間に自力で立つこともできなくなってしまう状態だったそうですが、幸いにもアメリカ軍関係の方がすぐに保護を決心してくださり、一般のお家で厚い手当をしていただく事ができました。

保護してから一月ほどは命の保証もないほど衰弱していたため、日本に存在するアフガンハウンドレスキューとしてできるサポートを検討し、開いた皮膚を護るための犬用介護マットや私たちが衰弱した犬に与えるドッグフードを送らせていただきました。


すでに20年ほどのお付き合いになるドッグフードの輸入元さんからの購入時、発売元に悲惨なカリシちゃんの経緯をお知らせしたところ、初回分をご提供頂けることになりました。

8月の保護から2か月以上が経過し、カリシちゃんもずいぶんしっかりして元気にお庭で遊んでいるようですが、フィラリア症強陽性など心配はまだまだ尽きません。
今後も、日本でアフガンレスキューをする立場で、カリシちゃんのケアを主導する方々と連絡を取り合い、さまざまなケースが想定し長期的に協力させていただく所存です。

尚、上記写真に写っている介護マット二種類と専用カバーをアフガンハウンドレスキューの基金より購入させていただいております:



KaigoMat



http://www.green-dog.com/shop/products/detail.php?product_cd=CZGDHONS-00