犬の心と体を癒す『バランス・ドッグマッサージ』松江香史子のブログ

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日本に初めてドッグホリスティックケア&ドッグマッサージを紹介したパイオニア・松江香史子のブログ。
ドッグマッサージの研究を重ね作り上げた、犬の心と体を癒す『バランス・ドッグマッサージ』

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毎日暑いですね~!

ここ神戸では、湿度が高く、山も海も湿気で白く霞んで見える

日が続いていました。でも、今日は遠くまではっきり見えるので、湿気が少なめなのかもしれません。

 

あっという間に8月。

バランス・ドッグマッサージのセラピスト養成講座、インストラクター養成講座が春からスタートして、週末を楽しく忙しくすごしています。

 

私が、講座をしている間、息子はパパと一緒に私の目を盗んで、甘いものをたくさん食べたり、近所のプールに行ったりと、それはそれで楽しんでいるようです。

 

 

 

さて、先日、BDM神戸会メンバーで、「犬の外飼い」の感覚の地域差についてディスカッションする機会がありました。

BDM協会の会報の記事としても取り上げる予定ですが、田畑の多いところと山や島地域での犬を飼う感覚と、市街地での犬を飼う感覚の差は大きいよね、という話になりました。

 

私個人の感想としては、東京都心に住んでいた時には、犬仲間と話せば、駒沢公園周辺~港区を中心とした会話が多く、自然環境の良いところといえば、湘南地区や多摩川沿い、遠くて静岡山梨という話が多く、なんだかんだで都会生活者目線の話をしていたなあ、今思うと、日本という国の犬事情全体を体感的な理解ができていなかったなあ、と痛感、反省。

 

BDM神戸会では、地方都市の周りに田畑、山、島があり、実はそこに野良犬や野犬がたくさん暮らしているという話で盛り上がりました。

 

野良犬、野犬が多いのは避妊去勢をしていないことと、自由散歩、外飼いというライフスタイルが原因であろうということ、日本の犬事情をよくするためには「犬を飼う」の地域差を埋めていくことがとても大切なのだろうなあと思った次第です。

 

「そんなことに、今気が付いたの?」と、お叱りの声もありそうですが、恥ずかしながら、実感したのはここ最近のこと。

(地方からこられたセラピスト講座受講生の話を聞いて、頭では理解したのですが、本当には実感できていなかったんですね。。。)

 

ここ神戸、意識の高い人も多く、住んでみて、話してみて気づくことがたくさんあります。

気づいたこと、思うこと、またブログに書いていけたらと思います。

 

4月だったでしょうか、テレビで大井競馬場の的場文男騎手の特集を見ていて感動しました。

 

私は競馬のことは全く無知で、この番組ではじめて的場騎手を知ったのですが、馬との向き合い方が天才的で、その様子の美しさに心が震えました。

馬の心をくみとって会話をしながら勝負の世界で勝ってきたのだなあと、感動しました。

 

的場騎手は、競馬界のレジェンドで、5月17日に通算7000勝、60歳とニュースにもなっています。

 

特集の中で、その的場騎手が、馬と騎手をつなぐ手綱のことを、“血管のようなもの”といった表現をされていたのがとても印象的でした。

 

この言葉を聞いて、私は「犬と人をつなぐリードも血管のようなものかもしれない。」と、思ったのです。

 

リードを持って散歩をするとき、愛犬と自分をつなぐ血管だとイメージするだけで、犬に対してもっと優しくなれるし、リードが犬の行動を矯正するためのものではないし、逃げて行かないためにつないでいるものでものでもなくなるはずです。

 

今月は、神戸でバランス・ドッグマッサージセラピスト養成講座(本講座)がはじまりますが、この講座でも促し法とも呼んでいる、犬の心をくみとる練習、リードの扱い方についても学びます。

 

テレビで見た的場騎手が馬と会話する様子、手綱で一体となる様子に感動したその気持ちで、講師としてお伝えしていきたいと気持ちを新たにしました。

 

少しでも、犬と人のつながりが、的場騎手と馬のつながりに近づけたらいいなと。そのために自分のできること、講座を精一杯頑張りたいと思います!

 

バランス・ドッグマッサージ協会の認定講座として、今年始まったのが、前回の記事でもご紹介した『BDMセラピスト導入講座』です。

 

スクーリング2日の講座なのですが、5月17日に修了となりました。

 

 

今回修了した方々のバックグラウンドはそれぞれで、トレーナー、トリマーという犬に関係する職業の方もいれば、犬に関わる職業とは関係なく愛犬家!という方もいらっしゃいました。

 

まず、講座の最後にいただいた感想ですが、

犬に関わる職業をしている方は、「自分の犬に関わる考え方と近いので、導入しやすい。」と、いう感想や、「新しい視点で犬を見ることができるようになって、新たに武器を増やせると確信した。」など、かなり具体的に今後をイメージされている感想をいただきました。

 

また、犬に関わる職業にたずさわっていなくても、「今後の犬達との生活に積極的に活用できそう、セラピスト養成講座の本講座に進むのが益々楽しみ!」と、いただきました。

 

現在、インストラクター養成講座受講中のメンバーがアシスタントとして、参加してくれたおかげもあり、和気あいあいとした中でも学びの深い2日間のスクーリングになったと私も思います。

 

参加くださったみなさま、わんこ達、アシスタントのみなさん、ありがとう!