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今でも上海に行くとバンド(外灘)を中心に
ヨーロッパスタイルのレトロな建造物群が壮観で
浦東の中国経済の象徴の高層ビル群よりも心惹かれますが
ほんの(?)四半世紀前は100年前の町並みがそのまま保存されてるような
レトロな景観で「埃と臭い」が無ければ!視界一杯にワクワクする街でした。
(あくまでも個人的な趣味ですがw)
今のバンド辺りだけではなく、旧外国人居留地全体が西洋建築のオンパレードで
ネオバロック、ネオルネッサンス、アールデコ・・・
舌噛みそうな様式のランドマークから街角のシンプルなレンガ積みの家まで
神戸や横浜の旧居留地とは比較にならない広大な面積が
アヘン戦争の代償から始まって日本の侵略に至るまで
100年の間、租界が広がりつつ治外法権のおかげ(?)で
見た目も制度も独特の成長を遂げて
特異な景観を形成していました。
1980年代に訪れても1930年代の街に居るような
妙に興味深い景観が広がっていて
観光客としては「オイシイ」街でした。
日中戦争から文化大革命の時代まで
時間が止まったような街の進化スピードだったおかげで
初めて上海に行った時は
街中歩き回っても飽きが来なかったのが思い出されます。
あ、今は何処にでもある世界都市ですが、何か?
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「街の進化が止まってるのは、住んでるもんにとっては迷惑な話やね」
と、よそ者の懐古趣味を一笑に付される方も
引き笑いついでに、ひとつ
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