20010年の7月から、また一つ自分がお世話になったブランドが消えていきます。 


燃料関係だけではなく、工業用の潤滑油においても多くのサポートをいただいたブランド・・・



Drive On the Earth-jomo


 東京から水島製油所まで、T社の工場充填油のフィールド試験を兼ねて、朝東京を出発、1時半から会議を行ってまた東京まで・・・。 打ち合わせはたかが2時間弱なのにこれを数回行ったり、戸田の研究所までバイクで駆けつけたり・・・(当時バイクで研究所間を、飛び回っていた技術者は、自分しか居なかった。 簡単にいえば結構石油会社の研究所の方々には、モテテいたので、通常の移動手段では、戸田・根岸・厚木・姉ヶ崎・幸手・川崎、そして自動車メーカーなんかをまわることは、せいぜい1日2か所。 でもバイクだと少なくとも3か所まわれるので効率抜群。 その時使用していたのが、アクロス1号、20万km超えるのなんか当然だったんです。) 

石油会社の統廃合は、現在の市場を考えれば当然のこと。 同時に車自体の燃費効率や保有台数の減少から、精製能力が余り出した以上、精製・輸送・販売効率を考えれば当然のこと。 若干さびしいと思うのは、郷愁を感じるようなもので、何不思議だとは思いません。 しかし、以前JOMOはShellと仲良くなっていたのに・・・、また新日石か・・・。 残るは、IKK=出光興産さんぐらいしか、残らないのかな? 


 コスモ石油は既に新日本石油と燃料油関係でクロスライセンスして業務提携強化しているので、純国産企業は、残るはIKKさんだけ。 あとは、太陽石油さんもありますが、大手は、基本的に2社。そして外資はエクソンモービルにシェルということに・・・。 一時期は、鉄と同様繁栄していましたが、これも時代の流れ。 もうこれで商品の差別化なんてものは燃料や潤滑油に関しては無くなっていくのかもしれません。 既に、燃料の品質ですら自動車メーカーが動かすようになってしまったことを考えれば当然のことなのかもしれません。


 でも、燃料にしろ潤滑油にしろ、従来の見方しかしない開発では、独自のものなど造れないし、その必要も無いということになる。 一旦業界を離れて戻って来て思うことは、技術ってそんなものではないなってこと。 ガソリンの清浄剤も、PEA以上のものは無いとずっと言われてきましたが、そんなことは無かった。 より低濃度で吸気からインジェクター・燃焼室までクリーンできるものが世の中には存在しているのが判ってきたし、吸気がまったく汚れないオイルだって造れることが判ってきたし、まだまだやるべきことは残っている気がします。 しかし、企業的には、もうそんな分野に力を入れるメリットが無いということなんでしょうね。 だからTLの技術が光るようになる気がします。


 消えゆく者には、寂しさを感じても、時代の流れを本来感じるべきだということ。 納得していながらも、昔が懐かしい。 年なんですかね(笑い) でも、大丈夫。 やること山月だから、そんな郷愁にふけるのも一瞬のことですから。 あと今年も数日。 最後まで手を抜かずに行きましょう。




裏も表も無く、確実な省燃費効果:

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