トップランナー方式をご存知ですか? ハイと答えられた方は、かなりのエコ通だと思います。


 毎年そろそろエアコンを替えようかなとか思う際、なんだか毎年家電の消費電力が下がっていることに気が着いている方はかなり居られると思います。 日本国内にも、ちゃんと環境を考えた法律ができています。

その名も省エネ法、そしてその中に規定されているのが、トップランナー方式です。 ある年のもっとも効率の良い製品を基準度して、技術確信などを踏まえて目標値を作りその目標値に対してどれだけエネルギー消費を少なくなっているかでエコ商品かどうか決まります。 家電の場合には、生産数を掛け合わせた加重平均も加味されています。 詳細は、ネットで確認していただくとして、これに対して購入側にはより少ない物を選べるようにと、カタログ まで出しています。 ところが、それでも中の製品には、省エネ製品としてあってもおかしなことも起こっています。


 昨年冷蔵庫を買い換えて見たところ月々の電気代は大幅に削減されました。 勿論一番高効率のHITACH製の501Lの冷蔵庫で、年間460Kwの製品です。 このシリーズには、450Lクラスもあり年間消費量は430Lです。

ところが、XXのエコ計画と言っているメーカーのものは、530Lで490Kwところが462Lのものだと、520Kwと逆転してしまいます。 本来ならこんなことはありえない。 同じ時期に設計されていても容量が多いのに省エネなんて事もこのカタログからあるのです。 これを見るとどうしても大きい方を欲しくなるのは人情ですが、価格は高いのです。 価格差は、電気代でとりもどせますよとでも言うのでしょうか? こんな戦略が取れるのは、あくまでこの法律が、メーカーに課せられるものであって、消費者にかんげんられるものが無いから、購入時に、価格で選んでしまう事だってあるのです。


 本来なら、一番エネルギー消費が少ないものを減税し、それより何%かを超える商品には課税するような環境税を導入することで、より企業の技術競争を加速し、海外での競争力が生まれる。 現是する分は、課税分の一部を廻せば財源は不要でしょう。 え!一番省エネ商品だけが売れてしまう? 減税の割合しだいだと思いますが、それは非常によろしいことで、企業は益々優れた商品開発を強いられますからね。 


日本にもそれなりの法律があるのですが、まだ企業との癒着が、霞ヶ関辺りにあるのでしょうね。 でもそろそろ環境税を、減税と課税させる形で考える時期ではないでしょうかね。


やっと、動き出した、ソーラー発電の減税策も一家当たり230万が130万程度と言うことですが、電力会社に高い価格で買わせる義務でも作らないと、まだまだ、普及は難しい。 だって、家を建てるときに130万の出費は非常にきついのが現状ですからね。 


どうも、鉛筆をなめるのが得意な官僚の方々は、外部研修が数年必要みたいですね。 こんなことは、未成年だって十分考え付くことですからね。


省エネに効くのは、10年近くたっている冷蔵庫は代表例です。 良い製品なんで日立お勧めです。 真空冷蔵庫は本当に痛みが少ない。 考えてみれば、酸化は酸素量と圧力に大きく影響を受けますからね。 エコと言っているメーカーの広告にはだまされませんように。