こんにちは、柴田です。
またまた悲しい事件が起きてしまいました。
埼玉県東松山市下唐子の都幾川河川敷で１６歳少年の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、埼玉県警東松山署は犯人とみられる友人の少年を逮捕しました。
逮捕された容疑者は、１５歳～１８歳の少年ら１０人以上で構成される不良グループ「パズル」のメンバーで、東松山市に住む無職の少年（１６）です。
警察での取り調べに対して少年は
「井上翼さんが嘘をついたり、電話やメールを無視したからムカついて殺した」
などと供述し、容疑を認めています。 by:news速報Japan
このニュースには、犯人と思われる写真も載っていました。
まだ人生の辛酸を嘗めていないはずの若者が友達を簡単に「殺す」という。
恐ろしくもあり、悲しくもあります。
僕の住んでいるのは高速道路の近くです。夏になると暴走族の爆音が聞こえるようになります。
わざわざ大きな爆音を立てて走るのは目立ちたいからでしょうね。
僕が新入社員の時、京都に配属されました。
五条河原町の大通りを夏になると暴走族が我が物顔で蛇行運転をして観光客にアピールしていました。
その行為は「僕を見て！」という心の叫びのような気がします。
それは、やはり家庭が大きく影響しているのではないでしょうか？
いろいろな事情があると思いますが、子供の時に愛されたくても十分に愛してもらえなかった。
子供を「しつけ」ようと必死になっていたのかもしれません。また、夫婦の仲が悪く、毎日喧嘩ばかりしていたのかもしれません。
そんな家庭で育った子供が、注目してもらえないから、不良になって注目してもらおうとするのではないでしょうか？
平成26年少年犯罪で検挙された19歳以下の若者は4万8,361人です。19歳以下の人口比率で言えば6.8%。
男女別ですと、男子が41,358人と85%です。
そのうち13歳未満の犯罪者が10,164人もいるのです。
13歳未満といえば、小学生です。どうして社会のことを何も知らないはずの小学生が犯罪を犯してしまうのでしょうか？
男の子の子育てを間違ってしまったということでしょうね。
そのことに子育て中は気がつかない親がほとんどでしょう。
子育てを学ぶという意識がないのです。
あるいは、子育てと生活に追われて自分を振り返る余裕が無いのかもしれません。
中には、とんでもない親もいることも事実ですが、あなたはそうではないですよね。
毎日、一生懸命頑張って子供を育てておられると思います。
でも、それは本当に「正しい育て方」なのでしょうか？
正しく育てれば、世の中の成功者と言われる尊敬される大人に育てることも可能なのです。
人間の基礎は、物心がつく前後の環境や育て方によって決まってきます。
「何もわからなかったけど、無事に育ったわ」
というのは、まぐれではないでしょうか？あるいは、お子様の忍耐があったからではないでしょうか？
そんな育て方をして、将来大きな人間になると考えますか？
子供は誰しも計り知れない可能性を持って産まれてきているのです。
その可能性を潰すのも親なのです。そして、人間の道を踏み外して後悔するのも、本人であり、また、その親でもあるのです。
せっかく骨身を削って子育てしているのですから、「正しい育て方」を学んでみませんか？