医学部名物? 「圧迫面接」に受験生も涙目 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

こんにちは 柴田です。

 

 

親が医者の場合、子供にも医者になってもらいたいというのが、素直な親の希望でしょうか?

 

 

その為には、医学部へ進学しなければいけません。

 

 

医学部に入学するための勉強方法は

 

 

1.過去問の徹底的な研究

2.パターンの徹底的演習

3.英数の早めの完成

 

 

等が挙げられているようです。どの項目も徹底的な繰り返しですね。

 

 

朝から晩まで、予備校などの自習室で頑張る。

 

 

でも、それだけで合格しないのが医学部です。

 

 

医学部名物? 「圧迫面接」に受験生も涙目


日経メディカル 2014/12/18


前回、真ん中の子Bが医学部入試の面接で厳しい突っ込みに遭ったことをご紹介しました。

 

私立大学医学部では、学校にもよりますが、合否判定での面接の比重が国公立に比べて高いケースが多いといわれています。

 

私大側としては、経営を考えると、学校の評判を落としてしまうような人には来てほしくないでしょうから、面接のウエートが高くなるのも致し方ないと思います。

 

「君に救命救急の何が分かるの?」

 

医学部入試の面接の特徴と言われているのが、「圧迫面接」。予期せぬ事態が発生したときに冷静に対応できるかどうかを見極めることなどが狙いといわれています。

 

「廊下で順番を待っていたら、前の受験生が涙ぐんで出てきた」

「頭にきた受験生が怒って面接官に啖呵を切って退出した」――。

 

私も、わが家の子どもたちや、医学部受験生の子を持つ知人などから、圧迫面接にまつわる様々なエピソードを聞きました。

 

子どもが受験した頃は、某私立医大の再受験生に対する「終わりにさせない」面接が有名でした。これは、受験生が音を上げ、白旗を揚げるまで厳しい質問を繰り出すというもの。

 

受験生やその親からは、「再受験生を受け入れたくないのだろう」とささやかれていました。

 

今では、面接官が高圧的だったり変な質問をしてくると、すぐにネットで拡散されてしまうこともあってか、ひと頃ほどではないという声も聞きますが、それでも面接でかなり厳しく突っ込まれるケースは少なくないようです。

 

志望動機は特に突っ込みどころが多いようで、「貴学の脳卒中の研究は世界レベルなので…」などとネットで仕入れた知識を披露しても、動機としての弱さをすぐに看破されたりします。

 

「貴学は救命救急が有名で…」と言ったところ、「受験生はみんなそう言うんだよね。君に救命救急の何が分かるの?」と面接官に突っ込まれ、答えに窮してしまったという話も聞きました。

 

「身内や自分自身の病気を経験したことで医学に関心を持った」という動機も要注意です。

 

わが家の子どもがこれを口にしたら、面接官は「そういう受験生、多いんだよね」とぽつりと漏らし、あからさまに「その話は聞き飽きた」という表情になったとのことでした。

 

また、この時一緒に面接を受けに行った受験生が、志望動機でそのように答えたところ、

 

「そういう病気の経験をしていて、同じような患者さんを診る立場になった時に冷静に診ることができるの?」

 

という質問も受けていたとのこと。なかなか気が抜けません。


最近は地域枠による受験も増えていますが、特に地元出身でない学生は、その地に残る覚悟が問われますから、厳しい質問を投げかけられると思っておいた方がよさそうです。

 

実はわが家の子どもも、出身地でない県の地域枠を受験したことがあります。志望動機の説明は入念に準備したつもりでしたが、それでも

 

「それはどの大学でもできるでしょう」

「別にうちでなくてもいいのでは」

「地域枠だと入りやすいと思ったんじゃないの?」

 

と言われたとのこと。本人は、その地域への思い入れなどをもっと強く語るべきだったと反省していました。

 

高校の先輩など、その大学で学んでいたり、同じ地域で診療に従事している人がいたら、コンタクトを取って地域医療事情やその大学の良さなどの話を聞いてみるのもよいと思います。

 

グループ討論の内容があらぬ方向に

 

医学部入試では個別面接だけでなく、グループ面接や、「お題」を与えた上でのグループ討論を行うところもあります。

 

末っ子Cは、医学部を再受験した際にグループ面接、討論をいずれも経験しましたが、なかなかシビアなものだったようです。

 

グループ面接では、同じグループだった現役生の1人が少し突っ込んだ質問をされ、Cによると

 

「普通に答えていればいいのに、突っ込まれて訳分かんなくなったみたいで、余計に焦って意味不明な発言をしていた。可哀想だった」

 

とのこと。このあたりは、いろいろな経験を積んでいる再受験組は、「こんな時にはこの対応」という引き出しがあったりして、多少強みがあるのかもしれません。

 

もっとも、グループ討論ではC自身も失敗を経験しました。

 

司会をするとポイントを稼げると思ったのか、浪人生の女子受験生が司会を強く希望し、その子の仕切りで討論が始まったものの、Cが言うには

 

「全然盛り上がらず、しかも話がテーマからどんどんずれていって、何とか流れを戻そうとしたけど駄目で…」。

 

これが理由かどうかは分かりませんが、結局このグループからは合格者が出なかったそうです。

 

ところで、知人の話によれば、圧迫面接に最後まで耐えて踏ん張った受験生に、

 

「いろいろ厳しいことを言ってごめんね。私たちも、本当はこんな厳しい面接をしたくないんだよね」

 

と、ぽろっと本音を漏らした面接官もいたのだとか。

 

また、実際はそれほど厳しい質問でなくとも、しどろもどろの受験生には「圧迫面接だった」と感じ、誇張して情報を流すこともあり得ます。

 

そんな事情を知っておけば、一見怖そうな面接官と向かい合っても、必要以上に委縮することはなくなるかもしれません。


どうですか?知識を詰め込んだだけでは、とても合格できそうにないですね。

 

医学部に限らず、これからの大学入試は、面接に比重を置いてきます。

 

 

人間力を見るということですね。

 

 

その人間力を養うためには、幼い時からの自己肯定感や自己有用感を育てることが必要です。

 

 

今の子育てで、あなたのお子様は、将来の大学入試の面接官に立派に答えることが出来るという自信はありますか?

 

テキストや顧問契約でお聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 

 

 

 



読者登録してね