こんにちは 柴田です。
よく「いつからしつけを始めたらいいのですか」と質問を受けます。
僕は、「しつけ」は生まれた時から始まっていると思います。
自分の要求を泣くことでしか表現できない赤ちゃんに、あなたは
「お腹が空いているのかな?」
「眠いのかな?」
と常に気を使い、―生懸命お世話をします。
赤ちゃんのの不安や不快を解決することによって、赤ちゃんとあなたとの間に次第に信頼関係が出来てきます。
この信頼関係が、「しつけ」の基盤になります。
信頼しているあなたの言うことは簡単に受け入れてくれますが、信頼していない人の言うことは受け入れることは難しいのです。
これは、大人のあなたでも同じことが言えるのではないでしょうか?
ですので、育児の初めは、この信頼関係を築くことから始めて下さい。
改めて言わなくても、あなたは自然に出来ていますよね。
「甘え」と「我がまま」
「乳幼児期は、十分甘えを受け入れてあげましょう」と言われます。
でも、その受け入れは、成長とともに少しずつ変えていきましょう。
1歳前後になると、あなたの言うことは、だいたい理解できるようになってきて、2歳頃になると少し「待つこと」が出来るようになってきます。
お子様の要求は、しっかり受け止めてあげながら、それと同時に、なんでも思い通りにはならないことを、少しずつ教えていきましょう。
十分甘えを受け入れることと、要求を全て受け入れることは違います。お子様の要求を全て受け入れていると、我がままな暴君に育ちます。
お子様の要求を受け入れながら、同時に上手に「しつけ」る。その時に、忘れてはいけないことは、「お子様の自尊心を傷つけない」ということです。
お子様の自尊心を傷つけないためには、次のことに気を付けて下さい。
■お子様の自尊心を傷つける言葉は言わない。
「どうせあんたには無理よ」
「本当にダメな子ね……」
このようなネガティブな言葉が、お子様の自尊心を傷つけ、その子の成長にとって大きなマイナスとなるのです。
■きょうだいや友達と比較しない。
「お兄ちゃんのくせに、どうして出来ないの!」
「隣の○○ちゃんは、もう字が読めるのよ」
きょうだいを比較した言葉を使うと、きょうだいの仲が悪くなります。友達と比較されると、自分に自信を無くしてしまいます。
■夫婦で共通の育児法を持つ。
「パパはいいといったのに、ママはダメという。どうしたらいいのかわからない」
家族(父母・祖父母など)の対応がバラバラだと、お子様は混乱してしまいます。
■叱られた時、逃げ場を作ってあげる。
どちらが叱ったら、もう一方が「お母さん(お父さん)もそう思うよ。でも、あなたが悪いのではなく、あなたがした行動が悪いのよ。大丈夫、あなたならすぐに直していけるわ」
と、慰め、励ます役割をしてください。あなた一人の時は、叱り放しでなく、そのあとのフォローを忘れずに行って下さい。
■親の一方的な考えを押しつけない。
あなたのお子様は、何も考えずに行動しているわけではないのです。子供には子供なりに考えて行動しています。それを理解したうえで、お子様の言い分を聞くことを心掛けて下さい。
どうですか、あなたは、実践できていますか?
ここに挙げた以外にも、あなたに伝えたいことは山ほどあります。
「しつけ」というのは、なかなか難しいものです。その理由は、「しつけ」の定義が人それぞれだからです。
ある人は、「しつけとは、礼儀作法を身につけさせること」だと考えています。
ある人は、「しつけは、食事や排泄のトレーニング」と考えています。
僕は、「しつけ」とは日本社会をスムーズに生きていくために身に着けなければいけない最低限のことではないかと考えます。
そのためには、何をすればいいのでしょうか?
しつけは、教えるのではなく、見せること
しつけとは、あれこれと手とり足とり教えることではなく、親が自分自身の生活をきちんと管理し、他人ともうまくやっていける姿を見せることなのです。
正しい生き方を当たり前のようにしている家庭で育った子供は、親と同じように自分の生活をきちんと管理し、他人ともうまくやっていけるのです。
また、 愛情を注がれ大事に育てられた子供は、自分自身の生活管理も人間関係もうまくやっていけるように育つのです。
あなたが、「正しい生き方」をしていれば、それがしつけになるのです。
でも現代は、「正しい生き方」というのがわからないのが現実です。
今は、価値観が人それぞれになっています。
また、「正しい生き方」が薄れていっているのが現実です。
警官の中には、他人の物を盗み、あるいは恐喝している人もいます。
教師の中には、いじめを黙認し、それどころか率先していた人もいました。
教育委員会は「いじめはなかった」と自己保身に終始しています。
会社の上司の中には、部下を育てることを忘れ、自分の業績アップのために部下を、こき使っている人もいます。
ママ友の中には、自分の子供がお友達のおもちゃを壊しても謝りもしない人もいます。
じぃじ、ばぁばも、孫のしつけの大切さを忘れて、お菓子をあげたり、おもちゃをあげたりして、気に入ってもらうことだけを考えています。
そんな社会で生きているあなたは、「正しい生き方」が何であるのかが、わからなくなっているのではないでしょうか?
育児には、しっかりとした「軸」が必要です。「軸」を言い換えれば「信念」が必要です。
親がしっかりとした「信念」を持っていれば、お子様は迷わずに道を歩き出します。
その「信念」を、まずあなたが持つことです。
その「信念」を持つために、僕が教えているのが「柴田メソッド」なのです。
「しつけ」についても、わかりやすくテキストやブログ、そしてメルマガにも何度も書いています。
そして、その成果は、どんどん出ています。
あなたは、「信念」を持って育児をしていますか?
突然ですが、あなたは、カラオケは好きですか?
歌を覚えるとき、歌詞カードを見ながら覚えるだけよりも、歌手が歌っている画面を見ながらのほうが覚えが早いですよね。
そして、歌が上手くなるスピードも早くなります。
僕のテキストを読み、ブログを読み、メルマガを読む。
そして、それにプラスして画像で生の柴田メソッドを学ぶ。
そうすると、育児を楽しくするメソッドを覚えるスピードが格段に速くなります。
そこで、そんな「しつけのやり方」をわかりやすくDVDにまとめました。
柴田メソッド流しつけの方法です。タイトルは
「しつけは、子供に考えさせるのがコツ」
「しつけの方法」は、テキストにもわかりやすく書いていますが"百聞は一見に如かず"です。
生の声で聴くと、よりスムーズに身についていきます。
さっそく、そのDVDを見た感想を頂いています。少し、ご紹介しますね。
こんばんは。DVD届きました。ありがとうございます。早速拝見しました。
こちらは、一歳息子の、育児をする私たちにとり、知っておきたい事が、満載でした。
テキストと、合わせて繰り返し勉強、実践したいと思います。
柴田さん、こんにちは♪○○です。DVD見ました!!
「我慢を育てる」が足りていないと感じました。
チビは私と2人のときは基本的に癇癪やイヤイヤをあまり起こしませんが、パパが居るとワガママ全開になります。
それに、お出掛けをした時にトミカの玩具があるお店に行くと、毎回必ず一台買ってしまいます!!
これがワガママを助長していたんだと思いました(^-^;)
パパはまだ見てないので、一緒に見ながら親の私たちから直してチビと接していこうと思います。
DVDさっそく夫婦で見ています。要点がすごく分かりやすくて、ほんとに買ってよかったです。
柴田さん、こんばんは。○○です。
しつけのDVD、毎晩少しずつですが息子が寝てから睡魔や家事と闘いつつ(^^;;ようやく見終わりました。
以前、歯磨きについてアドバイス頂いたのですが、歌を歌いながらの歯磨き1週間程で効果は薄れてしまいました。
しかし、DVDにあった歯を磨かせる、実践しました。
息子なりに歯磨きというものがどういうものなのか理解したようで、怖さがだいぶ薄れたようです。
ありがとうございました。
相談mailや歯磨き添付ファイルには書いてないことが、DVDには、まだまだありました。
柴田さんの引き出しの多さに、とても頼もしさを感じます。これからも宜しくお願い致します。
私のやり方もめちゃめちゃです。ほめたり怒ったり、けなしたり励ましたり。
子供にとっては混乱のもとですね。イライラの悪循環です。
DVDは、そういう意味でも、自分の育児の見直しにもなって、本当に良かったです。
本とは違って、実際のお子さんの話を聞けたし、それに対する的確な答えがあって、自分に当てはめやすいですね!
主人と、息子が寝てから二日に分けて見ました♪見たというか、半ば強制ですが(笑)
凄く、わかりやすく納得してました。
それ以来、主人の息子に対しても接し方が、良い風に変わりましたね。
前は、お義母さんの生き写しのような接し方でした。
言う事を聞かせるのには、時には暴力も必要とか、息子の言う事は、はいはい聞いたり、わがままさせ放題やったり、大きい声で『こらーーーー』って怒ったり…。
それが、全部が無くなりました。
柴田さん こんばんは ○○子です。
…中略…
昨日、送って頂いたDVDをようやく全て見終わりました。
夫は、忙しくてDVD見る余裕が無いので、私が要点をまとめて夫に説明し、さらには紙に書いていつも見える所に貼るつもりです(夫はかなりの忘れん坊なので(^^;)。
私達は、娘に基本として、
・ 目標に向かって努力できる
・ 素直で根性のある人
に育ってほしいと願っているのですが、DVDを見て「これは、まさにその方法だ!!」と思いました。
漠然と手探り状態で考えていたことが、明確な手段として知ることが出来たのが何より嬉しかったです。
ありがとうございます。 このDVDをご夫婦で見て頂いている方が多いようです。
テキストならば、一人で読みます。
なかなかご主人と二人で一緒にテキストを読んで、感想を言い合うということはありませんよね。
「テキストには、確かこんなときはこうすると書いてあったよな」
などという会話はあります。
でも、リアルタイムで育児の信念を共有できるのは、やはり生の声を聴きながら、見ながらのほうが早いでしょう。
「そうよね。こんな時に、次からはこういう言い方をするといいわね」
「僕もそう思うよ。今までこんなことは言っていなかったからね」
などと、すぐに実践に移すことができます。
そして、両親が同じ「信念」を持って、お子様を育てることで、お子様は安心して「正しい道」を理解していくのです。
テキストを持っているあなたは、より深く育児の「信念」を身に着けられるでしょう。
テキストを、持っていないあなたは、「育児とは、こうすればいいんだ」「難しく考えすぎていたわ」と安心感が出てくるでしょう。
また、じぃじ、ばぁばとも一緒に学ぶこともできます。「しつけ」に対する考え方を、家族で共有することが出来るようになります。
あなたの育児を今以上に楽しむためのDVDです。
今年の悩みは、今年のうちに解消しましょう。そして、年内に、育児を楽しむコツを身に着けて下さい。
年明けには、一家団欒で笑顔いっぱいでおせちを味わいましょう。
あなたに育児の「信念」を身に着けて頂くために、大サービスです。
いろいろと「しつけ」に関する本は、出ていますが、何冊も買う必要はありません。
このDVD一本で、しつけのコツが見に来ます。
「しつけは、子供に考えさせるのがコツ」
さて、お値段です。
他の幼児教育関係のDVDが1万円以上するのが当たり前です。(ちなみに、有名なディズニーの英語システムは60万円だそうです)
このDVDも定価は10,800円ですが、今回は…
半額以下の大サービスです!
たったの5,120円でご購入いただけます。
その上、手数料もタダ!送料もタダ!です。
もちろん、消費税8%もコミのお値段です!
さあ、楽しい育児を始めましょう!!
DVD「しつけは考えさせるのがコツ」