不都合な真相と向き合い、コントロールできることに集中する | 心意気から始める経営改革のススメ

心意気から始める経営改革のススメ

感情と紐づき、その人を突き動かす原動力である「心意気」を言葉にし、売上アップや人材育成に活かす「心意気経営」。「孤立無援」の状況を個性が立って応援される「個立応援」に変えることで、一人ひとりが自然体で成長し、真価を発揮する世界を目指します。

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

 

 

予想外、想定外、意外・・・。

 

思ってもみなかったことが起きる時、使われる言葉です。

 

しかし、このような時、後から振り返ってみると、その予兆萌芽が出ていることがあります。

 

 

今回のアメリカ大統領選挙で言えば、

 

本来であれば圧倒的大差で勝利してもおかしくない正統派の候補

 

 

スキャンダルが多発して、早い段階で消えてしまってもおかしくない異端の候補

 

が、事前の調査で接戦になっている時点で「もしかしたら」ということはある程度は予想できたはずです。

 

 

けれども、多くの人にとって不都合な真相からは目を背けたいという気持ちになるのはよくあることです。

 

今回の予想外の結果で、株価や為替が乱高下しましたが、おそらく「もしかしたら」を念頭においていた人はそれを踏まえて行動していたはずです。

 

 

引き寄せの法則をベースに「こうあってほしくない事実は一切考えない」という人もおられるかもしれません。

 

しかし、自分にとって不都合な事実であっても起こるこ時には起こりえます。

 

 

こうなってほしくない事態を予想して、自分自身ではコントロールできないことまであれこれ考えても仕方がありません。

 

一方で、こうあってほしくない事態を予想して、自分自身でコントロールできることはやっておくことは、経営者としては欠かせないポイントです。

プランAでなければ、すぐにプランBに移行する。

 

この世に絶対はなく、変化に備えることは生き続けるための必要条件です。

 

 

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「人は見たいと思う現実しか見ない」のが古代ローマ時代から変わらない人間の本質です。