スイッチバック思考経営塾

スイッチバック思考で、あらゆるノイズを除いて、不安を成果に切り換える。中小企業の戦略参謀として、業務フローの改善点を見つけ、会社の価値を着実に積み上げていきます。成長支援部作りコンサルタント 岩井徹朗

NEW !
テーマ:

成長支援部作りコンサルタントの岩井徹朗です。


「成功報酬型なので、持ち出しが発生するんです」

資金繰り相談の際、相談に来られた方から最初に出た言葉です。

本来、在庫を持つご商売ではないので、「どうして持ち出しが起きるのかなあ・・・?」と思ってよくよくお話をお聞きすると、仕事の中で一部外注に回さざるを得ないものがあり、その部分の費用も後からお金をもらうというパターンになっていたのです。


相手との力関係や仕事の性質上、売上が決まった金額ではなく、
・毎月売上の5%を報酬としてもらう
・削減した費用の30%が入ってくる
というケースがあります。

取引先にとっては、数字が出たら、その中から払うという点でメリットがあり、当方にとっても、頑張ればより多くの売上が上がるという点でインセンティブが湧きます。


しかし、このような成功報酬型の場合、成果が出るまでの間にも出ていくお金があります。

給料や事務所の家賃といった毎月の固定費の他、商品を使ってサービスを行う場合には、その原材料費や製作費がかかります。


もちろん、他に安定収入があったり、手元に多くのお金があったりして、成果が出るまでの資金繰りが大丈夫といった先は問題ありません。

けれども、「資金繰りが厳しいんです」と相談に来られる会社の多くは、本来費用の立替えは難しい状況なのに、構造的にお金が足りなくなる取引をメインに行っています


一方で、お金がきちんと回っている会社は
・一部を着手金や前金でもらう
・原則として外注先への支払いは売上入金があった後にしている
など、自社の企業体力に合わせて、お金の先出しを極力減らす工夫をされています。


もちろん、取引先との関係によって、自社の思い通りの入金条件や支払条件が実現できる訳ではありません。

しかし、今行っている取引条件が資金繰りの改善に寄与しないものであれば、その取引を長くは続けられないため、結果的には取引先にも迷惑をかけることにもつながっていきます。


まだ資金繰りが安定しない段階で、中小企業が販売先や仕入先、外注先など、すべての取引先に対して、「いい顔をする」のは所詮無理な話。

この点、へたに遠慮せず、もう少し「自己主張」してもいいのではと感じます。
 

 

関連するキャッシュフロー経営実践講座

↓ ↓ ↓

賃上げに際して経営者に求められる3つの要素

 

たとえケチだと思われても、できない時はできないと決断することが大事です。

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)