お客様に選ばれる理由は紙一重の差 | 心意気から始める経営改革のススメ

心意気から始める経営改革のススメ

感情と紐づき、その人を突き動かす原動力である「心意気」を言葉にし、売上アップや人材育成に活かす「心意気経営」。「孤立無援」の状況を個性が立って応援される「個立応援」に変えることで、一人ひとりが自然体で成長し、真価を発揮する世界を目指します。

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。


セミナー終了後、懇親会をやろうと思って、お店を探していた時のことです。

条件は以下の3つです。

・セミナー会場が恵比寿なので、場所は恵比寿駅近辺
・予算は1人4,000円と設定
・セミナーは16時30分に終了予定のため、スタートは17時頃


まず、恵比寿に勤めている友人の情報や、ぐるなび等で検索した情報を基に5軒をピックアップ。

ただし、ご参加いただく人数は最終的に当日に確定するので、人数の変更に柔軟に対応してくれるかどうかも気になるところです。


そこで、いくつかのお店に電話してみました。

お店の雰囲気がよさそうな順番に3つほどかけたのですが、3店舗ともこちらの希望条件は全てクリアできました。


さて、実はその3店舗の中でもあるお店に決めたのですが、その決め手となったのは、・・・

電話での対応

でした。


一度行ったことがあるとか、既に利用した実績がある場合は別にして、初めて何かを買ったり、使ったりする場合、お客様が希望する条件を満たす会社はいくつもあります。

しかし、実際にB社ではなくて、A社が選ばれるのは、ほんのちょっとした差の違いだったりします。


先日お店に電話した際にも、

・電話に出た人の声のトーン
・こちらの要望事項に対する回答の仕方
・先方からの情報提供

などが三者三様でした。

実は、最初に電話をかけたお店の対応が一番ぶっきらぼうだったのです。


たまたま、電話に出た人がそうだったのか、いつもそのような対応なのかは分かりませんが、紙一重の差で選ばれないこともあるというのは、ある意味非常に怖いところ。

他山の石としたいと思います。


なお、「自信はあるけど売上に直結していない…」という商品があるなら、「看板商品をつくるプロセスが間違っている」可能性があります。

思い入れのある商品に限って、売っている本人にはなかなか見えません。


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紙一重の差は意外なところにあります。そして、看板商品は最初から存在するものではなく、紙一重の差を埋めながら大切に育てていくものです。