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為替相場情報

先週のドル円相場ですが、強気が多かったのですが相場自体は小安く推移しました。

米国での金融不安や景気指標の悪化を受け、米株価は3ヶ月振りに12000ドルを割り込みました。
ドル円も週明けの108.57円を高値として週末の107.19円までジリ安の展開でした。

しかし、これだけ株価が下げても大きくドル円が下げないのは底堅いともいえます。

今週はチャートでは108.50円が大きな壁となっており、これを抜ければ110円を目標に、抜けないようであれば106円か割れあたりまでの調整もありそうです。106円に108.50円にストップを入れての逆張りと見ております。

今週25日のFOMCでは、金利は据え置きだと思われます。
声明文でもインフレ警戒内容と思われますが、最近の発言内容を踏襲したものであると材料にはなり難く、原油や株価の動きに重点を置いた動きになりそうです。

今週の為替相場は、FOMCに焦点が集まりそうです。

FOMCでは据え置きが予想されていますが、声明文でインフレ・リスクに重きをおく内容になれば、ドルが買われやすくなり、米経済に対して予想以上に懸念を示せば、ドルが売られる可能性がありそうです。

ただ、ドルを売り込むには、米当局の介入示唆発言があったことから、ドルの下値は限定的な気がします。

一方で、本日発行したメルマガにも書きましたが、22日に、サウジアラビアで産油国と消費国のためのサミットが行われており、週明けの原油相場は下向きの圧力がかかることが予想されています。

原油価格の下落は、株価を押し上げ、結果としてドル買いの地合いが強まる一方で、円が売られやすくなりそうです。

ただ、今回のサミットで具体な対応策が示されなかった場合、投機筋の買い戻し圧力がつよまる可能性があります。

また、原油相場が下落したとしても、現在の水準か1バレル100ドルを切る水準まで急落するとは思えず、インフレ・リスクは、当面、残ることが予想されます。

日本は、夏のボーナス時期を迎え、外貨建て投資信託への投資の勢いが強まれば、さらに円売り圧力がかかることも予想されそうです。

本物のFXサヤ取り

東京市場の為替は週末の流れを引き継ぎ、円高気味でスタートしています。
目先は107円を維持出来るかどうかの展開となりそうな気がします。

さて本日の相場は、どの通貨も強い方向感が出ています!
ユーロやポンドはグイグイッと上昇していますね

「中銀は物価安定を維持するために必要であれば、最終的には行動すべき」
とビーニスマギECB専務理事の発言もユーロ上昇をサポートする形に。

また、米格付け会社ムーディーズが資本調達能力の低下などを理由に
米・大手金融保証会社を格下げをしたことがドル売り材料となっているようです



[現在のポジション]
GBP/JPY買い 50万 211.81円(6/20)
USD/JPY売り 50万 107.17円(6/20) 




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為替相場について

巨大な通貨マーケットは、一般個人には理解困難な市場ですが、情況を細かく分類して簡単な表現で説明すれば、一般個人にも外国為替マーケットのことがお分かりいただき、金融のしくみである外国為替市場を将来の投資にご利用いただけるでしょう。


意識していないかもしれませんが、誰もが、外国為替マーケットと無関係ではありません。あなたのポケットにお金が入っていることは、通貨の投資者であることを意味し、日本円を持っていれば、日本円の投資者ということになります。日本円を財布や銀行預金として持っていれば、また、株式や債券などを日本円で持っていれば、日本円の投資者ということになります。

日本円だけを持っている人は、日本円以外のその他の国の通貨は持たないという選択をしたことになります。株式、債券、銀行預金、その他の投資は、その通貨の価値に依存した投資になります。日本円の場合は日本円の価値に依存します。日本円の価値は上がったり下がったりしますから、為替レートの変動によって、あなたの投資ポートフォリオの価値は変化したことになり、それだけあなたの財産状態は変化したことになります。このことを考えれば、抜け目のない投資者の多くが、流動性の大きな外国為替マーケットを利用して、為替レートの変動を自己の有利に利用して通貨を取引し、利益を上げても驚くにはあたりません。

外国為替マーケットは、その始めから種々の変化を経験してきました。長い間、米国とその同盟国は、ブレトン・ウッズ協定の下に、通貨交換レートを各国の所有する金の量に関連づけたシステムを維持してきましたが、1971年夏、ニクソン大統領が金保有量との関連をやめ、変動為替レートが始まりました。現在では、ある通貨の需要と供給、または相対的な価値が為替レートを決定する原動力になっています。共産主義の崩壊、アジア経済やラテン・アメリカ経済の劇的な成長など、障害の排除や機会の増大が投資家への新しいチャンスを創り出しています。

貿易や外国投資の増大によって、すべての国の経済が益々相互関係を持つようになりました。インフレーションや失業率、更には、突然のニュース、自然災害、政治的不安定など、定期的に発表される世界中の経済指標等が、ある通貨を保有することの価値を変化させ、その通貨の国際的需要・供給に影響を与えます。従って、米国ドルに例を取れば、世界の通貨に対して米国ドルは絶えず変動しています。今日くもの巣のように広がった世界貿易やその結果変動する為替レートがもたらした世界最大のマーケット、それが、外国為替のマーケットです。巨大なマーケットが作った、最も効率的で公平かつ流動的なマーケットです。


チャート分析で大きく儲ける!

基本的技術的な分析を行えば、個人投資家も米国ドルまたはその他の主要通貨に対する特定の通貨を売り買いして大きな潜在利益を得ることが可能です。最も頻繁に取引される通貨すなわち主要通貨は、政府が安定しており、低いインフレーションを目標にしている信頼すべき中央銀行を持った国の通貨です。頻繁に取引される通貨は、米国ドルの外、日本円、英国ポンド、スイス・フラン、新しいユーロであるが、ユーロが最も流動的です。この点、規制が強く事実以上固定に近いような「エキゾティック通貨」とは異なります。政治的不安定や経済の混乱している国や、通貨量を拡大して経済に刺激を与え、通貨の価値を下げて輸出を増やそうとするような国は、通常相対的に高いインフレとなり通貨が弱くなります。ある通貨が上昇していても下降していても、トレーダーは、(価値の上がると予想される)ある通貨を他の通貨で買ったり、(価値の下がると予想される)ある通貨を他の通貨で売ったりして、利益を上げることができます。


値上がり待ちポジションでは、トレーダーはある価格で通貨を買い、後日高い価格で売ることを目指すものです。反対に、空売りポジションでは、トレーダーは値下がりすると予想する通貨を売り、その通貨を後日低い値段で買い戻します。発生する経済的政治的事件に対応して売り買いするのは、対応的であり、事件などを予想して売り買いするのは、投機的な思惑取引です。外為取引の大部分は、通貨価格の方向を予想する市場参加者によって創り出されています。通常、ある通貨の他の通貨に対する価値は、他の主要国経済と比較したその国の経済情況を反映したものと言えます。



外貨取引は、参加者に24時間のマーケット・アクセスを提供する全地球的継続マーケットです。週末の短い期間、取引が行われないだけです。外国為替取引は他のマーケットに比べて最も流動的なマーケットですが、国際取引であり24時間取引が行われていることもあって、特定通貨の取引には、一日の中の時間帯が流動性に直接影響を与えることがあります。主なディーリング・センターと時間帯は、シドニー、東京、ロンドン、ニューヨークのものです。従って、トレーダーは、どこでトレーディングが行われているかを考慮しなければなりません。最近の国際金融業界では、いつ、どこでおこる事柄でも、投資家の一部または全部に影響を与えるからです。さらに、スポット・マーケットの取引であっても、時差の影響は二日間の清算期間に及ぶからです。外為市場の24時間活動は、参加者をそれだけ惹きつける要因になっています。



優秀なトレーダーは、取引開始前に、技術的な分析と基本的な分析を行います。基本的な分析とは、世界のニュースを見守ること、特にある通貨の市場価格を動かしそうな変動要因、例えば、金融・財政政策、政治状況、トレードのパターン、経済指標(GDP, CPI, PPIなど)、金利、インフレーション、失業率等をよく研究することです。通貨の背後にある政府の支持体制能力に対する信頼性も、通貨価格に影響を与えます。中央銀行は、しばしば、心地よいと思う外為交換レート幅にマーケットを強制的に誘導するための効果的手段として介入を行います。1980年代以降外為市場で劇的にポピュラーになった技術的分析には、売り買いの機会を追跡・発見するためのコンピュータによるチャート作成、傾向線の利用、サポート・レベルと反発レベル、反転、その他いろいろなパターンや分析があります。過去の長い歴史の中で、通貨には、投資家に利益機会を与えるようないろいろな傾向やパターンがあることを示しています。



保守的な態度を取るか、リスクをとって挑戦するような方法を取るかは、トレーダーの選択次第です。保守的なアプローチを取れば、トレーダーは、リスク管理のためのリミット・オーダーやストップ・オーダーの手法を使って、価格の小幅な動きでも機会を見て早急にまた効率的にポジションを確立し利益を取ることも可能です。リミット・オーダーは、マーケットがある価格レベルに達したら直ぐにポジションを確保するために使う方法です。ストップ・ポジションは、特定のトレードで潜在損失をある一定限度に抑えるために、選択した価格レベルで自動的にポジションを確定する方法です。技術的な価格維持レベルと上値抵抗線を考慮して注文を出すことにより、トレーダーは、日々発生する小幅の価格変動からインクリメンタルな利益を得ることも可能です。