胸に秘める想いはコトバにして伝えないと何も考えていない人と思われる | 【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

【出口貴章(ターキー)のブログ】喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

CHANGE TALK,CHANGE LIFE
「話し方を変えたければ生き方を変えろ」
一般社団法人日本フリートーク協会代表理事
現役ラジオDJ
もっと自由に、もっと自分らしく、もっと自信を持って
小手先の技術(やり方)ではなくあり方にこだわって欲しい

まずは具現化!

全国店内エンターテインメント化計画

経営者の思いと情熱を放送でカタチに!
顧客とスタッフを熱狂的ファンに変える
"ラジオ番組"と"店内放送"制作の指南役
ファン増殖放送コンサルタントTURKEYです

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第5回京の公共人材大賞
最終選考・プレゼンテーション大会

オブザーバーとしての参加

京都府内において
産官学NPOなどの壁を乗り越え
課題解決のために頑張る人材を表彰
そのための最終プレゼンテーション

ボクとは少し異なるフィールド
今まであまり触れなかった分野
新しいところから刺激をもらう
そんな目的で一人で参加しました

場所はここ

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重要文化財
京都府庁旧本館の旧議場
重厚な雰囲気でプレゼンテーション
それはそれで羨ましいよね

ファイナリストは計11人
《一般個人の部》から8人
《学生プロジェクトの部》からは3人
持ち時間7分の心を込めたプレゼン

ファイナリストの皆さん
今日はお疲れさまでした

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丸山桂さん》

京都府北部丹後地方の若者減少
これを「広がり」と捉える発想
「過疎化」というとマイナス
新しい価値観を貰った気がします

《ブラッキー中島隆章さん》

美山サイクルロードレース
自転車だからこそ満喫できる美山町
美山を自転車の聖地にしたい思い
その一方で抱える地域の課題と限界

《廣瀬稔さん》

京都府八木町にある吉富
141年の歴史に幕を閉じる小学校
子供がいなくなりつつある問題
地域が直面する過疎化への防止策

《小島雅子さん》

シングルマザーとして経験した苦悩
それを解決すべく一念発起した起業
お母さんの働き方を根本から見直す
実現に向けて取り組んでいる活動

《東田一馬さん》

映像を見せて説得力あるプレゼン
京都府常吉にある村営百貨店が閉店
しかし買い物弱者のために再興
東奔西走して見えた未来と課題

《水船次男さん》

NPO法人「京・ものづくり塾和らいふ」
京都の伝統産業を支える職人の減少
技術継承が進まないのと後継者不足
苦悩の渦中で取り組む渾身の活動

《山下丈太さん》

京都府相楽郡和束町の取り組み
お茶農家を支える援農プロジェクト
「ワヅカナジカンプロジェクト」
総人口は減少しても本気人口は増加

《森本隆さん》

「籠城マット」という防災商品を開発
東日本大震災以来防災を考え続けた
防災はバーベキューと相性がいい
楽しみながらの防災ノウハウを伝授

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学生プロジェクトの部から

《西野愛菜さん》

京都の職人を紹介する小冊子
「想いのしおり」を発行
祖父母がしていた糸繰りの仕事
作り手と受け手を紡ぐという使命

《PHAREーファーレ》

キャパス型新鮮野菜の移動キッチン
自身も含めた大学生の食の崩壊を憂う
京都上賀茂地域の野菜を朝に仕入れ
当日中に学生へ自転車で手渡す活動
(お名前聞きそびれました!)

《橋本和明さん》

本当の豊かさを「村」からヒント
創るときは当然想いが込もる
だから売るときも想いを込める
「村る」という小冊子に込めた思い

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まずはコトバにしないと!

正直言うと…
プレゼンのクオリティは全然高くない
それをつっこむと仕事柄キリがない
でも本質はそこやないように思えた

想いや考えをコトバにする
そしてそれをカタチにする
まずはそこからやなと思いました
トークスキルはその次ですわ

コトバにしない
カタチにもしない
それは伝えてないということ
てことは相手に伝わるはずがない

つまり

なーんも考えてない

というのと同じ

佐藤一斎の「言志四録」の一節
こんな記述があります

心の官はすなわち思うなり
思うの字はただこれ工夫の字のみ
思えばすなわちいよいよ精明に
いよいよ篤実なり
その篤実なるよりしてこれを行といい
その精明なるよりしてこれを知という
知行は一の思うの字に帰す
(『言志後録』28条)

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「知行合一」(ちこうごういつ)

言わないということは思ってない

反対に

思ってないから言えない

「いやいや、そんなことないよ!」
「待ってよ!ちゃんと思ってるよ!」
「ただ単に口下手なだけやって!」

そういう言い訳をすること
その時点でもうアウトなわけです
少なくとも今日のファイナリスト
とんでもなく口下手でしたよ

でも

自分はこれをしてきた
自分はこれからこうしていきたい
自分はこんな思いで取り組んでる

これをコトバにしていた
口下手でもコトバにしていた
自分と真摯に向き合って具現化した
まずはそこからなんです

口下手

それで言い訳してませんか?
逃げようとしていませんか?

強く思うからこそ言葉が冴える
言葉にしたからこそ行動が伴う

佐藤一斎
彼はそれが言いたいのではないかな
口下手で言い訳してるぐらいなら
その思いは本気ではないということ

必要なのは少しの勇気
そして少しのコトバ

拙くてもいい
とにかく伝えようと言葉を紡ぐ
そこから始めませんか?
上手い下手なんか置いといて

もっと

もっと…

もっと強く思い感じてください

コトバはそこから生まれます

今日のファイナリストの皆さん
大切なことを教えていただきました
今後も発信することをやめないで
自分が思うコトバを紡いでくださいね

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