お客さんの目線
あなたの店舗とお客様を放送でつなぐ!
顧客をファンに変える番組製作の指南役
"ファンを増やす放送コンサルタント"
ラジオパーソナリティのTURKEYです
しっとり雨情の奈良公園
鹿
鹿
コンサート会場
アナウンスのお仕事でした
春日大社
第六十次式年造替奉祝
第一回春日野音楽祭
さだまさし飛火野ライヴ
。。。
読めない?
かすがたいしゃ
だいろくじゅうじ
しきねんぞうたいほうしゅく
だいいっかいかすがのおんがくさい
とーくがおもしろいおじさん
とびひのらいぶ
早口言葉みたいでしょ?
これを何回も何回もアナウンス
そこはプロのなせるわざ
さすがのターキーさん!
開演までの影アナでのご案内
終演後の規制退場アナウンス
荘厳な雰囲気に合わせた声
謹んで仕事をさせて頂きました
特に終演後の規制退場アナウンス
これはステージの上で行います
4000人の前で話をするのは圧巻です
サマソニのMCを思い出しました
ところが
この規制退場アナウンス
ちょっと勇気がいるお仕事
嫌われ役にならなきゃならんのです
なぜか?
早く帰りたいお客さん
そんな方々に待ったをかける
「もう!早く帰りたいねん!」
そんな視線の集中砲火を浴びます
ボクも浴びせてました
ドーム級の大規模ライヴ
集まるお客さんも万単位になる
終演後一気に人が出入口へ殺到
深刻な事故に繋がる可能性が高い
それを避けるための規制退場
会場をいくつかのブロックに分割
座席番号を元にして順番にご案内する
会場内外の混雑緩和や事故防止が目的
規制退場アナウンス
コメントでこんな内容が多い
「出入口に多くの人が殺到します
事故や怪我の原因にもなります
それを防止するための規制退場です
お急ぎのところ申し訳ございません
ご協力よろしくお願いいたします」
辟易するのはこのコメントの連呼
分かっとるっちゅうねん!
なんべんも言わんでええっちゅうねん!
さっきから何回も何回も同じことを!
実は気付いてましたか?
冷たく痛い視線の集中砲火
規制退場そのものに対してではなく
ほとんどがこれに対してだと気付いた
規制退場のアナウンス
ボクはどうお伝えしたか
あくまでボクの場合です
ちなみにこのコメントのあと
会場で大きな笑いが起きました
「ただいまから規制退場となります
皆さんが今抱いているライヴの思い出
そのままの形でお持ち帰り頂きたい
最高の思い出を
最高のままで今夜眠って頂きたいのです
家に着くまで
さだまさしさんのライヴです
皆さんにちょっと意地悪をしよう
決してそんなつもりはありませんから
どうかまずはお席にお座りください」
すると
ほぼ全員の方が笑顔で座られた
事故防止
怪我防止
そんなことは一切言わない
だってお客様のゴールはそれじゃない
思い出の形そのままで今夜眠ること
なぜ事故を防ぐ必要があるのか?
なぜ怪我をしてはいけないのか?
それには必ず理由がある
その理由を伝えることが効果的
規制退場なのに和やかな雰囲気
我先にと急ぐ自分勝手な人もいない
むしろ規制退場を楽しんでる
そんな雰囲気に包まれた
そのうえ
わざわざステージ前まで来て
「ありがとう」と言って帰られる方
わざわざステージ前まで来て
ボクの写真を撮って帰られる方
わざわざ遠くのほうから
「さよならぁ!」と手を振る方
ボクの横にいたディレクター
彼までもが笑って仕事をしていた
言葉で印象は変わる
「事故防止、怪我防止」
「事故」「怪我」
「申し訳ございません」
ネガティブな言葉を出来るだけ避けた
反対に
「最高の思い出をそのままに」
「最高」
ポジティブな言葉を使う
何よりお客様の目線になっている
これだけでも印象は変わるはず
規制退場アナウンスのみならず
日常生活や営業活動でも同じ
そう思いませんか?
「この人の言うことなら」
媚びるようにネガティブな言葉で伝える人
未来を描いてポジティブな言葉で伝える人
言ってる内容が信じれられるのは?
この人の言うことなら!
そう思える人はどちらでしょう?
答えは言わずもがなです
口にする言葉
あなたの印象を決める要素のひとつ
好感度をあげたいなら
言うことを聞いて欲しいなら
前向きな言葉を使おう
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