経営者の思いと情熱を放送でカタチにする
顧客をファンに変える番組製作の指南役
"ファン増殖放送コンサルタント"
ラジオパーソナリティのTURKEYです
専門学校の卒業生
嬉しい知らせが届いた
7月からBS12で放送されるドラマ
レギュラー出演が決まったという
在学中の彼はホンマに不器用
ただただそんな印象しかない
実力はあるのに空回りしてしまう
なかなか結果に繋がっていかない
何度も何度も悩みを相談された
「オーディション受けるとね
ボクより下手なヤツが決まる
なんか納得いかないですよね…
もうホンマにイヤになりますわぁ…」
彼の目には涙が溢れてました
そのたびに…
「よぉー分かるわぁ!!!」
ボクも少なからず
身に覚えがあること
でもそんな彼にいつも言うてました
「決まったヤツを素直に祝えるか
"良かったやないか!"って言えるか
その余裕が持てるようになれば
必ずお前に出番が回ってくるはずや」
彼が言ってた言葉
いつも引っ掛かってたフレーズ
「ボクより下手なヤツが決まる」
そう
自分の方が上だと考えること
なかなか結果に繋がらない
その要因はこれだと思っていた
ボクがディレクターをするラジオ番組
DJオーディションを受けにきたことも
でも心を鬼にして残念な結果を下した
そんなこともあった
そんな男
ドラマの俳優にレギュラー出演
心の底から嬉しかった
本当に手を叩いてボクも喜んだ
ライバルに先を越される
これほど辛いものはない
焦燥感
絶望と羨望
自己嫌悪
嫉妬
負の感情のオンパレード
特にボクのような仕事を目指す若者
少なからず誰でも経験をすること
正直言うと今もそう
こんな気持ちが頭を擡げてくる
そんな時もやっぱりあるよ
ボクかて人間やもん
でもこんな気持ち
何も生まれない
前にも進めない
それはよく分かっている
それは人間として当然の感情
決して悪い感情ではない
そういう気持ちを持つこと
自分を奮い立たせることもある
でもね
気を付けて欲しいことがあるねん
自分のペースを乱すな
ライバルの存在
負けたくないって気持ち
成長を続ける上で必要不可欠
でもただ単に
競争相手としてだけで考えないこと
自分を苦しめる
自己嫌悪に陥れる要因にもなる
だから人は人
自分は自分
都合良く考えておけばいい
でも実際そうなんやから
この先の事を考えると不安になる
この先の事を考えると焦ってしまう
この先の事を考えるとネガティブになる
最後に行き着く先は自己嫌悪と絶望
そんな時
ボクがいつも肝に命じていた言葉
ここでも何度か登場した言葉
『一灯提げて暗夜を行く
暗夜を憂うること勿れ
只だ一灯を頼め』
『言志四録』佐藤一斎
とにかく集中すべきは今
全力を尽くすのは今この時
周りを気にしなくていい
ただ自分のことを信じて
今の連続が確実に未来を変える
だからこそ今をしっかり生きること
君は君のままで大丈夫や
大丈夫や!
勝負は今やないんや
だから…
笑おうな
だから…
笑おうな