デジタルビートを放って、ピコピコと展開するシングルナンバー。Bメロでガツンとロックな味を出してサビで一気にデジロックモードに突入。淡々とする部分と激しさを出すパート、このギャップがいい味を出すんだな。そして、大サビに入ったところの、この高揚感がもうね、たまらないんですよ。
メンバーのコーラスも手伝って、壮大感がハンパない。これがサカナクションの到達した音楽の世界なんだな。
M-2「映画」
オープニングに雑踏だったり、生活音なSEを加えては、臨場感を生み出すナンバー。しかも、バイノーラル方式での録音ということで、ヘッドフォンやイヤフォンで聞くと、より臨場感を出してくるわけだ。淡々としたブレイクビーツをバックに、まるでデモテープのような雰囲気。
シングルとアルバムでは若干歌詞が違っているところにも注目。