Discozone/The O Zone
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モルドバ出身の3人組、O-ZONEの世界で大ヒットを記録したアルバム。まさか、このご時勢でレトロなディスコティークなサウンドを軸としたダンスポップチューンが詰まっているとはね。逆に注目を集めたわけだ。
特に、シングルとして大ヒットを記録した「Dragostea Din Tei」は、「マイアヒー」や「ノマノマイェイ」と奇妙なフレーズが頭の中を駆け巡るくらいに、電波ソングよろしく、世界中に拡散して行ったわけでして。キャッチーなメロディと懐かしサウンドが加わって、なるほど、これはヒットするわけだよね。
ルーマニア語で歌われているところもポイントで、聴きなれていない言葉だからこそ、その言葉1つ1つに耳が行くんだよね。O-ZONE3人の個性溢れるヴォーカルも武器に、快進撃が続く。
と思いきや、グループ内でゴタゴタがあった模様で、このアルバムをもってO-ZONEとして活動が終わってしまったのはもったいない。
日本盤は、言わずもがな、例の問題で総スカンを食らったエイベックス。確かに、そういう方法は1つの売り方としてあるかもしれないけれども、なんだかO-ZONEとしてもう少し、前に出してあげても良かったのでは。ボーナストラックの3曲のリミックスはいいんだけれども。