運がいいとか悪いとか | B級パラダイス

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健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

先日の雨は酷かったですね。皆さん、大丈夫でしたか?

2日金曜は電車が止まるのでは?と判断して自主的に「もう帰るぜ!」と16時には会社を出て、既に遅れが出ていた電車に乗ったものの、
最寄り駅の手前で電車がストップ。降りる最寄り駅のさらに西のあたりでの雨が酷く(どうやら停電もあった模様)赤信号で出発できず、結局30分ほど止まって、ようやく動き出したものの、浜松行きだったのが私の最寄り駅止まりに変更に。これだけでもラッキーなのだが、その後の電車はなんと運休になり、まさにギリギリでありました。
我ながら悪運が強いものよなあと思った次第(笑)

悪運と言えば御袋がそんな感じで(笑)。
前の記事の通りどうにも「年齢による物忘れ」の域を越えてまして(苦笑)。鍋に火をつけたまま焦がすことももう数回。冷蔵庫もチェックせず同じものを買ったり、「私はしっかりやっている」と自負する仏壇周りのことも、お供えしてある果物等がいつまでも置いてあるので腐ったりと、まあ、笑い話で済むようなこともあまりに重なり悩ましいのなんの。

「忘れるんだったらメモしろよ」とメモ帳買ってきても書かないし、何より物忘れ以上に、未だに何かというと仏壇の前で涙ぐむのがたまらず、親父のことを想うのはもちろん否定しないが、いまだにそこから一歩も出ずに新しいことをしない(気力がわかない)のが、認知もさることながら鬱も発症しているのではと気が気じゃなくて

物忘れの開き直りにこちらもつい言葉を荒げてしまったりが4月に戻って以来何度もあったのですが、GWは「もうお父さんのとこに行きたい」などと口走ったので、こちらもカッとなってしまい、せっかく帰省した下の娘の前で御袋の胸倉を掴むなどの愚挙に出てしまって・・・。
泣きながら俺を止める娘に、かみさんや上の娘も駆けつけてと、自己嫌悪で夜眠れなくなったりと色々ありまして。
どうしたら良いのか、思いあぐねて地域の包括ケアセンターに電話で相談したところ、やはり一度きちんと医者に診せることをお勧めします・・・とのアドバイスを受けた次第。

しかしこれがまた母親がガンとして受け付けず、またひとバトル(苦笑)。どうも受診=施設に行かされると思い込んでいるようで。
認知症には怒ってはダメという知識も得たので、ぐっとこらえながら説得&お願い・・・というのが続いて、かみさんや娘たちから「おとーさんのストレスの方が心配」とまで言われたりして(苦笑)。

結局、脳外科ではないものの母親のかかりつけ医に相談して、診察をしていただける返事をもらい、自分の健康診断の結果が最悪だったこともあり(そちらは専門なので)「俺が精密検査をするから一緒に行こう」と誘って、ようやく連れて行けたのが5月の2週目の終わり。

しかし、あれだけバトルした「病院受診」が、かかりつけ医となったことで安心したのか、認知度のテストが30点満点中27点と予想外の高得点。このままでは介護認定は通りそうもないという、いいような悪いような結果となったのでした(苦笑)。

その予想外の結果を踏まえて、また包括ケアセンターに相談し、相談員が点数に現れない普段の状況も察してくれて、自宅に直接訪問してくれたのが3週目。自分も在宅勤務にして立ち会ったけど、多少のつじつまが合わない説明や時系列の混乱はあったものの、丁寧でしっかりした受け答えに終始し、身体的な衰えもなく、日常的なことできているということもあり、まずは様子見と、「予防のため」のリクレーション参加などのデイサービス利用を勧められるという、一番良い形でもあり、ある意味相談前と全く進展しないままの結果に落ち着いたのでした(苦笑)。

とにかく日がな一日ぼーっとしていた母親ですが、ここ数週間のこの動きと、俺の説得に「人と会って話す=刺激を受けること」の重要性に多少なりとも意識が向いたようで。もっとも、まだアクションは起こしてないけど(苦笑)。

まあ一進一退はあるだろうけど、今の生活をキープできること、その時間が長く続くことを目標に、俺の気持ちがささくれないよう、怒らず焦らず、のんびりサポートしていこうと思うのであります。(先日もまた同じものを買ってきたけどねえ・・・)

そんなこんなで昨日4日、俺もまた一つ年を重ね、そういう道に俺もまた着々と進んでいるんだろうなあ・・・とか考えながら、最悪だった検査結果を踏まえ、運まかせにはせず、ケーキも食べず、このところは健康的な食生活を送っているのでありました(笑)。