佐渡の鉄人 魚と肝の炭火焼 登貴 | 板倉あつしの旅ブログ

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1年365日のうち150泊は旅の空。
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さて今回もちょっと早起きして朝8時発の上越新幹線に東京駅から飛び乗りましょう。
約2時間で新潟駅に到着。駅前からタクシーで10分の新潟港から「佐渡汽船」の高速挺ジェットフォイル(宇宙航空技術を駆使したほとんど揺れない超高速挺)で1時間、金山とおけさと朱鷺の島「佐渡」の両津港に到着です。
ココから路線バス(南線)で約40分の真野新町で下車してください。
目指すは佐渡観光協会イチオシの割烹「炭火焼 登貴」
この日お昼に戴いたのは山芋豆腐、鱈肝豆腐、かすべ(エイ)煮付け、朝採り胡瓜の蕗の薹味噌添え、イカゴロ(イカの肝)の塩辛、たっぷりのイカ刺身(ゲソもたっぷり)、カワハギの煮付け(肝付き)、焼きはちめ(メバル)の肝味噌添え、さわら・甘えび・鯛・ブリ・はちめのお造り、平目のムニエル、鮗(コハダの成魚)とホッケのつみれ入り味噌汁、香物とご飯で2500円ですから嬉しい悲鳴です。
一見普通の和食の様ですが見事な創意工夫がなされています。
焼き物はすべて炭火焼き。はちめの炭火焼きに添えられた味噌は肝が練り込まれた絶妙な味付け。
佐渡では昔から焼き魚には味噌を着けながら食べるんだとか。鱈の肝豆腐の淡く優しい口当たり、イカの肝の塩辛の程よい塩加減、カワハギの煮付けの肝だって絶品です。
各地の名店、名旅館で修行を積んだご主人の金杉秀光さんは5年前にこの地に店を構えました。
帰りしなに金杉さんがボソッと一言、えっ?中村孝明氏と一緒に修行してた・・・
料理の鉄人と兄弟弟子って事ですよ。
 旨いかって?「惚れて通えば百里も一里」この諺でお答えましょう!


自由世代旅クラブ

佐渡市真野新町「炭火焼登貴」
金杉夫妻 0259-55-2137



自由世代旅クラブ

全16品(写真には入りきれません)
2500円のコースには脱帽です!