■第4回研修会(16年度最終)は「アド関西講座5」として日本DIY協会と共催で神奈川県から

  の参加者を含め、18名の参加で開催された。近鉄吉野線「吉野神宮駅」に全員集合

  し、DIY関西のスタッフの計らいで5台の車に分乗。まず、①「樽丸 くりやま」樽丸師 大口

  高次さんの工房を訪問。続いて②「北村製箸所」を訪問、昼休みを返上して社長の北村昌

  也さんに製箸ラインを動かしてもらった。次に③「吉野木材協同組合連合会」の「奈良の木

  まつり」 (上市原木市場/吉野杉・檜原木市)を見学した。遅い昼食を全員でとって(そこ

  で自己紹介)、 最後の④「下市 木工舎”市ichi”」の森 幸太郎さんの工房を訪ねた。そ

  して、予定どおり近鉄吉野線の「下市口駅」で解散した。

■今回の研修会に「参加した方の声・感想」を、訪問先ごとに次に紹介する。

 ①「樽丸くりやま」:・作業が大変勉強になった。説明が分かり易かった。数年前の「樽づく 

  り」の研修会とあわせて一環の工程を知ることが出来た。時間がもう少し欲しかった。

  木と会話できる人が見つかった。吉野杉の歴史・特性がよくわかった。後継者の育成・人

  材不足、樽と桶の違い ・・あらためて認識した。

 ②「北村製箸所」:・檜の端材をうまく活用している。箸のありがたさがよくわかった.オート

  マティックの素晴らしさ。たかが箸ではない。無駄のない木材の活用。割り箸の大切さ。

 安価な価格でよく頑張っている。

 

 ③「上市原木市場」:・昔の木場を思い出した。原木の光景がよかった。1日で大量の取引

 

  に感心した。檜の年輪・価格など初物でした。ヘリコプターでの輸送、補助金のしくみなど

 

  が分かった。

 

 ④「下市木工舎”市ichi”」:・杉椅子の座り心地の良さ。木目がよく暖かい印象。杉の香りの

 

  よさ。南京鉋など手作りの工具とても素晴らしかった。吉野杉の特徴がよくわかった。

 

◇以下に状況・雰囲気を写真で紹介する。

 

<1>吉野神宮駅/集合場所:10:30 <2>「樽丸くりやま」大口さんの説明

  

 

<3>原木選定ノウハウの説明   <4>原木の寸切・・イとも簡単に切断!

  

 

<5>年輪の説明           <6>縦割り

  

 

<7>年輪に沿って円弧状に縦割り  <8>樽板状に仕上げ

  

 

<9>箸材料の説明          <10>製箸自動ライン

  

 

<11> 箸の面取り         <12>割を入れる

  

 

<13>上市原木市場・・吉野杉    <14>吉野檜・・・杉と比べ一目/白み

  

 

<15>下市木工舎「市ichi」     <16>手作りの南京鉋など

  

 

<17>杉材を使った椅子       <18>カーブがソフト・・座りごこち・・是非体感を!

  

 

以上:ありがとうございました。

皆様、お疲れ様でした。

 

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◆これからの 「DIYアドバイザー関西」の行事(予定)

「2017年度 定期総会」

 ・5月26日(金) 13:30~17:00

 ・大阪市中央公会堂

 

 (会員へは5月上旬に郵送でご案内します)

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