イントラムロスでお散歩 その1 リザルパークからスタート
セブからマニラに引っ越してきて間もなく3年。
自宅周辺以外を仕事以外で歩き回ることが全くなかったボベと私。そろそろマニラをもっと知ろうかと思い始めました。先日イミグレーションに行った時、イントラムロスに興味を持ったので、週末、歩き回ってみることにしました。
イントラムロスそばにあるリサールパークからスタートすることにしました。
うちからはジプニーと電車(LRT1)を乗り継ぎ、40分ほどで到着。最寄り駅はUnited Nations。パサイ市とマニラ市南北を結ぶTaft Avenue上に駅があり、電車を降りるといきなり車とジプニーの大騒音。
リザルパークまでは駅から1分の距離で、公園内に入ると、今までの騒音が嘘のように静かなゆったりとした空気が流れ始めました。
まず見えてきたのは白い大きな建物。博物館のようです。
でも、興味がないので、スルー。
フィリピンらしくない(と言っては失礼か)、豪華できれいな建物です。
この先には大きな銅像があります。
何の銅像かは、分かりません。案内板がありましたが、銅像周辺は立ち入り禁止になっており、案内板が遠すぎて、何が書いてあるのか全く読めなかったのです。この写真も最大望遠でとっています。周辺にベンチがあるようですが、なぜ立ち入り禁止なのでしょう。修理している様子もなかったですし。フィリピンのやることに合理性や論理性などを求めてはいけません。「そうしたいからする!!」それだけでしょう。はぁ...
ボベにこの銅像は公園名になっているフィリピンの英雄ホセリサールかと聞いてみたのですが、「ホセリサールの時代は洋服を着ており、こんな姿ではない。きっとセブの英雄ラプラプではないか。」ということでした。
近づくことができず説明を読めない、意味の分からない銅像周辺にいてもしょうがないので、とっとと移動します。この公園は細長い敷地になっており、大通りを挟んで奥に敷地が続いていました。次のブロックには噴水が見えます。うろうろしながら噴水方面に歩いていたら、こんなものがありました。
日本庭園。
折角だから中に入ってみようではないですか。
入り口で名前を記入するだけで、入場料は無料。
まずは銅鑼。
銅鑼って、日本?なんだかよくわからない。
奥に進むと池が見えてきました。
日本的か?と聞かれれば、よく分からないけど、なんだか落ち着く公園です。
池の周辺の遊歩道は
笹をなぜこんな形にカットしたの?何の意味?物の怪?
出口側にはとってつけたような
鳥居。
うーむ...
どうも日本人が設計した公園とは思えないなぁ。
文句ばっかり言っていますが、私は決してこの庭園は嫌いじゃない。そして、フィリピンのイベントの中心地であるリサールパークに、日本庭園を造ってくれているその気持ちがうれしいではないですか。だからちょっと納得できないつくりではあっても、私は嫌じゃない。
さて、庭園を後にし、噴水へ。
なかなかきれいな噴水ですね。日陰が少ない公園ですが、水しぶきで涼めます。
向こうに見えるは私の大っ嫌いなエルミタ・マラテ地区。
フィリピンに来るエロ爺たちの大好きなエリアですが、マニラ在住の女性でこのエリアが好きといった人を見たことがありません。
さて、噴水でちょっと涼んで汗が引いてきたので、イントラムロスに移動することにしました。リサールパークからイントラムロス地区へは徒歩7~8分。すぐです。
続く。