エクスペディション・エベレスト(Expedition Everest - Legend of t | 世界のディズニー!

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【概要】
エクスペディション・エベレストは、暴走列車に乗ってヒマラヤ山脈を駆け抜ける危険な旅です。冒険好きなライダーたちは、禁断の山の守護者である恐れられているイエティの隠れ家の奥深くまで入り込みます。途中、引き裂かれた線路に遭遇し、霧の中を螺旋状に逆流して氷の洞窟に入り、山に出入りするハイスピードな冒険を繰り広げます。

 

【アトラクション】
このアトラクションは、原住民が山の伝説的な守護者(イエティ)を敬い、尊敬する静かな山村セルカ・ゾンにあります。
事前の警告や地元の伝説にもかかわらず、ヒマラヤにあるツアー会社は、ヒマラヤ山脈を巡るツアーを提供しています。最初に立ち寄るのはこの列車を予約するためのノルブとボブの予約事務所で、その後このたびに必要な物が揃っているタシの雑貨店を通っていきます。
入り口を過ぎると、イエティの存在を信じている探険家であるブンバ・ドージャイ教授の所有している博物館や古いお茶の倉庫を通ります。この博物館には、ネパールの歴史や文化、イエティの物語をテーマにした展示があります。また、過去にこの山の頂上に到達した人たちのポスターも飾られています。
この山に登るために使用する列車は、アーナンダプール・レールサービスで、ここは昔お茶の輸送に使われていた産業鉄道でした。
蒸気機関車は、乗り場を過ぎると、丘を登り、竹やシダが生い茂っている森の中を走り抜けます。そして、危険を知らせる儀式的な音楽が鳴る中、神聖なイエティのトーテムや巨大なイエティの壁画を見ながら、坂を登っていきます。
山の頂上に到着すると。列車はギシギシと音を立てて、山を下ろうとしますが、途中で急停車。激怒したイエティが線路を引き裂いてしまいました! 暴走列車が暗い山の洞窟や氷の峡谷を逆走するにつれて、スリルはさらに増します。
どんどんとスリルが増し、高さ24メートルの急降下や急上昇を体験します。その後、暗い洞窟に飛び込み、そこでイエティと対面します。

 

【上手く回るコツ】
エクスペディション・エベレストのライトニングレーンへのアクセスは 、個別のアトラクションのセレクションとして購入できます。アトラクションには長い列ができることがよくあります。
安全のために:このアトラクションは急降下や急上昇、急旋回を高速で疾走するローラーコースタータイプです。高血圧の人、心臓・脊髄・首などに障害のある人、乗り物酔いしやすい人は乗車することができません。健康状態の良い人だけが乗車できます。また妊娠中の人も乗車できません。車イスの人は、ライドには車椅子から降りて移動する必要があります。
各列車は縦17列で横2人、計34人の人が乗車できます。各座席にはビッグサンダー・マウンテンのような安全バーが設置されています。
座席は比較的ゆったりめに設計されていますので、大きな人でも快適に楽しめるでしょう。心配な人は、このアトラクション出口にあるギフトショップの右側にサンプルが置かれていますので、試してみましょう。
身長制限があります。身長112cm以下のキッズは乗ることができません。
このアトラクションはシングルライダーを実施しています。グループで分かれての体験でもOKであれば、少ない待ち時間でアトラクションを楽しむことができます。
最寄りのトイレは、エベレストからアフリカへ行く途中にあります。
乗車写真はありますが、乗車動画はありません。
このアトラクションでは介助動物の持ち込みは禁止されています。
もっとワイルドな乗り心地を味わいたいなら、後部座席をリクエストしてください。

 

【トリビア】
この山の高さは61メートルあり、ウォルト・ディズニー・ワールド内でも最も高い場所にあるアトラクションの1つです。
コースの長さは約1.3kmで、そのなかに急旋回や急降下などがあります。
ライドは古びた紅茶輸送列車で、34人乗りです。
イエティの愛称はベティです。
ここに使われているオーディオ・アニマトロニクスのイエティは、かなり巨大で、正常に機能していたとき、瞬間的に使用される電力が12万キロで、ジャンボジェット機のエンジンよりも強力なものを使用しています。

この山をより高く、巨大に見せるために、強化遠近法が使われています。近くにあるものをより大きく、遠くにあるものをとり小さく作ることによってまきおこる目の錯覚を利用した方法です。

ここフロリダにヒマラヤの環境を作るために、900本以上の竹や10種類以上の木、110種類以上もの低木がエベレストの周りに植えられました。
この山の構造を支えるために、実に1800トンもの鋼鉄が使われました。これは典型的なオフィスビル6棟分にあたる量です。
この山の概観を作るために、コンピューターグラフィックから25000本の鋼鉄を山の形に曲げ、それを3000個にまとめ、さらにそれをジグソーパズルのように組み立てて作っていきました。
山や汚れを演出する塗料に、この村全体で8平方リットル使用されました。配色にはヒマラヤ文化の儀式の意味を持っています。
ヒマラヤ地域に住む人たちが、ヤクの糞を村の壁に塗り、それを乾燥させていました。それらが硬くなったときに燃料として使用しています。イマジニアたちはこの村にその壁の外観も再現しています。
イマジニアたちはこの村を「古く」見せるために、ハンマーやチェーンソーなどを使って建物や木の年輪にいたるまで細かく「古さ」を再現しました。
1953年にエベレストの登頂に成功したエドモンド・ヒラリーに監修してもらい、エベレストの着色やハリケーンの風によってできる山の造形、雪のつき方に至るまで細かく見てもらい、ディズニーの人工の山を完成させました。
この村に設置してある2000以上もの小道具や家具、建築の装飾の一部は、実際にアジアから持ってこられたものです。

 

【データ】
エリア:アジア
オープン日:2006年4月7日
定員:1台34人
所要時間:約3分
コースの長さ:1348メートル
ジーニープラスのライトニングレーン:対応
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最終更新日:2023年11月8日