エフ・クラージュ イメージコンサルタント川崎由美子です。

 

先日、家族で北海道を旅行していた時、宿泊していたホテルで夜、ふと母に、

 

「健康に元気に産んでもらって感謝してるねん。ありがとう。」

 

と言ったんですね。何かの話の流れでそういうことを言ったんだと思います。

 

その時は別段母の反応に特別何かを感じたわけじゃなかったのですが、翌朝、父と弟に、

 

「由美子が、こんなふうに産んでくれてありがとうって。」

 

と嬉しそうに報告しているではありませんか。

 

しかもその後、ことあるごとに、

 

「由美子が健康で元気に産んでくれてありがとう言うてた。」

 

と言うのです。

 

私としてはこういう思いはいつも持っていて・・・でもこれまであまり伝えたことがありませんでした。

 

でもそれを言葉にしてみようとふと思い立ち、母に伝えたというだけだったのですが、思った以上に母は嬉しかったようです。

 

 

 

そういえば、パートナーが以前、中小企業の同友会に参加した時のこと。

 

その時、グループワークのようなものがあって、従業員との接し方というテーマでグループに分かれてディスカッションをしたそうです。

 

その時パートナーと同じグループになった、とある会社を経営している社長さんが、従業員のモチベーションを上げるのをどうすればいいか四苦八苦している、という、悩みをシェアされたそうです。

 

なので、点数制にして、従業員の仕事に点数をつけて、その点数を評価として従業員に伝える、みたいなことをして、何とかモチベーションアップを図ろうとしたりしたそうです。

 

でもなかなか思うように動いてくれない・・・と日々悩んでおられたそうです。

 

パートナーはその時、とある中小企業で仕事をしていて使われる方の立場だったので、その立場から、思ったことを言ったそうです。

 

 

「別に社長から点数なんか欲しくないと思いますよ。

 

それよりも、従業員がしたことに対して、『ありがとう、助かったよ』というように、役に立ってくれたことへの感謝の思いを伝えてもらう方が嬉しいと思います。そしてその方が従業員の方のモチベーションになるんじゃないでしょうか?」

 

それを聞いて社長さん、とてもハッとされたそうです。

 

そうか、それでよかったのか・・・と。

 

 

 

 

人というのは、誰かに何かをしてもらった時、役に立ってもらった時、感謝の思いは持っていると思います。

 

それを・・・会社の社長さんだったら、給料やボーナスを上げるとか、社員旅行に連れていくとかごちそうするとか、何かの形で表すと思うのですが、

 

それよりもまずは、

 

ありがとう

 

役に立ってくれた

 

助かった

 

 

ということを言葉で表現することが従業員は何よりも嬉しいのではないでしょうか?

 

自分に置き換えてみてもやはり、評価やお金や物よりも、人のモチベーションを上げ、そして喜びをもたらすのは、やはり「感謝の言葉」なのだと感じます。

 

 

 

私の母の場合もそうでした。

 

娘である私が、母に感謝していないとは思ってないと思います。

 

きっと感謝してくれていると思っていたと思うけれど、その感謝を言葉でじかに伝えられた時に、本当に嬉しかったんだと思うのです。

 

 

 

そして、感謝の思いというのは、身近な人にほど、口に出しては言っていないもの。

 

たとえ思っていたとしても。

 

お客様とか取引先の人とか友人とか、それなりに気を遣わないといけない人には意識して言っているでしょう。

 

でも、家族とか部下や同僚など、いつも身近にいる人こそ、きちんと感謝の思いを口に出して伝えるべきなのだなと私は感じました。

 

 

 

 

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

エフ・クラージュ

川崎 由美子

 

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