の前に

橋下知事に噛み付いた中核派の大石○子さん。

ジュゴン云々の辺野古関係に入り込んでいらっしゃるようで

きっこさんと同じ系統だったとは。


ちなみに大石さん所属の環境農林水産部といえば

ハンナンです^^



■今なら翁は支那を掃滅せよと言うであろう


チベット虐殺に対してもそうなのですが

左右関わらず中共を実感できない意見が見られます。


保守と言われる中にも

日中友好を掲げたり


なんとか中国を緩やかに民主化できないだろうか・・・


といったアジア主義の残骸のような感覚が残っているのを見受けますが

日中を唇歯輔車と説いた孫文の大アジア主義、

そして、それを我が国から説いた頭山満のアジア主義・・・

それらは黎明のアジアにこそ求められた概念であり

中共という、共産独裁国家が肥大した現代は

それらのアジア主義自体が根幹から拒絶する世界なのです。


で我が国でも

このアジア主義という本来の概念を

少しずつ矮小化し、

本来の根本理念を消してしまおうという背景・・

があるのかどうか知りませんが

例えばウィキペディア等からして意図的なものを感じます。



頭山満(Wiki)


昭和7年、日本は中国東北部に満州国を建国するが、これは頭山が思い描いていた理想とは大きくかけ離れていたようだ。昭和10年、来日した満州国皇帝溥儀の招待を、頭山満は「気が進まない」との理由で断わっている


なんとも歪曲した説明でありますが、

実際はこうであります。



玄洋社・頭山翁伝


満州国皇帝陛下には、昭和十年四月七日、即ち、東京御着の翌日午後より、赤坂離宮旭の間において、建国の大業に就いて第一線にたち活躍した20名が召されて謁見を賜うたが、頭山翁もその一人として御召を拝した。然るに頭山翁は謹直にて、時恰も三男秀三氏が所謂5.15事件の連累者として裁判中の身なるを以って、参候をご遠慮申し上ぐべきであるとなし、この光栄を拝辞する事となった。


翁はその衷情を述べて曰く

「皇帝陛下の御召を蒙ったことは光栄身に余ることである。併し乍ら自分の家からはいま科人を出しているのだから、我が皇室の最も御大切な貴賓に対し奉って謹慎の意を表し御遠慮申し上ぐべきであると考える。

假命拝謁は致さんでも、恩命に浴したことだけで感激に堪えない。自分としては今後とも出来る限りの力を盡して皇帝陛下の御為、満州国の為に微力を捧げる覚悟である。」

と、翁のこの敬虔なる態度が天下の人心に対して與ふる感銘は深甚なるものがあった。



で同じくWikiの翁の項目にて

こっそりこういう事も書かれています。


頭山満・日韓併合(Wiki)


革命を模索する孫文を支援していたのと同時期の明治43年、日韓併合が行われ、その背後に玄洋社の協力があったとされている。杉山茂丸や内田良平など玄洋社社員もしくは250余の玄洋社関係者が日韓の連携のために奔走したのは事実である。ただし目指していたのは植民地化ではなく、「合邦」という理想主義的な形態を思い描いていたと見られる。「合邦」がどのようなものなのかは定かではないが、現実の日韓併合に対して内田良平はひどく憤っており、初めは協力関係にあった民間と日本政府の姿勢は後に大きくかけ離れていったようだ。侵略主義の権化と見られがちな玄洋社であるが、政府からはむしろ危険視されていた。


これもおかしな話でありまして

昭和9年11月29日、明治神宮表参道神宮橋に、

当の頭山翁、内田、杉山両翁の発起によって

「日韓合邦記念塔」が竣工しております。


この塔内石室に合邦に貢献した両国朝野諸士の姓名刻印の銅表が献納されています。

塔題字は頭山翁の揮毫。

写真は竣工記念。翁はじめ三傑とそれぞれの夫人達。


日韓合邦



日韓併合というのもおかしな話で、あれは日韓合併であります。

今にして思えば、この合邦は敗戦という戦後を迎えるに当たり

大きな負の要素をもたらしたのは事実であります。


しかし、合併なくば、欧米植民地主義をアジアから払拭するなど出来ようも無く

ましてや、もし敗戦でなければ、以後のアジア安定の礎になったでありましょう。


いうなれば、教育半ばにして半島を野に放ったという不幸が

今に尾を引いているということになるわけです。


とこんな事を書きますと

アジア主義・・・

つまり、現在のその亜流である

”東アジア共同体”

を肯定するのか・・・


と言われそうですが

翁の手がけたアジア主義は

今の中国を中心とするアジアに向けられる可能性は

全く存在しません。


翁の思想は黎明のアジア主義であり、

現代において喧伝されるアジア共同体の如くの

中共視野のアジア連携とは

根底にある思想とは全く正反対なのであります。


現在の中国共産主義は本当の共産主義ではない・・・

という見方も出来ますが

マルキシズムの実態が

単なる独裁政治の道具であるという本質から見れば

今の中共はまさしくその体現であると言えます。


で頭山満翁はその共産主義(つまり欺瞞的理想主義)こそ

掃滅すべきであると唱えています。


アジア主義と頭山満


「日本が戦争を仕掛けた例しは無い。戦争とは自ら撃つものである。シナもロシアもあえて自ら撃ったのである。

共産主義は不倶的思想である。これは世界から掃滅しなくてはならない。日本の使命は世界に真実を立てることにある。自ら撃つものを撃たねばならない。」


つまり、翁の唱えた「アジア主義」というものは

中国共産主義など、まったく眼中にないわけで

翁の唱えたアジア主義は

日中仲良しこよしの互恵思想ではありません。


現に蒋介石に対しても


「もし日本に歯向かうなら容赦しない」


と叱責しています。


つまり、当時のアジア主義の根底にあるのは

各国興国精神再興の練成であり

欧米植民地主義、国際共産主義の払拭であります。


で最近、翁を師とも仰いでいた

蒋介石の評価などが争点になっていましたが

それも不必要な議論であって

蒋介石が親日であろうとなかろうと、

国府として戦時工作と対日策謀にあけくれようと

欧米対日工作の口車に乗せられようと

蒋介石の評価には意味がありません。


意味があるのは

蒋介石が

祖国支那をどれだけ思っていたのかということに尽きます。


つまり、

我が国に対して敬慕を抱いていたとか

日本蔑視であったとかの評価は

何れも”一部”の蒋介石像であり

儀として評価するなら

祖国憂国の精神が指導者として備わっていたのかどうかに尽きます。


それであるなら

国共内戦までは義であり

台湾侵略後は不義でありましょう。


ましてや、その精神まで日本となっていた台湾に対して

統治のために徹底して反日喧伝を行ったのは

不義以外の何物でもなく

ましてや

愛国者として

台湾を統治するなんら理由もなかったからで

ただただ党存続のための利己精神しかありません。


こんなことは

頭山翁存命であれば

許すはずも無く、

ましてや、共産党支配に染まった支那など

そのアジア主義の範疇から排除されたでありましょう。


というわけで

黎明のアジア主義のノスタルジーに困惑する思想など

現代社会には一切必要ありません。


近々日中首脳会談が予定されていますが

我が国為政者として、何らかの憂慮を示せない場合は

大きく国益を損ねます。


で五輪に対し、

スポーツと政治は違う・・・などという意見も飛び交うでしょう。


しかし忘れてはいけないのは

中共というのは国家ではないのです。


その国家ではないものが

国家を装うために

オリンピックというイベントが利用されるだけの話であります。


もし開催参加となるのであれば

少なくとも選手には、

五輪舞台において、サイレントメッセージを発してほしいものです。


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参考


隠蔽されたチベットの真実

http://homepage3.nifty.com/~dennoji/t_gallery.htm



中国のチベット政策、対外イメージ損ねると 6カ国調査

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200803190035.html

(CNN)

確かにそうなのですが

CNN独特の本質逸らしが見られます。


チベットの騒乱、中国経済の影響力を前に西側諸国は沈黙か

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30925220080320
(ロイター)

確かにそれもあるのですが

憂慮すべき中共の情報工作をいう最も大きな要因も

忘れてはいけません。


オレンジさんのコメントから

これはいい!


大規模OFF板【胡錦濤来日時に東京をチベット旗だらけにするOFF 】@ wiki
http://www8.atwiki.jp/tibet_wiki



Save Tibet from tyrannical chinese govt! Free Tibet!

http://www.youtube.com/watch?v=-GDPtw7lqAA