■それなら決議された方が良い!
古森さん、それはおかしいのではないか?
その論調なら
「濡れ衣であろうがなんであろうが、決議が通らなければそれでいい」
としか読めない。
米議会、慰安婦決議案 米メディア「安倍首相 全否定」報道
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070305/usa070305000.htm
(産経)
【ワシントン=古森義久】
「慰安婦」問題で日本に謝罪を求める決議案が出ている米国議会で、最近の安倍晋三首相の言明の報道が、同決議案への反対派を混乱させるという屈折した現象が起きている。反対派は河野談話などを基に「日本がすでに非を認めて十分に謝罪した」という立場をとり、決議案推進派の動きを「日本の民主主義を無視している」と批判してきたが、安倍首相が慰安婦問題への日本の責任を全否定するかのように報じられたからだ。
反対派の議員が困惑
下院本会議に出された「慰安婦」非難決議案に対し、議会内に反対勢力が厳存することは日本側ではあまり伝えられていない。だが2月15日の下院外交委員会アジア太平洋小委員会が開いた公聴会でも共和党のデーナ・ローラバッカー議員は(1)日本の首相や閣僚は慰安婦問題について1993年以来、何度も謝罪してきた(2)現在の日本国民を二世代前の先人がした行為を理由に懲罰することは不当だ(3)世界のどの国も過去には罪を犯してきたが、米国を含めてそれほど謝罪はしていない(4)決議案はいまの日本が米国の同盟国として人道主義を推進し、世界的にも重要な民主主義の旗手であることを無視するに等しい-などと述べて、決議案への反対を明言した。
共和党のスティーブ・チャボット議員も「第二次大戦で苦痛を経た日本、韓国、フィリピンなどはみな今、米国の同盟国であり、戦後の困難な状況でも米国を支援してきた」と述べて、決議案を批判した。
公聴会では議員側の出席は議長を除いて冒頭でも4人だけで、そのうち発言した3人のうちの2人が決議案への反対や難色を表明したことになる。賛成論の発言は議長以外では決議案提出者の民主党マイク・ホンダ議員だけだった。
しかし、日本側の立場を結果として擁護する反対派の議員たちも2日、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストにより安倍首相の言明が「首相が性的奴隷への日本軍の役割を否定」とか「首相は女性が戦時の売春宿に強制徴用されたことを否定」という表現で報道されたことで、動揺を示した。
共和党のある議員補佐官は「わが議員も決議案に反対だが、もし日本当局の慰安婦へのかかわりや従来の謝罪がすべて否定されるとなると、賛成に回らざるをえない」と述べた。
だが、現実には安倍首相は1日、記者団の質問に「当初、定義されていた強制性を裏づける証拠はなかった」と述べ、日本軍による女性の組織的な強制連行はなかったことを強調しただけだとされている。
日本側は今回、米国議会に対し「日本政府はいわゆる従軍慰安婦問題に関する責任を明確に認め、政府最高レベルで正式なおわびを表明してきた」(加藤良三駐米大使の声明)という見解を同公聴会の開催前に積極的に伝達してきた。この声明は、河野談話を踏まえた形になっており、米側とすれば、日本政府がすでに慰安婦問題への軍の関与を認め、そのうえですでに謝罪をしたという認識だといえる。
ところが首相の新たな言明が、河野談話や従来の責任自認、謝罪などの一切を否定するような印象で米紙で報じられるとなると、決議案反対の米側議員も反対の根拠を否定されたような受け止め方になる。この点でも日本側の対応には緻密(ちみつ)な配慮が求められることとなる。
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「わが議員も決議案に反対だが、もし日本当局の慰安婦へのかかわりや
従来の謝罪がすべて否定されるとなると、賛成に回らざるをえない」
そんな擁護しかされない・・・従来の政府対応をしてその結果なら
決議がなされ、その上で、安倍首相の言うように
「米下院で決議されても謝罪の必要ない」
とあらためて我が国の姿勢を示すほうがよほど筋が通っています。
古森さんはワシントンの空気を感じて警告を発しているんだろうけど
河野談話でそんな対応していたら、次は村山談話がまっている。
それこそ南京なんかも
「今まで謝罪してきたのだから」
「もう許してやれ」
という論調で擁護してもらって良しとするのでしょうか?
先の公聴会での共和党のデーナ・ローラバッカー議員の意見はこうであったはずです。
(1)日本の首相や閣僚は慰安婦問題について1993年以来、何度も謝罪して きた
(2)現在の日本国民を二世代前の先人がした行為を理由に懲罰することは不当だ
(3)世界のどの国も過去には罪を犯してきたが、米国を含めてそれほど謝罪はしていない
(4)決議案はいまの日本が米国の同盟国として人道主義を推進し、世界的にも重要な民主主義の旗手であることを無視するに等しい-
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(3)世界のどの国も過去には罪を犯してきたが、米国を含めてそれほど謝罪はしていない
何をもって「擁護できない」根拠とするのか。
所詮アメリカなどは(3)だけの国家でしかありません。
■朝日はこの件に関して、物言う資格はない
「慰安婦」発言 いらぬ誤解を招くまい
http://www.asahi.com/paper/editorial20070306.html#syasetu1
(朝日)
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だが、いわゆる従軍慰安婦の募集や移送、管理などを通じて、全体として強制性を認めるべき実態があったことは明らかだろう。河野談話もそうした認識に立っている。細かな定義や区別にことさらこだわるのは、日本を代表する立場の首相として潔い態度とは言えない。
首相の一言が大きな波紋を呼んだのは、首相自身がかつて河野談話を批判する議員グループの先頭に立ってきた過去があるからだ。
このグループは、いまも河野談話の修正を求めようと議論を進めている。米国の下院に、慰安婦の問題をめぐって首相の公式謝罪を要求する決議案が出されたことに反発しているようだ。
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首相は政権として方針を決めた以上、要らぬ誤解を招く発言は避けるべきだ。日本の信用にかかわりかねない。米議会に対しては、こうした首相の手紙などの取り組みを説明すればいいことだ。
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↑
所謂従軍慰安婦なるファンタジーを捏造し、
そして喧伝流布し、それまで意識していなかった韓国に持ち込み
さらに国際問題に拡大しようと画策し実行したのは
朝日自身ではないでしょうか?
それを
いわゆる従軍慰安婦の募集や移送、管理などを通じて、
全体として強制性を認めるべき実態があったことは明らかだろう
・・・「だろう」とはなんでしょう。自分で作っておいて・・・
■我が国の孤立・・・を喧伝するマスコミは何がしたいのか?
今日の予算委員会で麻生外相が取り上げていましたが
BBCの国際世論調査の発表がありました。
世界へ好影響、日本がトップ=中韓では「否定的」-国際世論調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007030600182
(時事)
【ロンドン6日時事】
国際情勢に最も肯定的な影響を与えている国の1つは日本-。
世界の多くの人々がこのような考えを持っていることが、英BBC放送が6日公表した国際世論調査の結果で明らかになった。
調査は27カ国の2万8000人が対象。列挙された12カ国について「世界に与える影響が肯定的か否定的か」を問うたところ、肯定的という回答の割合が最も高かったのが日本とカナダで、それぞれ54%。これに欧州連合(EU)53%、フランス50%、英国45%などが続いた。
日本については、25カ国で「肯定的影響」との意見が「否定的」を上回り、中でもインドネシアでは8割以上が日本を評価。ただ、中国と韓国では「否定的」とした人がいずれも約6割を占めた。
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昨年までのEUを抜いて、単独国でも、全体でも最も高くなったという話。
別にこの調査をもってどうのこうのいうつもりはありませんが
(日本人は高飛車ではないから好印象っていうのもあります)
我が国が「世界で孤立」や「アジアで孤立」かのように喧伝し、
我が国の国益に関するあらゆる主張が、国際的コンセンサスを得ていないように
錯覚する報道を行っている一部マスコミには、是非この調査を見て欲しい。
(統計や手法って話ではなく)
Israel and Iran Share Most Negative Ratings in Global Poll
http://www.worldpublicopinion.org/pipa/articles/home_page/325.php
(World Public Opinion)
http://www.globescan.com/news_archives/bbccntryview/backgrounder.html
否定が肯定的を上回っているのは中韓だけです。
私は別に孤立してもかまわないと思っていますが
(というより、普通にしていれば孤立などしない)
所謂従軍慰安婦問題で我が国が多少強く主張したからと言って
孤立などしないっていうことです。
さて翻って我が国マスコミですが
お色気接待を受けて特アの走狗になってやいませんか?
お色気接待で中国に取り込まれる日本のメディア関係者
http://www.youtube.com/watch?v=TBy4VrTvuSM
(youtube)