パソコンの動作が遅い、インターネットの表示が遅い!?編 | パソコンのお医者さんが書くブログ

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東京・埼玉・千葉エリアでパソコン出張修理!パソコンのお医者さんをしているデジタル・パソコンクリニックの山田です。


最近は火山の噴火が多いですね…


特に九州が活発みたいですね。


九州は地元なので心配です。




さて、今回はパソコンの動作が遅い、インターネット表示が遅い編です。




これまでにパソコンの動作が遅い場合の様々な確認方法をお伝えしてきましたが、今回はインターネット表示が遅い場合の確認方法をお伝えいたします。






基本的には、インターネットの動作を早くしたい時は部品(性能)・OS(ソフトウェア)・回線の全ての状態が速くなければいけません。



どれかひとつでも足を引っ張っていると動作が遅くなりますし、逆にどれかひとつだけ速くしても他に動作を遅くする原因があれば遅いままになります。



部品(性能)・OS(ソフトウェア)などは前回までを参考に遅くなっていないか確認してみてください。




まず始めに、自分が使用している回線がどのくらい速度が出ているのか確認してみて下さい。
回線速度 計測などで検索をすると回線速度判定サイトでチェックすることが可能です。


USENの回線速度判定サイト
www.usen.com/speedtest02/


ここで調べた結果、5M以下である場合には契約している回線の変更を検討してください。




主にインターネットの表示が遅い場合の原因は次のとおりです。


①インターネット契約回線が遅い(ADSLやISDNなど)


②無線LANの規格が古いモノを使用している


③無線の電波が弱い


④ネットワーク機器が古いまま使用している


などです。



①インターネット回線が遅い(ADSLやISDNなど)

先ほど調べた回線速度が低い場合には、現在どの回線業者(NTTやKDDIやソフトバンクやケーブルTVなど)と契約しているのか確認して下さい。その契約に○○光や160Mなど記載がされていれば問題ありません。

しかし、ADSLやISDN(今はほぼ使用している人は無い)などとなっていたり、10M・5M・1Mとなっている場合には回線の変更をする必要があります。


以前のインターネットではメールやホームページ閲覧のみだったのですが、最近では動画閲覧・クラウドサービスの利用・スマートフォンやタブレットのWiFi接続などネットワークの利用頻度が増えてきているため、5年以上前に契約した回線のままの方は、一度契約回線の見直しをされる方が良いです。



②無線LANの規格が古いモノを使用している

よく勘違いされる人が多いのが、光回線にしたのに遅いのはなぜ?という場合ですが、あくまでも光回線で速くなるのは、家のルータまでにデータが届くのが速くなるだけです。

ルータまで届いた後、ルータからパソコンまでのデータ通信が遅いと光でも遅くなってしまいます。

光回線を契約したのにネット表示が遅いという方は、無線LANルータが古くないか確認してみて下さい。



無線LANには通信規格が定められており、11a 11b 11g 11n 11acなど数年経過するとで新しい規格が策定されます。

現在最新の無線LAN規格であれば理論上1000Mbpsを超える速度が出ます。

つまり、LANケーブルで通信をするのと変わらないくらい速度が出ることになります。

実際は、電波状況や通信機器の台数など様々な条件が速度を低下させるため400Mbps前後になることが多い様ですが、それでも一昔前のフレッツ光(100Mbps)よりも速い速度です。


無線LANルータが古いと電波は弱く、速度も理論上54Mbpsや11Mbps・実効速度10Mbpsや1Mbps程度しか出ない状況となります。


こちらはどの通信規格を利用しているのか無線LANルータを確認してみて下さい。
厳密には通信の受け手側であるパソコンの受信機も最新の規格に対応していないといけないので、とにかく快適にしたいという方は無線LANルータだけではなく、パソコンの無線LAN受信機の通信規格も気にかけて下さい。




③無線の電波が弱い


マンションなどで無線LANルータが2つ以上離れた部屋にある場合やテレビの後ろにルータを収納している場合など、無線LANの電波が弱くなる場合には通信速度が遅くなります。

遠く離れた場所の場合には、途中に中継器を設置するなどの対処をすることが良いと思います。

また、テレビなどの電波と干渉する機器がルータとパソコンの間に置かれていない様に対処してください。




画面右下にアンテナがあるので電波が強いかどうかの参考になります。


④ネットワーク機器が古いまま使用している

最後に有線LAN接続をしている場合でも、LANケーブルやネットワークHUBなどの機器も古くないか確認してください。
会社など有線で接続しているが速度が出ていない場合には、LANケーブルのカテゴリやスイッチングHUBを使用しているかの確認もして下さい。
10年以上前の製品だと10M対応であったり、スイッチングHUBを使用していなかったりと通信速度低下の原因となりますのでご注意してください。




このように、インターネット接続の動作が遅いという場合でも様々な原因・可能性が考えられます。
自分で対処するのは難しいという場合には、デジタル・パソコンクリニックまでご相談ください。


出張見積もりも無料のため、一度お困りであればお電話にてご相談ください。



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