田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2015 *Sunny side Lily*@福岡 | 羊飼いの戯言

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 田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2015 Spring *Sunny side Lily*福岡公演に行ってきました。当日の昼過ぎに福岡入りし、一旦ホテルにチェックインしてから出撃。物販はここまで売り切れ続きだったトランプが入荷していたので購入。
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 今回の客席は6列目の通路席でかなり見やすい席でしたが、最近2chで情報を仕入れた新装備の『カブキグラス』を投入したので、MCやバラードの時にはや男爵の姿を思う存分堪能できました。着用している姿は怪しい(笑)ですが、まぁ皆の姿を見に来ているわけですから自分が周りからどう見られているか、には無頓着で行きました。

【セットリスト】
01.エキセントリック・ラヴァー
02.惑星のランデブー
03.fancy baby doll
04.アンドロメダまで1hour
05.パピィラヴ
06.I.N.G.
07.雨音はモノクローム
08.神様Rescue me!!(アコースティック)
09.上弦の月 (アコースティック)
10.you(アコースティック)
11.Traveling with a sheep
12.砂落ちる水の宮殿
13.神聖炉
14.恋のアゲハ
15.Passion Error
16.Luv Fanatic
17.I DO 愛
18.Fortune of Love
19.W:Wonder tale
20.You & Me
21.もうちょっとFall in Love
22.Pleasure Treasure
23.雨のパンセ
(encore)
24.好きだって言えなくて
25.Gratitude
26.あのね Love me Do
(W encore)
27.心の扉

 全編通してとにかくがリラックスして笑顔の花がずっと咲いていたのが印象的でした。『世界一…ありがとう…かわいいよ』を言わされる甥っ子を含めたご家族が見に来たり、故郷の王国民が温かく迎えてくれる雰囲気のなせるわざでしょうか。珍しく博多弁大解禁のMCも新鮮ですが、『fancy baby doll』での「みんなに言いよっちゃろー」、「恥ずかしかー」という返しや、『あのね Love me Do』の締めでの「あんね でもね ほんとーとよ いつもそばにおるけんね」という台詞、お手振りの後の「好いとうよ」という言葉、その言葉の柔らかさと心地良さに酔いしれました。
 もちろん、地下アイドルが『fancy baby doll』を歌っていてその現場でも「世界一可愛いよ」とコールを入れているのだろうという疑心暗鬼になりつつも、それでもやはり「かわいいよ」は言って欲しい、という「こじらせている熟女」ぶりなどいつものゆかりん節も健在。また、きのこ・たけのこ論争・チョコパイ派VSエンゼルパイ派、そしての福岡公演の際には「博多ぶらぶら」が売り切れるということをメーカー側もキャッチしていて今回は各地売店の入荷量が増えている情報など、とにかく笑いと涙にあふれた4時間でした。
 アンコールの最後のお手振りの後、が帰りたくないそぶりでぐずりだすや否や、かかる「もう一回!」の声、そしてそれに応えて「ミラクルが起こり」ダブルアンコールの『心の扉』が開いた時は本当に涙腺が緩みました。「どこかで望まれれば、と思って準備していた」そうですが、『琥珀の詩、ひとひら』からの懐かしい選曲でした。多分『Spring fever』ツアー以来10年ぶり?(ということは、『恋せよ女の子』初披露かつ天井事件の起こった神奈川県民会館ホール公演はもう10年前か…。) ダブアンが終了しが投げkissを4回送って袖に消えた後の拍手の長いこと、これは会場の満足感の顕れでしたし、その後の三連締め(三本締めにあらず)も福岡ならではの一体感溢れる揃いようでした。

 来週の新潟はチケット落選しているので大人しくお留守番。ということでSSLツアーの地方公演は福岡公演で終了になったのですが、これだけ演者側も客席側も練度が高まった状態でホームグラウンドの福岡でしたので、歴代の地方公演の中でも取り分け温かく楽しい空間でした。気分的に高まり過ぎて終演後、夜風に吹かれながらホテルまで40分ほど歩いて帰りましたが、空腹感もなく「幸せいっぱいお腹いっぱい」を味わえて充実していたなぁと思います。
 気が付くと月が替わっておりましたが、今月は上旬は休養に当てつつ後半のKING RECORDライブ、そして代々木公演2daysに備えたいと思います。