田村ゆかり*Princess a la mode*2010.01.16@横浜アリーナ | 羊飼いの戯言

羊飼いの戯言

作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 『東海道山陽新幹線ツアー』の千秋楽は新横浜駅から歩いていける横浜アリーナ。管理人の家からだと東京駅まで車で出て新幹線を使うと片道一時間以内で行ける、実は比較的近い会場になります。は横浜アリーナにはエンジェル隊時代に『Broccoli The Live』で来たことのある会場のはず。といっても2002-2004でしたから随分昔になりますね。


 羊飼いの戯言-新横浜  羊飼いの戯言-入場待機列

 入場してまずは入国スタンプをペタリ。徐々にスタンプコーナーへの出入りが厳しくなっており、パスポートを提示しないと入れないようになっていました。


 羊飼いの戯言-らすと。


 座席はアリーナCで、ステージからは丁度反対に位置しますが、その分全体は見易かったかな。中央と左右に大きなビジョンがあり、ハイビジョンカメラで写した映像を流していましたので、ライブの模様は十分楽しめました。サイリウムはピンク率が95%といったところで、パラパラと青色や緑が混じっていましたがお客さんが多い大会場の割には健闘していた感じ。それでも跳び曲になるとUOの点灯は避けられず。忠実なる王国民なら幕張メッセ で『ゆかりは物凄く目が悪いから…』とやんわりかつ優雅UOの使用の自粛をお願いしたことに従うでしょうが、それでもUOを使いたくなる人もいるでしょうね。その辺は各自の大人としての自主判断に任せたいところ。

 ステージはメインステージ以外に、中央の浮島、アリーナ席とセンター席を隔てる通路、それにバックステージとキャストが出現しそうなところが数箇所あり、実際に会場を広く使った演出がなされました(詳細は下記で触れます)。


 18;12に注意事項のアナウンスがあり、「本日は映像収録のため客席の一部が写り込むことがあります、あらかじめご了承ください」という一文が。確かにハイビジョンカメラで撮影しBDで発売されると、結構くっきり顔が映っていたりします。大会場だとどうしても入場待機列の捌けが悪いせいもあってか、開始は定刻から結構押して18:30にスタートしました。まずはセットリスト(福岡バージョンに準拠)を載せておきます。


01.You & Me (motsuさん無しversion)
02.100 CARAT HEART
03.恋せよ女の子
(MC1)
04.虹色バルーン
05.バンビーノ・バンビーナ
06.ラブサイン
(桃色男爵紹介映像)
07.星降る夢で逢いましょう(アコースティックバージョン)
(MC2)
08.My wish My love
09.Luminous party
(桃色メイツ)
10.満月のセンシビリティー
11.永遠
12.Sand Mark
(バンド演奏)
13.星屑スパイラル
(MC3)
14.ラムのラブソング(懐かしのアニメソングコーナー『うる星やつら』より)
15.お気に召すまま
(ゆかり姫~neco & nekoと戯れるゆかりん映像・改)
16.チェルシーガール
17.恋するラズベリー
(MC4~めろーんコーナー)
18.Honey Moon
19.fancy baby doll
20.惑星のランデブー
21.Cherry Kiss
22.Super Special Smiling Shy girl
(encore)
23.星空のSpica
24.Tiny Rainbow
(MC5)
25.パピィ・ラブ
(W encore)
26.You & Me (motsuさん有りversion)
(MC6)
 終了は22:24。


(以下詳述)

01.You & Me (motsuさん無しversion)
 OPはまだ発売から一ヶ月しか経過していない曲とは思えない「ゆあみぃ」から。太田さんの情報にもあったように、福岡の段階で記録用の音声にメーターが振り切れんばかりの音量でラップが入っていたとのことでしたが、その後名古屋も経て確実に浸透。一方で地方公演の小さめの箱と違い横浜アリーナだと会場が大きすぎて国民の声が拡散してしまうのではないか、と危惧していました。…杞憂でした。単発のコールだけでなくロングのラップもきっちり入っていて、予習の程度には感心します。
 ツアー開始前の予想では、横アリではmotsuさんゲストで来るのではないか、という予想も囁かれていましたが…。
02.100 CARAT HEART
 聞き込んで練習しておかないとHey!やFu!のタイミングを外されますし、実際跳ぶべきでない所で釣られている方がパラパラ、と。ゆかりちゃん祭りの特典映像を収録したDVDがいい教材になります。
03.恋せよ女の子
 メインステージから移動用の桟橋(通称:ゆかり丸)に乗り、センター席中央の浮島へ。移動の分だけ間奏が長く設定されていました。大阪ではほとんどUOが炊かれなかったのに、悲しいかな横浜は乱発
 セトリ的にはパペット曲としてのシュガーチューンと差し替えになるかと思いましたが予想を外されました。そういえばパペット新色のぷりんは物凄く朝早く家を出ないと買えなかったそうですね、家には全色のパペットがいるのでMellow Prettyの通販を待ちたいところです。浮島の上では四方に向きを変えながらが慎ましやかな胸(またも、誰か来たようだ…)を強調するような振り付けを披露。2005年Spring feverの千秋楽神奈川県民ホール公演(黒歴史って言うな)で初お目見えした時は脳が痺れました。


(MC1)
 「こんばんはー、すっごい元気。はーい、というわけで『アニメロミックスpresents、田村ゆかりLove Live 2009-200 Princess a la mode』最終日横浜アリーナ! はーい、ということで、すっごい一杯居るね。はい、うふふっ。はいはい、ゆかりんですよ~。今日は遠路遥々? なのかな? 一番遠くから来たって人は? 皆が何を言っているか分からないんだな。どこが遠いかな、ここは関東だから…沖縄から来た人?(数人) しまんちゅ? 合ってる? 沖縄から来た人いるんだ、海を越えて。海外から来た人?(パラパラ) 意外と来ている? 待ってよ、うーん、ヨーロッパ? ヨーロッパの位置分からないけど(エー)、皆知ってるの? ウソだぁ。今『エー』って言った人でヨーロッパの位置分からない人居るはず。ヨーロッパってどこ、イギリスとかあるところ? うん。北極から来た人? いないの、今日? いつもいないよね。遠路遥々有難うございました。」 一人ノリツッコミを展開していましたが、普段と比べてちょっと緊張の色がありました。


 「恒例だけど聞いてみようかな、女の子?(ハーイ) (客席を見ながら)なんでここの一画、集合体が居るの? 絶対女の子じゃない人が手振ってる…、いや、本当に女子か。女の子結構居るじゃん。あと何聞いたらいいかな? 大人?(ハーイ)…引く。もっと『キャー』みたいな…(キャー)うふふっ」とにっこり。の一言一句に反応する客席とのやり取りは、のイベントだと当たり前の光景ですが、冷静に考えると一万人の箱で普通に客席とのやり取りが成立するのは驚きです。


 「先月も横浜アリーナ来た人(ハーイ)。はいはいはい、分かってるよね、これですよ」と言ってDMCの福岡公演 の時に披露した手押しで発電する刑罰の真似をします。「浮気は島流し」という刑罰も定められていますが、「ゆかり丸の発電、みんなの働きでやらせるからね。でも、安心して任せられないなぁ」とおかんむり。ちなみに「先月の横浜アリーナ」というのは『けいおん』のライブだったそう。
 ここからは2002年と2004年の『Broccoli The Live』で横アリに来た話になり、「凄い昔にイベントで来たことがある。まだ何も分からないうちにステージに上げられたと思ったら終わってた」という述懐。『ギャラクシーエンジェル』を第一期から追いかけていましたし、何よりがみられるということで参加しましたが、単独で公演を打てるようになったのは凄いことです。
 「横浜アリーナって横浜駅から5分くらいだったなって思いつつ(エー)、そんなに怒らなくてもいいじゃない、新横浜駅でしょ。5分(エー)、10分? ここでも『エー』って言われちゃうの? 下見に来たの、ゆかり。(横浜アリーナで公演を打てるようになるまで応援してくれているのは)スゴイことだと思うので、今日は来てくれて有難うございます。」


04.虹色バルーン
 ちょっと歌って裏に引き込み、赤いドレスに着替えてから再登場。途中で手に持つ小道具をパラソルからピンクのバラに替えて、それがさらに新体操風のピンクのリボンに変わる演出があります。遠くから見ていてステージ映えのする演出でした。
05.バンビーノ・バンビーナ
 『mon cheri』と交代。個人的には横アリで頭上クラップが揃う光景を見たかったです。
06.ラブサイン
 『ラブサイン』と曲名を告知して歌い出し。『My wish My love』のc/wに入る曲です。サビのラストの『ぁあーん』という息遣いはあまりアダルティでないのが却って良いのかもしれません。
 歌い終わって一旦は退出。


(桃色男爵紹介映像)
 まさにゃん、ズッキーニ、JACK、じゅりあん、はた坊に加えて、さっくす:ゴッドという新加入メンバーが居ました。一言ずつ簡単に挨拶をしていきます。
 この間にスツールがしつらえられ、はた坊以外の男爵メンバーとは前に出てきます。


07.星降る夢で逢いましょう(アコースティックバージョン)
 曲予想を立てる際に、この曲は歌って欲しいと思っていましたが、予想以上にサックスとの相性が良かったです。


(MC2)
 「はい、アコースティックで一曲聴いていただきました。見て、髪が伸びたよ(可愛いよー)さっき、衣装着替えてる時髪の毛が絡まって、メイクさんが鋏でジョキって豪快に切ってた。それは急に伸びたので大丈夫です」 衣装に合わせてウィッグなども付けていますが、短時間で色々とチェンジするには周到なリハーサルが必要でしょうね。
 「ライブ2ヶ月くらい前にばっさり切った、30cmくらい。でも意外と皆気づかない。女の子は分かると思うけど、切っても気づいてくれないよね。世の中の男子はデリカシーがないね。もう一つデリカシーがない原因の一つは、前髪とか失敗するじゃん、そういう時に限って『前髪切った?』とか聞いてくる。他人の前髪が変でも何もおかしいと思わないけど、自分の前髪が失敗すると気になる。女子どもは皆共感、それに引き換え男子ども…! ゆかりが前髪を失敗しても『ゆかりん、前髪失敗した』とかtwitterで呟かないで下さい、気になるんで」 日記でも「もう髪長お化けとは呼ばせない」と気にしてましたねぇ。


 「次は、もう直ぐ公開される『魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st』という映画が2010.01.23より全国ロードショー、うん、上手に読めた。関係者だけの試写会に行って見てきた。言葉で表現すると『ズズズズ…、きらーん、フルフル、ふわぁー、シャキーン』、そんな感じだった。今の説明ですごい映画見たくなったでしょ? 『ふわぁ』のところね、是非大きな画面で見てください、幼女の裸体を。これから歌う曲は、幼女の裸体、間違った『魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st』の映画で流れるんですけど、映画館みたいな試写室で大音量で流れてきて、居ても立ってもいられなくなる感じでした。『ハッ』と息が止まる感じ。そんな『魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st』のエンディングテーマ『My wish My love』は01.27に発売になります。はい、説明が済みました」で喉を潤しにお水を飲みに行きますが、ここぞとばかりに飛ぶ「お水美味しい?」の呪い

 「気が済むまで言うといいよ、もう一回飲みに行こうか?」と言ってストローをくわえながら客席を見回す国民を手玉に取っているという有様で、本当に客席いじりが上手です。


08.My wish My love
 『魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st』の主題歌になっているスローバラード。コミケ会場のなのはブースで予告を流していたのでずっと見ていた(何パターンもある)のですが、名作と名高い第一期のリメイクです。01.23の初日の舞台挨拶は仕事が終わってからギリギリ間に合いそうな時間のチケットを入手できたので行こうと思います。
09.Luminous party
 ゆかり丸で中央の浮島に渡って歌います。頭上のミラーボールに照明が当たってキラキラと輝く中、サイリウムを頭上に掲げて左右に振る動き(個人的に「ワイパー曲」という表現は可愛くないのでスキくないw)もあります。島の周りをぐるっと国民が取り囲んでいるので、ミラー(壇上と客席が合わせ鏡になる)の動きにはなりませんでした。それでも左右に揺れるピンクリウムの動きが綺麗に揃っていて美しかったですし、ピンクの海の中に降り立ったように見えて幻想的な光景でした。「その者、華の衣をまといてピンク色の野に降り立つべし…」って大ババ様が言ってましたしね。
 左右に振る動きは、個人的にはSMWの『Melody』、DMCの『プレゼント』と思い入れのある動きなので、それが取り入れられているのを見ると涙腺がうるっとします。今回のツアーではこの動きを取り入れた曲が増えた気がしますね。なお『木漏れ日の花冠』収録曲で前回のライブツアーで歌われていない曲からは『Luminous party』が入るかな、と予想していたので当たったのもちょっと嬉しかったです。
 終わっては退出。


(桃色メイツ)
 ダンスでつなぎ。は紫色の大人っぽい衣装で再登場。


10.満月のセンシビリティー
 調べたところ作詞:松井五郎なんですね。BOOWYの名曲『Dreamin'』や氷室京介の『KISS ME』、『JEALOUSYを眠らせて』、『NATIVE STRANGER』など管理人の大好きな曲の作詞を手掛けている超大物作詞家さんです。
11.永遠
12.Sand Mark
 スタンドマイクを階段脇から自分で持ち出して歌う。スタンドに手を這わせながら、腰を左右にグラインドさせながら歌う身体つきが艶かしかったです。
 ライティングがめまぐるしく変わるのですが、照明担当のPAさんは曲に合わせてプログラムの切り替えを頻繁に行う必要があり見せ場でもあります。

 終わっては退出。


(バンド演奏)
 時間を取って演奏でつなぎ。


13.星屑スパイラル
 「好きよ(すきよ) ずっと(ずっと)」等と客席からリフレインで入るのは良いですね。それ以外は基本的にはじっくりと聴きに徹するのが良い曲なのですが、あろうことか、UO炊いたりコール入れて跳ぼうとする輩がいてビックリ。その動きがこの曲に合っているのかどうか、頭で考えてから動くといいと思うのですがねぇ。


(MC3)
 「はい、『星屑スパイラル』聞いていただきました。昨日、皆何してた? そっか仕事だ。ゆかり昨日ね、んとねー、ほぼ何もしてない。なんでライブの前の日って何もしないんだろう。皆は何やってた? (ニート!という声が飛んで、局地的な笑いが起こったり。) ゆかりは今日のために大事を取ってお休みの日。昨日はウチの両親は東京に遊びに来てたけど、ゆかりは遊びに行ってはいけないと思って家にいた。お母さん達だけ中華街に行って、ゆかりは家から電話して『大丈夫?』とか話してた。お母さんは『楽しい』って言ってたけど、弟にメールしたら『ボチボチ』って。家族団らんの中、ゆかりだけお家でカップそば食べた。お腹痛くなって、何やっていいか分からないから、リアルに床の上にゴロンとなって『おかしいな、今、ゆかり、こんなに1万人の人の前で『ゆかりん!』とか言ってもらえるのに、家だと何もない床の上でゴロンとするしかないんだ』ってさみしくなっちゃった。もしかしてゆかりが可哀想に思えた? ゆかりも『こんなはずでは、こんな人生を送るはずでは』って思った。何だかさみしい横浜前夜だったわけですけど。皆が…、そんな哀れみの目で…、皆楽しんでる? 空元気じゃないよ? 皆、元気? ゆかりんは、ちょっと自分の人生に疑問を感じている…、あ、間違った。皆がいるから元気だよ!」 臨床家としての勘が告げるには、弟さん(ゆうきさん)のお嫁さんに子供が出来たのかもしれないですねぇ。


 「次は懐かしアニメのコーナー。これまで3公演、大阪は『キューティーハニー』、福岡は『デリケートに好きして』、名古屋は『恋はくえすちょん』、そして、今日はなーんだ? ヒントは、今までの3公演は何の関連性もない。純粋に女の子スタッフと『子供の頃、何見てた?』で決めた。今日は何だろう? 『きんぎょ注意報』は話題に上ったけど、『ゆかり、わぴこじゃないし』でボツになった(エー)。『エー』って言うけど、そんなに盛り上がれないでしょ? 何々、少し落ち着いて話してみな(とセンターの一人に振って)、『まぁまぁ盛り上がる』? そんなことは聞いてねーんだよ」で客席大笑い。「今日は浮気者の人が一杯いるので、この歌を歌いたいと思います。『ラムのラブソング』!」
 
14.ラムのラブソング(懐かしのアニメソングコーナー『うる星やつら』より)
 『キューティーハニー』、『魔法の天使クリィミーマミ』、『あんみつ姫』と出典が「お菓子」つながり(『プリン』セス『・ア・ラ・モード』にかけて)という点から、『キャンディキャンディ』を推す声も多かった一方、『ラムのラブソング』も子羊肉で食べ物つながりという仮説も提示されておりました。
 の声で歌われると妙に洒落にならない曲に聞こえてしまいますが、でも一筋に10年になる管理人からすると、こんなにも楽しくて心動かされる時間を与えてくれる存在が他にいるとは思えず、他の声優さん等に浮気する動機が分からないんですよねぇ。…まぁ、おかげで『私だって独り身だ』とクワトロ・バジーナばりに呟きたくなるわけですが。
15.お気に召すまま
 初出の武道館と同様にカフェの店員さんのような寸劇交じりの振り付けです。サブのダンサーも含めると10人以上の人数。

 歌い終わっては退出。


(ゆかり姫~neco & nekoと戯れるゆかりん映像)
 ゆかり姫とneco & nekoの寸劇映像。桃色男爵のお見合い画像が6枚になっていたり、かんしゃくを起こしたゆかり姫がいすを投げようとするカットがなかったり、と少しバージョンアップされていました。ドリフのコントのようにかくれんぼ&追いかけっこをする様子が流れますが、途中園児服コスのが映ると歓声が上がります。個人的には肩が露になったゆるやかな衣裳、体の線が何となく出るような隠れるようなという服装(例えが古いが、Zガンダムのフォウ・ムラサメの衣装)にもドキッとしました。最後にステージ衣装に着替えて皆の前に出るように促されたが画面に写り、その衣装通りの姿のがステージ上に現出します。
 ちょっと長い映像でしたが、にとっての小休止タイムも重要です。


16.チェルシーガール
 バックステージ側に突如として現れる。そのままエレベーターで高さが上がりますが、これは遠距離恋愛席の国民への大きなサービス。「誰にも負けないこの気持ち ゆかりに向って咲いている 世界で一番大好きな ゆかりにもっと恋したい」のロング口上の浸透率も半端ないですが、現状もっとも盛り上がるゆかり曲と言ってよいのではないでしょうか。
 歌い終わって、「はいはい、どうもどうも」と言いつつセンター席とアリーナ席の間の通路沿いを半周まわってメインステージへ。客席に近いところを通っていきますので大歓声が沸き起こります。
 「ふう、スゴイ大音量だった。(バックステージに急に現れて)ビックリした? ふふふ。はい、ということで無事にステージに戻ってこられたので、早速次の曲を。」
17.恋するラズベリー
 めろーんステッキを持って歌いますので、めろーんと抱き合わせの起用。一番の最後で「ゆかりに恋するラズベリー」を入れる人はパラパラといます。


(MC4~めろーんコーナー)
 歌い終わりそのままにめろーんコーナーへ。「はい」とめろーんステッキを持ち上げると「Fu!」と沸く客席、下ろすと静まる客席。がステッキを上げたり下げたり上げたり下げたりフェイント入れたりする度に「Fu!」→「シーン」→「Fu!」→「シーン」→「fu! シーン」と即座に対応。客席が暖まっていると即応力も抜群です。
 「スゴイ楽しい。いい効果音が取れると思う。(ステッキ持つのは)誰でもいいのかな? いいよ、ゆかり今日もうめろーんやらないもん、まさにゃんやりなよ。めろーんって試しにやってみて」でまさにゃんが超低音で「めろぉーん」と2発やって「面白いね、コレ」。5年以上継続していますから国民は条件反射で叩き込まれていますね。「他にやりたい人?(でが自分でやるように促され)なんだよ、何よぉー、やだぁー(エー)。やるけどぉ、仕方なくやるけどぉー、別にあんた達のためにやるんじゃないんだからね!」とお得意のツンデレ言い回し。
 まずは桃色男爵に向かい「今日はやられないと思っているでしょ、あれ、そういえば何の説明もしてないけど新しいメンバーが、ゴッド(サックス担当)、増えてました。分かります? 分からないよね。何の説明もしてないもんね。お手本を見せます、じゅりあんとJACKが。何なら桃色男爵全員でお手本を見せます。今入っておかないとあとでまさかの一人めろーんになっちゃうもんね。では何のことか説明します。」で久しぶりにテンプレ通りの説明へ。
 「このステッキをゆかりがめろーんとやると、あーら不思議、ゆかりにめろめろになってしまいます! でもまさにゃんがやってもめろめろになったので、何でもいいみたいです。皆の動きを見て同じ動きをしてください」と説明しているを階段上にじりじりと追い詰めていく男爵。それでも「めろーん」でなぎ倒され、更に3回追加でめろめろに。「はい、ありがとうございます。」
 「という風にめろめろになってしまうんですけど、今日は花道がないんでここから行きます。ここがセンター席、あそこはアリーナ席か、その上はスタンド。関係者はどこにいるの?」で一斉に関係者席を指す国民。心得ている国民も国民ですが、そもそも一万人規模の客席と何気なくやり取りが成立しているのに改めて感心。「暗闇のところ? ここがセンターで、アリーナで、スタンドだから、あの真っ暗なところだ。人っ子一人いなくても寂しいんだけど」で、関係者席近くの国民から「いるよー」のタレコミ情報。


 というわけでいよいよ発動。まずはセンターからで「センター、めろーん! 長い、長い! 長くて後ろの方が分からなかった、もう一回めろーん!」で綺麗にめろーんWAVEが前から後ろへと伝播していきました。「すごいね、次はアリーナ」でぐるっとめろーんWAVEが伝わっていきます。それに合わせて客席を照明が照らしていくのも良い演出。「そしてスタンド!」と声をかけますが、がやる前から先走った者がいて「フライングしている人がいる!」とたしなめつつめろーん。そして「一旦終了して、関係者BOX! めろーん!」 この時だけは関係者席を照明が照らしてめろーんをやっている光景が映し出されました。「有難うございます、嬉しいです。意外とゆかり、関係者が少ない。スタッフ人気薄!」 最後は「全体にめろーん!」
 「他、誰にやろうかな。今日はスタッフはステージに上げちゃ駄目って言われた。皆真剣に仕事しているから駄目。何故ゆかりからカメラ逃げていくの? 今は、ゆかりに寄ればいいと思うんだよね」でレールカメラの方にめろーん。地方公演ではMellow PrettyスタッフやKing Recordスタッフを呼び出す一幕もありましたが、ノリノリの人もいれば正直嫌がる人もいて職権濫用ギリギリだったので、ストップがかかってしまったのかもしれませんね。まぁ、あくまで裏方は裏方さんです。そういう意味では2009.02.27の札幌バースデーライブ でみっしーが堂々とケーキをステージに運んできたのは、特例とはいえ本当に珍しいこと。


 喉を潤すに対して「お水美味しい?」が飛び、「んっとね、海外の味。何国かはわかんないけど、フランス? ウソだー。ゆかりも『お水美味しい?』って言いたい。まさにゃん飲めばいいじゃん?」と振ります。しかし、飲み終わったまさにゃんに「お水…(美味しい)」と潰されてしまい、「先に言われちゃった」としょんぼりゆかりん
 「そろそろ、ゆかり水を作るべきだと思うの(オー)。いざ出ても『高けー!』とか絶対言うんでしょ。ゆかり水を作って…皆…飲めばいいと思うんだ。至って普通のことしか言えなかった、ごめんね。」 最近物販でお菓子を作っていますが、その話になり「プリン買って食べた人いる? 意外と食べてないね。ゆかりもまだ食べてないの。シールがついていて剥がせるようになってるけど、ゆかりが自分でゆかりんのシールを貼ってたら、(ただのゆかりファンだと思われて、私が)ゆかりんだと信じてもらえなくなるじゃん。シールを捨てるのは忍びないし、まだ食べてない。ゆかりがプリンを食べて自分のシールをPSPに貼っても『ぷ! あいつ自分大好きじゃん』とか言わない? カレンダー家に貼ってないけど、貼ってみたい自分もいるの。自分家に自分がいるの恥ずかしい。『自分大好き』みたいで…。すみません、何を言っているか伝わり難いよね」 これだけのビッグネームになっても尚、それに慢心しない、天狗になってはいけないという臆病にも似た慎重さを失わないのは美徳


 「そろそろ次の曲へ。ゆかりが変なことを言ったから盛り下がっちゃったね。皆、盛り上がってる!? 本当に!? まだまだいける!? そうですかー。ゆかり、こんな時どうしたらいいかわからない。元気が出るやつで行きたい。」で、2009年のFCイベント@名古屋 で試用した早足のcall and responseの掛け声。
 「センター!(Fu!)アリーナ!(Fu!)スタンド!(Fu!)アリーナ!(Fu!)スタンド!(Fu!)センター!(Fu!)全体!(Fu!) 久しぶりのこの曲を歌いたいと思います!」で『皆大好きゾーン』へ。


18.Honey Moon
 ごく初期からの跳び曲の座に着き、『fancy baby doll』が発表されるまではウサギを投げる曲としても重要なポジションを占めていた『はにむん』。歌いながらセンターとアリーナの間の通路を通ってバックステージ側へ。
19.fancy baby doll
 バックステージから歌い始め、センター後方の通路を通り、ゴンドラに乗って浮島へ移動。その間ダンサーさんがサインボールを投げたり、自らゴンドラに装備されていたバズーカ(野球場などで客席プレゼントにTシャツなどを射出しているやつ)でウサギを打ち込んだり。結構飛距離があるのですが、同時に3匹のウサギが射出され、散弾銃のように広がって客席に落ちていく光景がおかしかったです。
 「世界一可愛いよ」に対する返しは、一回目は「本当に?」という煽り、二回目は「どうもありがとう」でした。なお、1番では「世界一可愛いよ」を叫ばず、2番と繰り返しでそれぞれ叫ぶのが基本。が客席にマイクを向けるのも2番と繰り返しのところだけですしね。といいつつ、もし1番でがマイクを向けたらころっと宗旨替えしますが(ぉ。
20.惑星のランデブー
 最後の方で「嬉しい 楽しい キミが大好き」に被せて「ゆかり大好き」とするのを忘れずに。
21.Cherry Kiss
 特効の銀テープが射出。ギター組は前に出てきてと背中合わせに競りながら演奏。初参加のズッキーニをが手招きして導いたり、と色々なコラボが成立。が恥ずかしげにエアギターを披露する一幕もありました。
 「最後の曲です(エー)」をはさんで『S4g』へ。
22.Super Special Smiling Shy girl
 冒頭から1・1で跳びまくるスピードナンバー。ロック調でありながら警報→名前被せPPPHの基本コンボが使えたり、かざしが入ったり、で立派な『皆大好きゾーン』向けのゆかり曲。掛け合いのコールも大音量で入りますが、最後は左翼→右翼→中央→全体の順に『Super Special Smiling Shy girl だいすき/わらって』を掛け合う演出も入り、無茶無茶盛り上がります。も最後は「大好き!」と叫ぶ感じに。
 「今日はありがとう」でいったん袖へ捌けますが、浮島からの移動だったので少し時間がかかりました。オケで『S4g』がかかり、客席が勝手にコールを入れる中消えていったのですが、丁度が袖に捌ける時に『Super Special Smiling Shy girl』のコールがかかっていて、偶然とはいえタイミング的にバッチリ
 この時点で21:08でした。


(encore)
 アンコール開始は21:13。
23.星空のSpica
 なのは曲だと思った瞬間にUO点灯組が多いのは残念。名古屋では最後の振り付け(顔を隠す)が変わっていたのですが、横浜では元に戻っていました。
24.Tiny Rainbow
 この曲は出だしやサビのメロディーラインが琴線に触れるので聞く度に泣いてしまいます。この曲でも(というか、アンコールのバラードでこの動きをするのがデフォルトスタンダードになりつつあるのか)サイリウムを頭上に掲げて左右に振る動きもありますが、ミラーの動きが綺麗に揃っていて美しかったです。速度に緩急をつける工夫もなされていました。管理人の席はアリーナの中段で全景を見わたせたのですが、本当に国民が心を一つにしてピンクリウムを振っている素晴らしい光景でした。


(MC5)
 「アンコールどうもありがとう。あっという間の何時間かということで、今日は本当に有難うございます。今歌った曲は『Tiny Rainbow』といってなのはのゲームのエンディングの曲です。そちらも宜しくお願いします。そして皆さんにお知らせがあります。ゆかりが山田役…、下の名前がないんだよね、で出演する『B型H系』のアニメの主題歌とエンディングを歌わせていただくことになりました。まだまだ先ですけど楽しみにしていてください。それでは(オー)、本日(オー)、何もないよ。曲ができていないからね。」 『なのは』を除くと久しぶりのアニメタイアップですね。


 「今日は色々な人とステージを作ってきたけど、まだ紹介していない人達? いや、動物達? いや、きぐるみ達がいます。呼んでみましょう。ネコさーん」でneco & neko登場。が「めろーんってやってみてよ」とステッキを向けて持ってくるとめろめろになって倒れてしまうneco & neko。めろめろで倒れる→起き上がる→めろめろで倒れるを繰り返していました。「ネコって大変なんだよ。ごめんね。いつも何の打ち合わせもなくって…、あ、めろーんお願いします」としんみりしたかと思いきや、またステッキを向けられて倒れるneco & neko。笑いの基本形である「てんどん」でした。


 「ゆかりね、名古屋で華麗にバク宙を決めた じゃん。家帰ってスゴイ運動できる気がしてブリッジしてみたの。皆今は絶対出来ないから家帰ったら、老骨に鞭打ってやってみて! ブリッジのホームページで逆手に突いてはいけませんとか書いてあるんだけど、既に手が地面につかない。肩がやられているから。スゴイウサギとか飛ぶじゃない、いつも練習しているから肩がやられた、剛速球で。ホームページ見ながらブリッジやってたら具合が悪くなった。すっと立ってるけど、身体が反ると胃がむかむかしてくる。肩で起き上がるのは出来るけど、手で身体を持ち上げるのは無理。今は、受信機が背中に入ってるからねぇ…」と言いつつステージ上に仰向けになってチャレンジするも無理。慰みにネコが肩をもみ「ふふ、『ゆかりもめ』になってる。あのね、わざと失敗してると思ってるでしょ? でも結構真剣。ブリッジ出来たらもっと盛り上がったと思うけど。…あれ、もしかして出来てた? 今、ゆかりブリッジ出来てた? 漂流教室のクモの人みたいに歩けてた?じゃあ、皆、今日帰ったらブログに書いておいて。」 『エクソシスト』のスパイダーウォークってヤツですね。
 そして、次にチャレンジしたのは名古屋のバク宙を越える大技。体操に疎い管理人には『すげー運動神経だ』としか分からなかったのですが、広いステージを使って助走のあと空中でくるくるっと回って着地。クッションとなる半月板も取っていて膝が悪いのにそんな無茶な大技を決めるなんて、本当にファンサービスが過ぎます。恐らくは相当に練習したのだと思いますが、一緒に飛んだネコ(くすんだ方)は着地がうまく『できなくて左肩を強打』(幸い大事にはいたらなさそうでしたが)してましたので、随分思い切ったチャレンジでした。ちなみに技の名前は『キャット空中3回転』というそうで、調べたら『いなかっぺ大将』が元ネタなんですね、引き出しが本当に広い人です。


(↓またも不自然な空白)
 というのは例によって、「ゆかりんが『キャット空中3回転』を決めた、すげー運動神経だ、と忘れずに書いておいて」という勅命によります。名古屋の記事も国民がそろって勅命に従った結果、結構釣られたニュースサイトも多かったような。
(↑またも不自然な空白)


 「名古屋の件は皆が書いてくれたから、知らない人が信じたみたい。声グラのライターさんが『本当にバク宙を決めたんですか』って聞かれて『ええ、まあ』って答えておいた。ああ、肩が痛い。17歳だけど年は取りたくないね。」
 「今日は本当に有難うございました。皆で一緒に最後の曲を歌いたいと思います。」


25.パピィ・ラブ
 曲の最中に舞台上から降ってきた特殊効果として紙飛行機っぽいもの(薄くスライスした発泡スチロールにライブロゴをピンクで印刷したもの)が降っていました。
 も「一緒に!」と叫んで客席にマイクを向けるなど「大好き」を皆で叫ぶ演出が多めに入るのは一体感が出てよいです。…いつかは『summer melody』で「『大好きー!』と叫んで手を振」りたいものですが、冬だから今回は無理でした。今回のセトリは『皆大好きゾーン』の起用曲も含めて、国民からへ「大好き」と声を届ける曲が多くて双方向性が成立しており、「ゆかりのライブは皆で作るもの」を体現しているように感じますね。
 歌い終わって一列で礼をしますが、キャストの礼に合わせて客席の国民もペコリとお辞儀をする行儀のよさは相変わらず。普段と異なり直ぐに袖へ捌けて行きました。バイバイと投げkissがなかったのでダブアン確定。この時点で21:35でしたが、すぐさま『もう一回』コールが沸き起こりました。


(W encore)
 『You & Me』のPVの衣装に着替えたが登場。この瞬間にダブアンはゆあみぃで、motsuさんが降臨すると確信できました。以前から横アリは映像収録もあるだろうしmotsuさんがゲストで来るのではないか、という推測はなされていましたし、それが形になった感じです。
 「アンコールどうもありがとう。本当に今日は皆さんありがとうごいます。それでは最後の曲です、OK?」


26.You & Me (motsuさん有りversion)
 メインステージ壇上にmotsuさん登場。彼もまたPVの時の衣装でした。「一緒に歌おうぜ!」の煽りで客席はヒートアップ。最初は男性ボーカルが入ることへの違和感が取り沙汰されていましたが、これだけスウィングしていると一転して高評価につながるわけで、motsuさんが現れた時の大歓声がそれを物語っていました。のお歌を国民のラップとmotsuさんのラップという彩が添える贅沢な展開であっという間の一曲でした。
 「有難う、横アリ最強! ゆかりん最高です! じゃ、打ち上げで!」と颯爽と消えていくmotsuさん、わずか数分のために本当にお疲れ様でした。の「もう一回拍手」に送られての退出でした。
 ダブアン終了は21:45でしたが、『まだだ、まだおわらんよ』。は一人残ってお別れの儀へ。


(MC6)
 センター席とアリーナ席の間の通路を客席の左翼→中央→右翼の順に回ってバイバイの挨拶をしていきます。比喩でなく文字通り一人一人に手を振っているだろう、と思わせるくらいに丁寧にバイバイ。通路近くの女の子ふぁんさんとはハグをしたり、握手をしたり、頭を撫でてあげたり。これは女の子特権なので男子はおとなしく我慢。少数の例外を除けば、通路側に押し寄せるような行儀を弁えない不埒者も居らず、本当に国民のお行儀のよさには感心します。基本的にはが今、手を降っているところの国民が手を振り返したり「せーのっ、ゆっかりーん」コールを届け、他のゾーンの国民は拍手で包むという構図が、いかにもゆかり王国らしい暖かさがあって大好きな光景。
 電車の時間もあってか、お別れが済んだら、あるいは後ろ髪を引かれつつ会場を後にした人もいるでしょう、流れ解散的なゆるやかな空気が立ち込める中、ゆっくりとお別れが進んでいきます。21:45-22:22と37分もかけて行われ、これは未踏の長さでした。
 最後まで残っているのは、本当にのことが大好きな国民ばかりで、中央に戻ってきたを包み込むのは本当に暖かい拍手。

 「今日は本当に有難うございました」と深々と一礼。一言一言かみ締めるように「本当に、ゆかりは、幸せ者です。ありがとう!」で投げkissを3回送って袖へ消えていきました(「これで終了だよ」の合図)。

 会場を自然発生的な拍手が満たし、有志の呼びかけで三本締めが行われ、無事にツアー終了となりました。

 終了は22:24。実に3h54mの長丁場でした。



 というわけで4公演に渡った『Princess a la mode』ツアーも無事に閉幕。本当に楽しくて充実した一ヶ月でした。今回は公演数こそ少なかったものの、クリスマスあり、カウントダウンあり、何もない日ありで濃密なツアーでした。ライブのパッケージとしては完成度が高く、以前はやや違和感を感じさせたバンド帯同もゆかり王国の一部として定着してきましたし、ダンサーさんやネコとの掛け合い、更には国民との掛け合いを含めて「ゆかりのライブは皆で作っていくもの」が体現されています。そして何といってもの歌とMC捌き。跳び曲からバラード、懐メロなどどれも正確に歌い上げるの歌唱力も伸びていますし、一転して硬軟自在に笑いと涙を起こさせるMCの安定感も抜群です。
 このように構成するcomponentが増えれば増えるほど総量が増えるのが常で、唯一の泣き所は近年曲数の増加に伴い長時間化の一途をたどっていることが挙げられます。長時間化にも関わらずだれた雰囲気にならない構成の妙は確かに健闘しているのですが、それでも遠方から来ている人や若いふぁんさんの参加を考えると、もう少し早めに終わる構成(2h30mくらい)でもよいのではないか、と思います。


 それにしても、あっという間の4公演で、改めて充実した一ヶ月でした。ふぁーすとらいぶ以降、の単独名義のライブは全て参加していますし、それ以前の小さなイベントも含めると軽く50回を越えると思いますが、どれだけ参加しても飽きることなく完全燃焼させてくれて、「また明日から頑張ろう」という前向きな気持ちを取り戻させてくれる活力の源になってくれます。
 を支えるスタッフの皆さん、さらにそれを取り巻く国民の皆さん、本当にお疲れ様でした。