田村ゆかり*Sweet Milky Way*08/19@愛知県勤労会館 | 羊飼いの戯言

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作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 決戦は日曜日。
06:00 起床。今日はサークルチケットがあるから早起きしなくて良いので楽だぁ
06:30 第一次出撃
07:25 会場到着、サークル入場
08:15 シャッター前行列が固定
10:00 「これよりコミックマーケット三日目を~」パチパチ
12:30 いっぱい万円と引き換えに『あーん』な本がいっぱい(汗)
13:40 先立つ不幸をお許しください
14:45 一旦帰還、リロード
15:20 第二次出撃
17:50 名古屋到着!
 というわけで超ハードスケジュールの中、名古屋公演に行ってきました。まぁコミケ→神戸→甲子園→コミケ→名古屋という無茶なセットにしているので自業自得なのですが。
 愛知勤労会館
 下りの新幹線が、米原付近での落雷による停電の影響で到着が遅れて少しヒヤッとしたのですが、開演には間に合いました。愛知県勤労会館といって鶴舞公園の一角にあるやや古びた建物。
 会場内の左右の舞台袖は広く取ってあり、ハウススピーカーの前も人が通り抜けられる程度の空間があるので、多分両脇に出てくるだろうなぁと妄想しながら着席。今回は右手側の通路席で結構前目だったので、結構近かったのです。
 18:15、18:25に場内アナウンスがありましたが、「サイリウムなどを持って腕を振り上げる行為は大変危険であり…」の下りでザワザワしており、初めての人が多いのかなと思いましたが…。


 開演は18:35.最初の3曲はヘッドセットなので両手フリーのため振り付けが新鮮ではあります。具体的に言うと『iDOLM@STER 』っぽい(笑)。
01.Princess Rose
02.Super Special Day
 昔と振り付けが違うのですが、うっかり身体が覚えている通りに振りコピしそうになる私マーメイド。神戸でのセットリストを踏まえて予習してきたのか口上の通りはかなり良かったですね。特に、最後の「L! O! V! E! Lovelyゆかりん! L! O! V! E! ~Fuu!」のタイミングでベテラン兵かどうか判る気がします。
03.虹色バルーン
 歌い終わってヘッドセットからハンドマイクへ。


(MC1)
 「やっとかめー!」が今回の冒頭の挨拶。
 「『やっとかめー!』って言うと良いよって言われたんだけど。こんばんは田村ゆかりです。やって参りました、愛知勤労会館、愛知勤労会館だった。久しぶりの名古屋です。やっとかめって名古屋弁だよって言われたんだけど、分かる人居る? (ハーイ、と多数の手が上がり)意外と居た! どういう意味なの? お久しぶり? 合ってたー! 適材適所。というわけでお疲れでしょうから座ってだぎゃー。座ってだにゃぁ? だみゃぁ?」
 「愛知にやってきたわけですけど地元っぽい人どのくらい居ますか?」40%くらいは手が上がり、「結構居るような気がする。前回名古屋(fancy baby doll愛知公演)に来た人?」には50%の手が上がり、「すごーい! リピーターだよ、リピーター。」 のファンは元々は「濃い」というかある種『宗教が入っている』感じがありましたが、ツアー全通とか『どんだけ~』?


 「4回目でそろそろ折り返し地点じゃん。でゆかりは色々考えたの、この人たちの…(バンド名?)そう! バンドの皆さんのバンド名を考えたので発表します! ドラムロール、カモン! 派手に盛り上げてください!」と囃子を演奏させます。
 「発表します。『桃色男爵』の皆さんです! というわけでレポートに書く際にはちゃんと漢字で『桃色男爵』と書いて下さい」 神戸に引き続きまたもレポートへのネタ指定ktkr。
 「試行錯誤して、違う候補とかも上がってたんだけど、凄い嫌がって…、発表するね。『ロリィタマニア』の皆さんです! ゆかりが一番気に入ってたのは『ロリィタ男爵』の皆さんです!」といくつか有力候補を紹介。『ロリィタ』という言葉の反響が強かったためか、「ちょっと待ってこの中でロリィタマニアの人? ロリィタは伸ばす方『ー』じゃなくてちっちゃい『ィ』の方ね。ゆかりんらしさを残そうとしたけどイマイチで、『桃色男爵』となりました。ダンサーさんのも決めたんですけど、不在なので後ほど発表したいと思います。引っ張るほどの素敵ネーミングじゃないんだよね」と言っていました。まあ引っ張るほどのネタかどうかはともかく、バンドメンバーやダンサーさん達と割と仲良くやれている雰囲気が伝わってきます。


 「襲名披露も終わったところで、昨日名古屋に来たわけですよ。皆は何時移動したの?」結構バラバラでしたが、遠征組だと神戸・名古屋で二~三泊の予定を組んだ人も多いのでしょうか。
 「何故、緑色のTシャツの人がいるのって思ったんだけど限定Tシャツか。それ可愛いでしょ。ゆかり一番お気に入りのイラスト。愛知といえばこれだよね。言っちゃ駄目だよ? 凄く似てるからクレームとか来ちゃう」と伏せつつも、「森に帰ってしまった妖精のちっちゃい方を見てくれると嬉しいなと思います。パス(会場限定pass)にも同じ絵が描いてあるよ。」 限定Tシャツの色が様々なのですが、管理人はやはりピンクが良いのでさまぁらいぶの限定Tを着用しています。


 「昨日ホテルにcheck inして、洗面所のお水がダバダバって出てきて水漏れする部屋に、看板であるところのゆかりんが押し込まれた。ツアーでホテルに来て泊まると必ず水漏れする部屋。水難の相が出てるんだと思う。蛇口をひねって(シンクに)溜めて排水すると、下にダバダバって出てきてスリッパとかびしょびしょ。ゆかりは善良な一市民だから良かったものの、すっごい極悪人で『トマトジュースを流してやろう』と思ったらダバーッて一面赤いのが広がるんだよ! 怖くない? もちろんやらないし、皆もやっちゃ駄目だよ」 クレーマーの方向に話を膨らませるかと思いましたが、違いました。

 「お昼に会場に来るためにcheck outした時に、『昼食代~円いただきます』って言われた。食べてないのに。どんな詐欺なんだろう、『ランチランチ詐欺』? 『食べてません』って言ったら『じゃあいいです』ってあっさり引き下がられた。本当に食べてないんだけど、皆は食べたら全部払わないと駄目だよ。ホテルのお水とかはご自由に飲んでいいお水じゃないんだからね。(使用した物品などの)紙に印つけて…」 アメリカで割りと良いホテルに泊まった時はsparkling waterのボトルがfreeでついてきましたが、室内価格は市場価格と全然違いますね。

 ここで、カンペで次への指示が出たようですが「皆に見せられないのが残念だ、『次、行ってみよ~』って合成で変な写真が出てる」とのこと。今は亡きいかりや長介さんのネタかなぁ。しかしまだ曲には行かず、ちょっと客席いじり。
 「距離が近いから近づきたくない。おい、お前立ってみろ」と最前中央を立たせ「どうもどうも」と握手。あまりの幸運に場内騒然としましたが「や、どうも」と言いつつ左手の方にも移動して握手。しかし『ピンクアフロ』さんが手を伸ばしたら苦笑しつつも手を引っ込めたのはご愛敬。
 「そろそろ次に行きますよ。Sweet Milky Wayまだまだ続くよ!」


04.Butterfly Kiss
 一つ気になったのは、サビで『Butterfly Kiss! (Fu!) Butterfly Kiss! (Fu!Fu!)』と回数が違うのが徹底されていないこと。NECO & NEKOが手を叩くタイミングに合わせましょう。
05.天使のお仕事
06.新曲
 サビの歌詞の「マ、シェリー」は恐らくフランス語の"mon cheri"が正しいらしく、女性から男性への呼びかけに使われる「愛しい人」という意味だとか。ちなみに"ma cherie"は同じ意味で男性から女性に使われるそうで。

 歌い終わって、『Spiritual Garden』のBGMとダンサーさんの踊りでつなぎます。
 はお着替えで再登場しますが、この衣装は裾に輪っかが仕込んであるため、の腰を上面とした円錐台のような広がった形が保てています。

07.Sensitive Venus
08.Jelly Fish


(MC2)
 「『Jelly Fish』聞いていただきました。あ、座って座って。名古屋に来て思ったことがあるの。名古屋の人ってあんまり他人の話聞かないよね。聞かないっていうかマイペースだよ。夕ご飯を食べた後、信号で待ってたら前に居たタクシーが凄い勢いでバックしてきて、マネージャーの津田さん轢かれそうになった。挙句、ドアがガチャッて開いて、みんな『乗らねーよ』って思った。アレは一回軽く当てといて、病院までどうぞ? それを見て分かる通り名古屋の人はマイペース。他にもあるけど追々話して行きたいと思います。」


 続いては、Spring feverツアーの際に大阪と名古屋の間で行われた「ゆかり杯争奪大ボウリング大会」を踏まえてのMC。
 「名古屋といえばボウリング大会。大会といってもビリになったから罰ゲームとかはなかったの。個人的にダンサーさんと強敵的に賭けみたいにされた。『ボウリング上手ですか?』って聞かれて『そうでもないです』って答えたけど、心の中では少し上手くなったと思ってたし、何もやらない間に『凄いパワーがついているかも』と思いながら謙遜して、『それほどでもないんですよ』って言ってた。『50取ったら私がゆかりさんに何か買ってきましょう。ただし取れなかったら何か買ってきてください』って。これは違法じゃないですよね? いきなり逮捕されたりしない? 『50だったら勝つわ』と思って『60にしましょう』。で、大会。」
 「1フレーム当たり、2回ずつ投げられて、必ずどっちかに『G』か『-』が入る。投げ方を前にも習ったのに…と思いつつもう一回習ったら、凄い追い上げた。最終の10フレームの時に9フレが終わって55まで来たわけですよ。ゆかりの組は投げる早さがドベで、(先に全部終わって)今ドベの人は56で、ゆかりがあと1本で抜けるし、ダンサーさんとの賭けにも4本で勝つ。一投目投げました。G! でも次でストライクを出せばもう一回投げられる。投げました。何と奇跡が起きましたよ。1!」
 「ダンサーさんとの賭けにも負け、全員の中でもドベ。何がいけなかったんだろう。名古屋? 名古屋関係ないよね。場所は『ラウンドワン』って大きい? 有名? 下はゲームセンターのところ」 地元にあるチェーン店のようです。

 「何のショータイムか分からないけど、真っ暗になって…、一杯(ピンを)倒すと何かもらえる?」地元民と思しき客席から「写真撮ってもらえる」と答えがあり、「なんかくれるんだと思った。撮られなくて良かった。何かもらえると思ってバーンと投げたら直ぐにガーターになった。暗いんだもん、見えないよ」、「写真撮ってもらった人いる? いるの? 恥ずかしい!」と言いますが、「シャンパン貰った!」という声には反応し、「何それ! 違法じゃない?」と切り返し。「写真は貼られたりするの? もらえる?」
 「もうボウリングはやらない、だって面白くないもの。下手な人が混ざってたら面白くないでしょ。最初は教えてあげるとか言うけど、次第に憐れみの目になってくるし。6本くらい倒しただけで『うっひゃぁ』とか喜ばれる。もうボウリングやらない」、「エー」、「何で皆がエーって言うの?」


 「あとUFOキャッチャーもやったけど、下手くそみたいで全然取れなくて寂しい思いをしてたら周りがどんどん飴をくれたんだけど、こんなに一杯要らないよって思った。貧乏症だからぬいぐるみは嬉しくない。飴とかの方が嬉しいけど袋一杯の飴は要らない」
 「ファミコンは欲しかった。ハイチュウを取れたらファミコンをあげますっていうけどクルクル回るばかりで取れなかった。『ハイチュウ詐欺』? 取れたことある人いないの?」 客席からの返答がなかったため「名古屋の人ってシャイだよね」、「でも可愛い丸っこいぬいぐるみは貰いましたよ」 『丸っこいぬいぐるみ』は後への伏線。


 「次の曲行きますね」と息を整えますが、早速かかる「回ってー」の声に「いやだ!」と言いつつも回ってみせ、「満足しましたか? イラスト付きのレポートを書けますか?」と一言。絵が上手い人は良いですね。
 客席は座ったままでバラードへ。


09.君をつれて
 終わっては退場しお着替えの間バンドの演奏でつなぎ。


 紫の衣装と客席のピンクリウムが映えます。
10.星空のSpica
11.不可触な愛
12.Beautiful Amulet
 終わってバンドメンバーとダンサーさん紹介は変わらず。せっかく襲名披露もしたし、この部分の音声を横浜以降は録り直ししたら面白いですが、そんな余裕はないでしょうか。


13.Little Wish~first step~
 ここから着用される、胸に大きな三日月の入った衣装もまた『iDOLM@STER 』のVi属性っぽい感じ。の基本性能はVo>Vi>Daで、特殊アクセにダンサー、NECO & NEKO装備でDa能力を補っている、という気がします。
 
(MC3、めろーん)
 「ここに、(オー)、みんな上手だね、サクラ。(ピロリロリーン、と久々に効果音を出して)いい加減新しくしたいと思っている魔法のステッキがあります。これをゆかりにめろーんとやられるとあーら不思議、ゆかりにめろめろになってしまいます。それでは試してみましょう。桃色男爵の皆さん。」
 キーボード:「昨日ゲーセンで散財してました。でも取れたのは都こんぶ」
 ギター:「笑顔が眩しいねぇ」
 ドラム:「また照明ついてるよ。昨日ボウリングしなかった。ドラムを叩くから。もちろん他のメンバーも手を庇ってやってて、思わしくない結果になって落ち込んでる」
 ベース:めろーんに抵抗する強敵ですが「マサニャン、77だっけ。プロいから軽い球持ったんだよね」と落としたり持ち上げたりしながら、めろーん。


 「いよいよ皆さんの出番がやってきました。ゆかりは神戸の会場で新しいめろーんを開発しました。寸止めめろーんです」 神戸で披露した「め」と「ろーん」の間に一時停止を挟むバージョンのこと。
 先ずは一階からですが、「め。め。め。」と止められる度に、サイリウムを振り上げた姿勢で固まる客席。そして「ろ~ん」しながら左手から中央、右手に移動してきますが、右手には「め。」を一回発動して万歳させただけで放置。そのまま「二階行くよ~」と言うものだから一階右手からは不満の声が上がりますが取り合いません。
 そして、二階にも「め」、「め」、「め」と固まらせたまま、「ゆかり昨日ね…」と関係ない話題を話し始める…、と見せかけて「ろ~ん」と発動。空気を読んでバッチリ対応する客席には「ちゃんと付いて来たねぇ」とご満悦。
 収まらないのは「め」一回だけしかやって貰えていない一階右手で、お代わりを求める声が沸き起こります。「何で? やったじゃん」と言いつつも仕方が無いなぁという表情で「め。じゃあ皆座ってください。ろ~ん」と一拍おいて発動。まあ色々考え付きますねぇ。


 続いては「名古屋を満喫してきてウンザリしているとこなの」から始まる話は名古屋名物マウンテン。「聞いてよ聞いてよ、行ってきたよ。登山してきたよ」には感嘆の声が上がります。管理人も勿論登山経験者ですが、最強のご当地ネタを押さえてくる辺り流石です。
 「散々な目に遭ったよ。行ってきたこと有る人? 一回だけ? リピートしようと思ったんだね? 一人一品頼まなきゃいけないでしょ。8人で行ったから8品目味わってきた」 登山の際にはパーティを組むのが基本ですが、なおかつ味の変わったもの(甘くないもの)を半分くらいは混ぜるのが肝要。
・ゴーヤのかき氷、何あの粒粒。でもまだ序の口
・トマトのパフェ、何故トマトが凍ってるの? 口内炎に沁みる感じ
・そして怒涛の如く来た甘いパスタ。メロンパスタ。なんであれ温かいんだろうね。冷たかったら美味しいだろうね。生クリームが溶けてるんだよ。
・お汁粉スパ。割といけた方。
・抹茶小倉スパ。真打登場。抹茶の味が濃いけどメロンより美味しい。(バナナの方がキツイ。イチゴの方がキツイ。) あー聞いておくんだった。一口ずつしか食べてないから大量に食べると評価が変わるけど…、大量には食べられないね。
・大人のお子様ランチ。普通の喫茶店の味がした。アレはわざと? (仕様です。) 店長さんはおじさん? おばさんは奥さん? そこまで知らないか。
・ぺったらぺーみたいな、呪文みたいな名前の辛い奴、ピカチュウみたいな(ピカンテピラフ激辛)。唐辛子辛いやつは駄目だから、パク、ウゥー、エロエロエロ映像をお見せできません」みたいになった
・納豆サボテン玉子とじ。一品料理かと思ったら基本パスタなんだね。
 「色々と堪能したようで、うんざりしたよマウンテン。でもね。制覇してないやつがいっぱいあるから制覇したいね。何回も行く人の気持ちが分かった」と喫茶マウンテンの魅力の虜がまた一人。

 「(来てたお客さんに)『ゆかりんですか?』って聞かれたけど、どうして名古屋に来ているか知らなかった。『明日ライブがあるんで』って言ったら、『へぇっ』て。『ああ、そこまではゆかりのこと好きじゃないんだ…』、でも応援の仕方は色々ですからね。全然しょんぼりしてないですよ!」
 「『なのはとフェイトが…』って奥から聞こえてきたけど、そっちは向かないことにした。マウンテン堪能しましたよ。皆さんも行ってみては?」といったところでMC終了。「それでは曲に行ってみたいと思います。」


14.童話迷宮
15.Honey Moon
16.惑星のランデブー
17.fancy baby doll
18.恋するラズベリー
 「本当に今日はどうもありがとう。今日最後の曲です。『Melody』」とMCを挟んで最後の曲へ。
19.Melody
 最初、客席の一部が『Love parade』の時と同じくサイリウムを左右に振っていたのですが、それが徐々に後方に広がるのを見て取るやも手を左右に振り始めます。当然振りコピをして会場全体が一気に同調していきましたが、既成の振り付けに拘らず、歌いながらも臨機応変に対応したと抜群の統率具合を見せた客席の織り成す壮観な光景に、思わずウルッときてしまいました。…ここまでで20:45。


 アンコール開始は20:50。
(アンコール)
20.Love parade
 間奏でサインボールをラケットで打ち出すのは変わりませんが、大分練習をしたのか後方までポンポン飛んでいました。


(MC4)
 「アンコールどうもありがとう。今回から恒例の『ボールを打ち込め』。あと4つやるね」とテニスのサーブの如く打ち始めます。3つ目は尻尾付きの球体が上空を通過していきましたが、「一個だけ何コレというのが飛んだけど、当たりのような外れのような…。大切にしてあげて下さい」 恐らくはUFOキャッチャーで貰った『丸っこいぬいぐるみ』だったと思われます。

 「名古屋、暑いね。ステージの上も暑い。皆さんもムシムシしてる? ムンムンしてる? ムラムラしてる? (ハーイ) それは良くない」


 「襲名発表がもう一つ。昨日いない間にグループ名が決まってしまったダンサーさんを呼びたいと思います。『桃色メイツ』の皆さん!」
 ネーミングセンスの昭和っぽさを質され、「ゆかりは17歳だよ。干支は…覚えたのに覚えたのに…平成は2年生まれだよ」
 「ということで本日より彼女たちは『桃色メイツ』。今日から『桃色男爵』と『桃色メイツ』、そしてかつて『桃色』だったネコ、くすんでしまったけど、を宜しくお願いします」で、次の曲へ。浴衣は脱がないままでしたが、どうも衣装替えのタイミングを変えたっぽい(大宮の時はキャンスマの前に脱ぐ)ですね。


21.candy smile
 最後に「好きだよー」を被せて入れられるかどうか、がポイント。


(MC5)
 「夏なので浴衣みたいなものを着てみました。イチゴ柄です。(可愛いー! 回ってー)うっせ!
 「じゃあちょっと着替えてきます。(ラジオ体操?) はい、そうです。愛知県民体操とかないの? ラジオ体操でいいや。第二!」 しかし演奏出来る人がいないため、「サム、ゆっくりドラムを叩くといいよ。皆も『腕を前から後ろに上げて伸び伸びと背伸びの運動~』ってやってて」と言いおいて裏へ。マサニャンが適当に指導をしながら繋ぎますが、直ぐには「ラジオ体操知らないの? みなロマンス打ってたでしょ。ゆかりん体操とか出来ないの? 凄いオーバーアクションでそこの婦女子が打ってるけど大丈夫かな?」と言いつつキャミとスカート姿で復帰。

 恒例のネココーナーなので「忘れてた、くすんだネコを呼びます」で登場。「ネコ、ボウリング上手かった二匹とも。スコアはゆかりの倍ぐらい? もっと出てた? (ウン)」が逆鱗に触れ殴り倒されるNECO & NEKO。
 「あのくすんだネコ、本当は水色なんだって。水色に見えないよ、グレーだよね。こっちは? 肌色?」
 「ネコ、『変なおじさん』踊って。じゃあ『東村山音頭』踊って」とリクエストしますが、やっぱドリフネタは世界共通言語ですな。そして「桃色メイツの皆さんを呼んで、せーの」「桃色メイツー!」とダンサーさんを呼びいれ、「桃色男爵の皆さん、桃色メイツの皆さん、そしてゆかりん! (ネコ! ネコ!) 心がくすんだネコ、が頑張りました。ということで最後の曲です」でラストナンバーへ。
 「恋せよ~!」「女の子!」の掛け合いは最早定番。


22.恋せよ女の子
 終了後は、「今日は本当にどうもありがとう」と一列で礼をし、だけ残ります。左手の袖まで出て近くのお客さんとハイタッチをしながら中央へ。中央でも最前列とハイタッチをしながら右手の袖へ。そして右手でも群がるお客さんとハイタッチを交わします。こういうご褒美の行為も、大人数が押し掛けることはなく客席が節度を持っている、と信頼されているからこそ出来る技ですが、勿論後方や二階席へ手を振ることも忘れません。


 「今日はとっても温かい気持ちになれました。本当に毎回名古屋に来る度に、名古屋の人たちは良い人だなぁって思います。また来る時までいい子にしてるんだよ」、「ハーイ」、「今日は本当に有難うございました!」 流石は「ハーイ」の発祥の地である名古屋らしい揃い様でした。
 は投げkiss一回を決めて袖から退場。打ち出しは21:18。

 神戸から間をおかずに行われた公演ですが、セットリストこそ共通だったもののMCの内容はガラッと変えてきっちりご当地ネタを用意しているあたり余念がありません。客席もガツガツしていないというか、全体におとなしめの雰囲気が感じられ、その辺りの節度が最後のとの距離の近さに如実に現れている気がします。逆に、横浜は箱が大きいですし、ラストの福岡はオールスタンディング+千秋楽ということで必然的に暴走機関車になるでしょうから(汗)、小さめの箱でまったり楽しめる最後の機会だったのかもしれませんね。


 それにしても米原付近の落雷に加えて広島~新岩国間でも落雷があったと思しき影響で、上りの新幹線(のぞみ52号)がほぼ50分近く遅れたため、東京駅からはタクシーで帰宅。N700系のグリーン車を取っていたので車内ではぼへぇっとしていましたが、コミケの疲れと合わせて流石に頭は回りませんでした。
 といいつつも月曜からの通常シフトで仕事が進行する合間を縫って執筆していますが、流石に寝不足と過労で吐きそうです…。