恥ずかしい電波、禁止中 | 羊飼いの戯言

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作品の感想や雑感をつらつらと述べたblog

 もう日付は変わってしまったけれど、06/01は『電波の日』。名前の由来は
郵政省(現在の総務省)が1951(昭和26)年に制定。
1950(昭和25)年、電波三法(電波法・放送法・電波監理委員会設置法)が施行され
電波が一般に開放された
とのこと。


 ちなみに、06/01の伝書鳩も「電波」関係だったのだけど、管理人は「電波」と聞くや
長瀬ちゃん、電波届いた?」 (月島瑠璃子 from『雫』)
毒電波でピーしてやる」 (花島咲 from『フルーツバスケット』)
しか思い出せなかったりします。
 どっちも随分と付き合いの長い作品です。(『雫』で新城さんが…するBAD ENDに入った時の衝撃は未だに忘れられないなぁ。)


 話は変わって、今日の福岡のKBCラジオの番組で姫の話が出た、という情報。
 昔、姫が地元でアシスタントをしていたラジオ番組のパーソナリティである中島浩二さんが、声優の話題になった時に姫のことに触れたとか。
 *fancy baby doll*福岡公演に招待状が届き、会場の熱気やチケットがsold outするほどの人気を得ていたことに驚いていたらしい、とのことです。

 奇しくも丁度一年前(2005/06/01)の姫の日記がラジオの話。是非OFFICIAL SITE の日記の過去ログをそのまま読んで欲しいのですが、

 >今の、このお仕事を始めてから
 >お歌を歌わせて頂けるようになったりして
 >そんなゆかりが、ずっと思ってる密かな夢は、


 >あの時のお世話になった中島浩二さんの番組に
 >今度はゲストでお邪魔してみたいなぁって事。


 >もちろん、ゆかりは「本物の歌手」じゃないから
 >とても、難しいのはわかってるんだけどね(^-^;;


 決して特別なことではないのだけれど、昔お世話になった人への恩人と人との絆の重さがスゴク骨身に染みている娘だな~って改めて感じ入ります。

 ラジオ・雑誌インタビュー・イベントとか、限られた情報から推測するだけですが、自分の立場というものをわきまえ過ぎるほどわきまえている、時々矯めすぎて自分を殺してしまうことがあるし、自分が演じなきゃいけない「偶像」にギャップを感じて嫌がって、でも追いつこうと背伸びして、やっぱり押し潰されそうになってつまづいて転んで、もう一度あきらめずに足掻いて立ち上がって歩き出す。

 そんな「普通の人の、ちょっとだけ普通じゃない人生。でもきっと、いつかどこかに辿り着けるよ」という姿を、現出して見せてくれる姫。

 そんな「隣の席に座っていたかもしれない普通の女の子」が故郷に錦を飾る姿を(これほど陳腐な表現も無いけれど)、一ヶ月に渡るツアーで「一緒に旅をして」、数多くのスタッフさんに支えられ、もちろん数多くのファンさんに見守られている姿を、目の当たりに出来て、「我ながらよくもこの僥倖に巡り会えたものよ」、と感慨ひとしおでした。


 だからこそ、福岡のアンコールでのMCを姫の口から直接耳にすることが出来た時、涙にくれるばかりでとてもとても言葉は出なかったし、「優しい夜に。」の歌詞の一言一言が心根を揺さぶって止みませんでした。
 改めて「えっちらおっちら のんびりと 息切れせぬよう 姫について行きたいな」という生温かい気持ち(;^-^)が、ふわぁ~っと心に萌え出づるのであります。