過激なダイエット広告に気をつけましょう! | ★☆★ダイエットマスター福崎会長ブログ★☆★

過激なダイエット広告に気をつけましょう!

最近「二ヶ月でマイナス15㎏」だの「マイナス10㎏」だのと宣伝しているダイエット広告をよく見掛けます。

ダイエッターの皆さんは、そのようないい加減なダイエット広告に惑わされることのないよう、これから話す事をよく考えてご自分のダイエットに取り組んで欲しいと思います。


だいたい、ダイエットを人様に指導する場合、一ヶ月や二ヶ月でマイナス10㎏だの、15㎏だのと無責任に大袈裟な表現で気を引くべきではないと考えます!


また、そういう無責任で大袈裟な表現や広告は、ダイエットを指導する立場の人間が使うべき言葉ではありません!(そんな事をしたら、少なからず身体を壊す可能性が高いからです) 


一ヶ月、二ヶ月でマイナス10キロ、15キロも、やり方によっては、
また太り方によっては十分可能でしょう。(BMIが30前後もあるような場合)

だったら、初めからBMI値27~8~30前後の人と告げるべきです。

しかしそのようなダイエットは、殆んど飲まず食わずを強いる極端な減食ダイエットか、
又は下剤を毎食後飲むような過激なダイエットかと思います。

あくまでダイエットとは健康に生きる為、
身体に付きすぎた余分な内臓脂肪や皮下脂肪を燃焼させる為の健康管理術みたいなものです!

五年、十年の歳月をかけ肥満になった身体を、たった一ヶ月や二ヶ月でマイナス15キロなどとは危険極まりない考え方です!
(ただダイエットの初心者は何も知らずに飛び付くのかも知れませんが…)

脂肪1㎏は7200kcal程のエネルギーがありますから、計算すると脂肪15㎏で108000kcalものエネルギーを蓄えている事になります。

一般人男性の基礎代謝を2500kcalとして、
そこから一日の生活エネルギー約1000kcalを引き、基礎代謝エネルギーの1500kcalだけで生活すると、(脂肪15㎏108000kcal÷一日の生活エネルギー分1000kcal=108日)

一日を1500kcalの基礎代謝エネルギーだけで生活したとしても、108000kcalを燃焼するのに108日間もの日数を要する計算になります。

もちろん燃焼するのは脂肪だけではなく、その間に身体の水分は減少し、筋肉は痩せ、骨も痩せ、念願のマイナス15㎏を達成したところで、身体は栄養不足やカロリー不足で弱りきってしまいます。

(ダイエットマスターが常々警鐘を鳴らしている「未熟細胞」の状態です)

筋肉とは腕や足の筋肉だけではありません!心臓も筋肉、また胃腸も筋肉です。(腕や足の筋肉は筋力強化運動で補えますが、心臓や胃腸の筋肉はどうやって鍛えますか!?)

また、同じ痩せるにしても、BMI30から痩せる場合と、BMI25から痩せる場合では条件が違います。

もちろんBMI値の大きい身体の方が簡単に痩せていくのは当然ですが、日本人の場合、BMI30以上の人は、ほんの3%前後しかいない事が統計で判っています。

いま必要以上の痩せ願望に取りつかれている普通体型のあなたは、いま現在のBMI値は幾つでしょう!?(体重÷身長÷身長=BMI値)

女性ではBMI22以下、
男性ではBMI24以下では痩せる必要はありません。
むしろ若干太り気味の方が健康とさえ言われています!

ただ女性のBMI22は約 56㎏、(身長160㎝で計算しました)

男性のBMI24は約69㎏(170㎝で計算)ですから、男女ともそれぞれ5~6㎏を落とし、筋肉を付ければ、より理想的な体型になる事は間違いありません!

話は脱線してしまいましたが、
今日どうしても皆さんに伝えたかった事!

ダイエットを指導する立場の専門家が過激なダイエット広告を出すような企業には注意しましょう!!
という事でした。

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