2014年11月25日(火)「 解決!ナイナイアンサー」
 
熟年太りに悩む3人の女性が、わずか1か月で奇跡の大変身!


この冬どうしても痩せたいと願う3人がダイエットに挑戦!


 

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5人のクセ者相談員


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●深夜のドカ食いで太った赤プル(37歳)


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2011年、同じお笑い芸人と結婚した赤プル。

 

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しかしその後芸人としての仕事は激減し、今はお笑いの仕事よりバイトの方が多い状態。
今は夫婦そろって甘栗店で働く生活。

そんな赤プルが太ってしまった原因は「乱れた食生活」


仕事が終わるのが深夜なので、遅い時間にご主人とラーメンを食べたり牛丼を食べたりしていた。
カロリーが高い物を寝る前に食べていたことによって太ってしまった。



そんな彼女が選んだダイエット法は「糖質制限なしダイエット」


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担当のトレーナーいわく
「炭水化物を抜くと脂肪も燃えるが筋肉も燃えてしまいキレイなボディーラインが作れない」
「炭水化物を摂っても消費カロリーを増やし摂取カロリーを減らせばその差分で必ず体重は落ちる」
「1日の摂取カロリー管理が最も重要」

運動は週2回。1回1時間のトレーニング。
食事は写真付きメールで24時間サポート。

「今寿司屋ですけど、これは食べても大丈夫ですか?」と寿司の写真を送ると
「脂の多いトロはNG!エビや貝類なら食べても大丈夫」という返事がくる。

 

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もうひとつ選んだのは「塩レモンダイエット」


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今話題の調味料「塩レモン」

効果は「唾液の消化酵素が糖の分解を促し新陳代謝を上げてくれる」
「食べるだけで体の巡りが良くなる」ということ。


この日の料理は「塩レモンおにぎり」

 

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刻んだ塩レモンをご飯に混ぜるだけ。


元々調理免許を持っていたので、外食をやめて自炊をするようになった。

 

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「糖質制限なし」「塩レモン」「ハイヒール」を駆使して最後の追い込みをかける!

 

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●1日6食がやめられない春香クリスティーン(22歳)


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ゴミ屋敷の住人としても有名な春香クリスティーン。

6年前、16歳の時スイスから単身来日。


その頃と比べると今の方が痩せているように見えるが実はとんでもない体型だった!

 

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マントを脱いだ途端、スタジオから悲鳴が。

 

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マネージャーやスタイリストさんから「上半身と下半身が別の人」と呼ばれている。


太ってしまった原因は1日6回の食事!
1日分の食事を6回に分けて食べるのではなく、1日6食ガッツリ食べていた。


朝食:おにぎりとサンドイッチ

昼食:マグロとアボカド丼セット(デザートのケーキ付) 7分で完食

 

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間食:サンドイッチのセット 4分で完食

 

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間食:仕事場で出た弁当を完食

夕食:イタリアン店でピザとパスタのセット

 

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夜食:コンビニの食べ物&お菓子
 

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そんな彼女が選んだダイエット法は「糖質制限なしダイエット」


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週2回ジムに通い、1日6食を3食にした。


ところが、番組スタッフに「頑張っているのに体重が増えてしまったという」連絡が入る。


実は、食リポのレギュラー番組を持っているので1日3軒以上の店で食べなくてはならなかった。

 

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ロケでの摂取カロリーは1200kcal以上!

 

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そこで急遽「モムチャンダイエット」を追加することに。



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仕事先でも積極的に行っていた。

努力を重ねるうち、大きくなっていく自信。

すると今まで全く落ちる気配もなく、落ちないと思っていた下半身に変化が。





●熟年太り真っ最中 エド・はるみ(50歳)


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4年前、一般男性と結婚したエド・はるみさん。

 

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旦那さんの帰りが遅い時は、ひとりで野菜中心のヘルシーメニューを食べている。

 

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この日もひとりで夕飯をすませていたのに、その2時間後ステーキ店へ。
会社帰りの旦那さんと待ち合わせしていた。


そしてそのステーキ店で目の辺りにしたのは、旦那さんの食事をつまみ食いしまくるエド・はるみさんの姿。
旦那さんが注文したステーキコースの「サラダ・ビール・前菜・ステーキ」と全て横取りして食べていた。

 

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しかも帰りにコンビニで買ったチョコクレープを深夜なのにパクリ!

 

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中年太りしてしまった原因は2度の夕食と深夜のスイーツだった。



そんな彼女が選んだ7ダイエットは「モムチャンダイエット」


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韓国で「美のカリスマ」と呼ばれているチョン・ダヨンさん考案のエクササイズ。

 

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チョン・ダヨンさんもかつて78kgもある肥満体だった。

 

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今回紹介するのは「モムチャンダイエット」の2014年バージョン。

腕を上げることで普段使わない脇腹の筋肉などを動かすことが特徴。


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ステップ①
脇腹の筋肉を意識しながら腕を上げる

 

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ステップ②
筋肉を意識しながら腰を左右に動かす。

 

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エド・はるみさんは運動不足によって脇腹の筋肉が凝り固まっていたのでちょっとやっただけで脇腹が痛くなってしまった。

 

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その後は食事と運動などを駆使しダイエットに挑んだ。

 

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1ヶ月後、痩せられなかった女3人がついにスタジオに登場!


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体重-10kg  下っ腹-21㎝

この奇跡を起こすのは一体誰!?


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≪春香クリスティーンの結果≫


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ビフォーアフター


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1ヶ月前は体重60.6kg お腹まわり86.7㎝


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1ヶ月後 体重53.0kg マイナス7.6kg

 

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お腹まわり67.4㎝ マイナス19.3㎝


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≪赤プルの結果≫


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ビフォーアフター


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1ヶ月前は体重58.8kg お腹まわり89.6㎝


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1ヶ月後 体重48.8kg マイナス10kg


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お腹まわり68.5㎝ マイナス21.1㎝


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≪エド・はるみの結果≫


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1ヶ月後 お腹まわり81.2㎝ マイナス10.8㎝
 

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体重50.9kg マイナス5.5kg


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でもバストは小さくならなかった。


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という結果でした。


最近よくダイエット企画を放送している「お試しかっ!」ですが、
この番組のダイエット企画はたった1週間で結果を出すものなので、正直あまり参考にならない部分が多いと思うんです。

やはり最低でも1ヶ月くらいは期間を設けないと、結果なんてきちんと出るものではありませんから
その点でいうとまだこの「ナイナイアンサー」のダイエット企画の方が信憑性がある感じがします。


ただこの番組も見ていていつも思うのは、ダイエットのエキスパートが5~7人出てきて
自分が推奨しているダイエットをアピールしますよね?

そして「挑戦者がその中から自分がやってみたいダイエット法を選ぶ」というシステムになっているわけですが
結局、食事だけでもダメ、運動だけでもダメで、必ず「食事+運動」というようになっています。

つまり、行き着くところは全て「食事の改善+運動」という『王道ダイエット』ということになります。


私もいつも言っていますが「この運動さえすれば痩せる」とか「これさえ食べれば痩せる」というのは、
元々太っていなくて、あとほんの僅か痩せたいとか、ウエストだけもうちょっと細くしたいという人のみに有効な方法であって
肥満の人に当て嵌まる方法ではありません。


肥満の人は「バカバカ食うな!動け!運動しろ!」 です。

それしか痩せる方法はないという事をもう観念すべきです。


最後に挑戦した3人についての感想です。


●赤プル

芸名が「赤いプルトニウム」だった時、某番組で「さつまいもダイエット」に挑戦していましたが
その時に「挑戦者の中で有名でないのは自分だけ。ここで結果を出さなければ選んでもらった意味がなくなってしまう」と泣いていました。

そしてその言葉通り1ヶ月で体重もサイズも大幅ダウンし、挑戦者の中で一番の大変身を遂げて
スタジオ中から歓声が上がったので、今回も必ず結果を出してくると思っていたら案の定でした。
 
今は芸人としての仕事がなくバイトを4つも掛け持ちしているといいますから、
このチャンスを絶対ものにしたいと思っていたはずです。
やはり「絶対に痩せる」という決心の強さと根性が一番だったと思いました。

あと調理師免許を持っていたことも大きかったですよね。
料理が上手い・下手ではダイエットに大きな差がでてしまうのでその点は有利だったと思います。



●春香クリスティーン

確かに異様なお腹をしていましたが、1日6食ガッツリ食べていた割には全然太っていないと思います。
下腹だけ見なければ全然スリムですしね。

でもそれは今まだ22歳と若いせいもあると思います。
若いとたくさん食べてもそんなに太らない事が多いですが、もしそのままの調子で30代40代になってしまったら、ただのデブ中年まっしぐらでしょう。

彼女の場合、典型的な「腹筋が全くないお腹」です。
腹筋が機能していないため、内臓を正しい位置に留めておくことができず下がってしまい
そこに脂肪もついていくので、ああいう垂れ下がったようなお腹になるんですよ。

でもそういう場合は筋トレをしっかり行うことによって結構はやく改善することが可能です。
春香クリスティーンさんもたった1ヶ月で別人のようなお腹になっていて、筋トレの重要性がよく分かる内容になっていたと思います。

ただ、食レポの仕事をして1日に何軒も食べ回っているなら、それ以外で食べなければいいだけの事だと思ったのは私だけでしょうか。



●エド・はるみ

ご主人が帰ってくる前にひとりで夕食を食べていて、その2時間後にはステーキハウスでご主人と待ち合わせていたんですよ。
そしてご主人のステーキセットを食べまくっていましたが、だったら夕食はご主人と一緒にステーキハウスで食べればいいのに、と思いました。

「主人の帰りが遅いから先にひとりで夕食を食べてしまう」と言っていましたが、別にそんな遅い時間ではありませんでしたし
もうちょっと待って自宅で一緒にご飯を食べてもいいし、一緒に外食したっていいですよね?

第一、ご主人は仕事帰りでお腹がペコペコなんですから、もう夕食を食べたはずの妻に
自分の分をあんなにガツガツ食べられたら嫌だと思いません??
っていうか、いい年をした大人が人の食事を横取りして食べまくるなんて意地汚くてすごく嫌です。
「この人って実は育ちが悪いのかも」と思ってしまいました。

それと、エド・はるみさんの場合は、もう何回もダイエット企画に参加していますが
回を追うごとに太り方が醜くなっていると思いました。
特に今回の太り方は「お腹と背中がタプタプぶよぶよ」で酷かったですね。

やはり年を取ってくるとパン!とした太り方ではなくブヨブヨとした醜い太り方になるんだという事を実感しました。
しかも頑張った割にそれほど痩せてもいませんでしたしね。

今ここできちんと痩せておかないとマズイのではないでしょうか。