大阪名物? 「さすべえ」は交通違反? | おもしろ画像とつれズレブログ

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大阪府下で自転車に乗っているおばちゃんを見ていると、


その過半数が使っている(ように感じる)さすべえ。


おそらく、他府県の方はご存じない方のほうが多いこのアイテム。


製造元も愛知県なのに、その出荷数の半数の行き先が大阪という、


まさに大阪のおばちゃんの必須アイテムなのです。


知らない方のために「さすべえ」がどんなアイテムかというと、


自転車のハンドルに傘を固定するアイテムで、


これがあれば手放しで傘がさせるという逸品。


高さや角度も調整できるので、うまく使えば便利この上ない


至高の逸品といえるのかもしれません。







・・・・・・ただ、あくまでもそれは使っている本人にとってという話。


周りの人間からすれば、かなり迷惑なアイテムでもあります。


私自身、阿倍野キューズモールによく行くのですが、


天王寺駅周辺は歩道が狭いのに歩行者も自転車も多く、


本来車道を走るべき自転車が我が物顔で歩道を走り回り、


歩行者に当たるぎりぎりの位置を通過していきます。


そんな狭いスペースで、日傘を指しているおばちゃん自転車が


他者にとってどう見えるか。


考えるまでもありませんよね。


個人的な視点ですが、長男を抱っこしていると、


このさすべえに取り付けた傘の先端が、


ちょうど長男の目の高さに来ることが多いです。


そしてまた、そんな高さで傘をさした自転車が、


歩道を後ろから接近してくることも多く、


怖い思いをしたことも一度や二度じゃありませんし、


実際に私自身が傘で引っかかれたこともあります。

 ↑当然おばちゃんは知らんぷり(-∀ー#)



そんな私個人は天敵と行ってもいいアイテム、さすべえ。


これについて、大阪府警がとっても微妙で曖昧な、


いつもどおりの逃げ腰コメントを出しました。


以下、ネタ元からコピペ。



「さすべえ大丈夫?」問い合わせ相次ぐ…大阪だけの特異現象、自転車運転で厳罰化1カ月で 大阪府警は「使用控えて」

  


大阪名物の「さすべえ」がピンチ?自転車事故多発の厳罰化1カ月で問い合わせ相次いでいる
悪質な自転車運転者に講習を義務づける改正道路交通法が施行され、1カ月が経過した。全国的にイヤホンやスマートフォンを使いながらの運転を気にかける人が多い中、大阪府警にはこんな声が寄せられているという。
「『さすべえ』は大丈夫なのか」-。
自転車のハンドルに傘を固定するための傘スタンドだ。府警は「けがをさせたら安全運転義務違反に問われる可能性も」として使用を控えるよう呼びかけているが、製造・販売元は「違法なものではないのに…」と困惑している。

スマホに匹敵

 「片耳イヤホンはダメなんですか?」

 「自転車に乗りながらスマホで話すのは?」

改正道交法が施行された6月1日以降、全国の都道府県警察にこんな相談が相次いだ。  
講習の対象となる危険行為は14類型あるが、警察庁によると、イヤホンやスマホの利用に関する相談が大半だという。

 そんな中、大阪が異色の傾向をみせている。

 「スマホや携帯電話の問い合わせが多いのは同じだが、さすべえもそれに並ぶくらい」と府警担当者。ある警察署では、1日4~5件寄せられた相談のすべてがさすべえに関してだったこともあるという。

さすべえは、アイデアグッズを製造・販売する「ユナイト」(愛知県清須市)の商品。
自転車の片手運転にならないように、傘を自転車に固定するアーム状の道具で、ハンドルに取り付ける。

 「大阪のおばちゃん」が愛用しているとされ、街中では雨傘、日傘を問わずに利用する姿がみられる。同社も「正確な数字はないが、販売先は半分以上が大阪だろう」としている。

さすべえに代表される傘スタンドについて、府警は「使用は控えてほしい」という。なぜか。

理想は雨がっぱ?

道交法や大阪府道路交通規則には、視界を妨げるような車両の積載物などについて規定があり、府警は「傘スタンドに傘を取り付けた場合、傘の幅が0・3メートル、高さが2メートルを超えると違反」と説明する。

さらに、使用者の視界が妨げられたり、風でふらついたりしたことにより事故を起こした場合、安全運転義務違反に問われる可能性があるという。
「雨の日は雨具を着て運転を」(府警担当者)というわけだ。

だが、「法律違反の商品でもないのに使わないよう呼びかけられても…」と困惑するのは製造・販売元のユナイト。
担当者は「高さが調整できるため視界を妨げることはないし、重量はわずか620グラムで不安定にはならない」と強調する。

警察庁が交通マナーを定めた「交通の方法に関する教則」は、携帯電話やヘッドホンの使用を禁止する一方、「傘を自転車に固定して運転するときも(中略)危険な場合があります」との記述にとどめており、同社担当者は「禁止行為ではないと思っているが、人込みや強風では使用しないなどの注意喚起は今後もしていきたい」と話している。



ネタ元:産経WEST



さてさて、この記事を見て、「???」と思うことはありませんか?


私は2箇所、疑問符を感じました。


一つ目は、大阪府警の発言。


府警は「傘スタンドに傘を取り付けた場合、傘の幅が0・3メートル、高さが2メートルを超えると違反」と説明する。


とありますが、幅30cm以下の傘なんて、まずないですよね?


アニメ「ハイカラさんが通る」とかに出てくるような、大正時代の傘とかしか、


私にはそんなサイズの傘は思いつきません。


小さいと感じるコンビニの傘でさえ、50cmオーバーです。


ということは、傘をつけた時点でほぼ間違いなく交通違反ってことですよね?


それなのに、こんな弱気のコメントしかしない大阪府警って・・・?(-∀ー#)


そして、二個目の疑問符は、販売メーカーの言い分。


担当者は「高さが調整できるため視界を妨げることはないし、重量はわずか620グラムで不安定にはならない」と強調する。


この人は何を言ってるのでしょう?


歩いている時に傘を指していて、不安定になる時はどんな時ですか?



強い風が吹いた時



ですよね?


それが自転車なんて元から不安定な乗り物ならどうか。


さらに徒歩とは違い、スピードも出ます。


そうなれば転倒の危険性もあがります。


それを重さで語るとか、論点の挿げ替え以外の何物でもないです。


道路交通法でもアウト。


製造元も危険性を理解している。



それでもそれを使い続ける、大阪のおばちゃん。


自分の行為が誰にも迷惑をかけず、


自分にも一切害がないとでも思っているのでしょうか?


自己中心的短絡思考も、ここまでいくと清々しいです。