先日の新聞置きのお話。→☆Zeitungssammler
このデザインも質も良い商品。ドイツ・アマゾンで購入しました。
がっ!
今回、追加で料金を支払うハメになってしまったので、その事を書きまーす。
【料金内訳】
商品の値段 : CHF 51.30
送料 : CHF 17.00
関税( zone1=CHF11.50+商品の3%) : CHF 13.55
輸入税(スイスの税金8%) CHF 6.50
というわけで、関税と輸入税を合わせたCHF 20.50 を、荷物受け取り時に支払う事になったわけです。

ここで納得行かなかったことは、
送料 : CHF 17.00
実は、商品購入時に実際に支払った送料は、9.31 ユーロだったんですよ。
(今思うと、送料にしては高いね)
それが、なぜ!
何故ゆえにー!!
17スイスフランになったのか!
というわけで、電話して聞いたよ。
トゥルルルル〜
そしたら恐ろしい回答を頂きました・・・
この 17スイスフランの出所は、オンラインショッピング時に実際に発生した送料、ではなく、「本来なら、これくらい発生しているであろう料金」を採用しているということです。
親切なコールセンターの人が言うには、私が購入したその先が、伝票にきちんと送料を明記していなかったことが原因なのだとか。
アマゾンなど、たいていのネットショップは、だいたい通常よりも安い送料を提供しているので、要注意です。
以前にも日本からの荷物で関税支払ったことがあるから分かるけれど、送料がきちんと明記されていても、消費税計算の過程で、スイスポストはきちんと送料も保有の一覧表で確認して計算し直しているので、避けられません。
(本当に100%、荷物のチェックが行われていれば、の話)
その送料をどうやって知れば良いかというと、その送料の一覧表はきちんと、スイスポストのHPで公開されています。
スマホからはそれが見えない為、リンク貼れません。
力不足・・・
あと、発生予測不能な料金として、いわゆる「Stichproben-Kontrollen」抜き取り検査というのもあって、荷物の中身が明記されていないと、それだけで追加 13フランが徴収されます。
開けて中身見るだけで、ですよ〜!!
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海外サイトを使ってのオンラインショップにおける注意点をまとめると・・・
スイスポストより、抜粋
送料にも関税かけるって、ひどい・・・と思うんですけども、消費税が5フラン以下なら、関税免除となっています。
つまり、8%の商品なら62.5フランまで、2.5%の商品なら200フランまで、です。
言い換えると、
▪️消費税が8%の商品は、送料・その他費用を含めて、62スイスフランまでなら、関税かからない。
▪️消費税が2.5%の商品は、送料・その他費用を含めて、200スイスフランまでなら、関税かからない。
ただこの最終的に計算してはじき出される消費税(スイス側の8%)、私は6.5フランだったので、かなり惜しい!
ここが5フラン以下なら、免除だったのに

「スイスでの消費税が5フラン以下」の意味は、計算の元となる金額の中には、商品の価値、送料、関税(zoneで分けられるもの)、保険料などが全て含まれたもの。
なので、ただ単純に商品の価値が62.5フラン以下なら関税免除というわけではないこで、注意が必要です。
というわけで、この記事を読まれた方は、私よりもかしこく、買い物していただきたいと思います。
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良い所をあげるなら、スイスでは食品が2.5%、それ以外はだいたい8%の消費税がかかるけれど、その中でも例外があって、本は2.5%の消費税です。
ドイツはいくらだろう。
紙ベースと本は7%、Eブックは19%というのは、まだ続いているのだろうか。
さておき、スイスはドイツと比べても、本の価格自体がとっても高いので、本ならまとめてアマゾンなどで購入しても、関税かけられずに買い物できることになりますね。
最後に・・・
ドイツのウェブサイト。
アンチ・スイスが多いのか、送料が無駄に上乗せされていたり、または、スイス自体に発送はしない、ということが、頻繁にあります。
実際、同じものなのに全く値段が違うことはもう常識だけれど、それだけでなく、ドイツの方が品物が充実していたり、品質も良かったりすることも多々ある。
だから、「ケチなスイスからの訪問者」と思わず、スイスからの客も優しく迎え入れてほしい、と私は常、思っているのです・・・

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あー、買う前に情報集めてからネットショッピングすればよかった!
(まだ言う)