DRIES VAN NOTEN 2013 S+S !!!
えっと、この雨の中、本日、新宿京王百貨店で喋って参りました。
朝、起きた瞬間、帰国後の疲れで風邪を引いてしまいビビリましたが、失言、暴言盛り込みながらなんとか無事に終了しました。
真剣な顔してますが、別に怒ってませんから。。。雨の中、ご来場して下さった皆様、本当に有り難うございました。ご一緒して下さった澤崎さん、お疲れさま。有り難うございました。
で、明日は遂に、私の著書、『ブランド・パスポート』の書店イベントとなります。ほんと是非、お誘い合わせの上、お越し下さいね。
『ハイブランドの正しい身に付け方ミニトークショー』
日時＊7/22(日) 1回目 14:00、2回目 15:30
会場＊西武池袋本店書籍館地下１階リブロ趣味生活書売場特設会場
〒171-002
東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 書籍館・別館
TEL：03-5949-2910
池袋リブロはこちら からどうぞ。
産業編集センターへはこちら からどうぞ。
そこまで広い会場ではないのですが、和気あいあいと、おもしろおかしくやろうと思ってますので、是非お誘い合わせの上いらして下さいね。冷やかし、ヤジ、大歓迎 !!!
では、パリコレ・リポート参りましょう。
続いては、DRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)です。この招待状、受け取ってくれた友達が言ってましたが、真ん中にメダルが埋め込まれた、凝ったデザインになっていて、引き取る時にバイク便のおっさんが、『ちゃんと、メダル付いてるよね？』と確認をしたそう。おっさんは、これが高価な物だと思ったのかしら。。。。ってか、高価なのかも。。。。
見応えのあるショーが続いた、この日の最後がドリス ヴァン ノッテン。いつも、夜の7時、疲れたジャーナリストやバイヤー達の為に、ウェルカムドリンクのおもてなしがあり、ホスピタリティ溢れる、このブランドを象徴しています。
さて、コレクションですが、今回は一貫してカムフラージュです。元々ヴィンテージのカムフラージュプリントを見付け、それをこのブランドらしく、一度デジタルに落とし込み、色を反転させたり、拡大縮小を繰り返したりして作り出した、新しいカムフラージュの提案です。
比較的、その世界観が残っている物から、全く違う、元々ドリス ヴァン ノッテンが時々使用する、エレガントな草花のモチーフのような有機的な物迄あり、最終的にとてもエレガントでスノッブな感じです。
フェンシングのウエアのディティールも取り込まれていて、マジクテープを使い、肩や脇で開閉するアイテムを取り入れ、スポーツ感を強調していましたね。
こちらもデジタル処理されたカムフラージュの一つ。一見ブリーチをかけたようにも見えて、カムフラージュ独特のハードさは影を潜め、エレガントな仕上がりになっていました。
こちらも、ベースはカムフラージュですが、ぐんと明度を落として、シティで着ても違和感のない仕上がりでしたね。ネイビーとコンビにするあたりがお洒落で、実際にバイカラーで仕立てたアイテム等の他に、コーディネイトで、ネイビーのパンツにカムフラージュのトップス等、効果的に使われていました。
綺麗なオレンジも登場していました。トレンドカラーのコーラルというより、ドリス ヴァン ノッテンでは、より、ピュアなオレンジで、アースカラー、ホワイトネイビー中心のコーディネイトの中でポイントになっていました。
美しいテーラリングのシルクシャンタンのジャケットに、イージーでリラックスしたカムフラージュのパンツ。ホワイトシャツでクリアーなイメージに仕上げていましたね。
フェンシングウエアのディテールはコートにも登場します。リブやジップを巧みに使い、エフォートレスで、便利なコートに仕上げています。
ドリス ヴァン ノッテンもオリジナルのワードローブを作り続けているブランドの一つです。トレンドに左右されず、独自のスタンスでクリエイションをし、ドリス同士なら、いつのシーズンでも合ってしまうというスタンスです。朝、コーディネイトを感がえるのが面倒な方には、便利でしかも、どう着てもオシャレになっちゃう、このブランドの姿勢にはピッタリですね。
ショートスリーブのTシャツ風のトップスも、肩にマジックテープが付いて、新しいイメージに仕上げてありましたね。時折、効果的に使われるホワイトはやはりフェンシングのイメージから来ているそうです。バイカラーの大きめのバッグをクラッチ風の持つってのも、お洒落で素敵でしたね。
今回、目立っていたシューズは、サンダル。マジックテープ使用で、テクニカルに仕上げ、楽なのにお洒落という優れものです。ラグジュアリーなレザーを使う事で、大人でも取入れ易くなってました。
ビニール素材にカムフラージュをプリントしたコートです。今回、透ける素材というのもテーマだったようです。こちらは、インナーのシャツも薄いシフォンにプリントしたもので、暫くメンズに登場しなかったスケスケアイテムも満載でしたね。
やっぱり男子もエクササイズで、ボディまでデザインする時代になって来ましたね～～～。
こちらも一見シンプルなシューズに見えますが、実はブルーの部分がマジックテープになっていて、脱着が凄い楽なシューズです。マジックテープのブルーの部分もデザインのポイントになっていて、用と美、どちらも兼ね備えた優秀なシューズでしたね。
これなんか、まさにフェンシングのウエアですね。大人っぽくまとめられたカムフラージュプリントのパンツは、ボリュームがあり、リラックスしたムードです。
このアイテムもそうですが、こういうベストというアイテムを、ドリスは毎回出します。身体を覆う部分が少ないので、暑い夏、Tシャツ1枚にないがちなスタイリングに、コントラストを付けてくれます。簡単にお洒落上級者になれますので、是非、トライしてみて下さいね。
こちらもシースルーのアイディアのニットです。滑らかなフィッシュネットのうに編み上げ、鮮やかなブルーで仕上げてありました。もちろん、実際はインナーに何か着る事になるとは思いますがね。。。。
アクセサリーに関しては、日常的で、便利で普通な物を、より昇華させるというコンセプトで作られていまいた。数シーズン前から、レザーにリザードや、クロコダイル風の型押しをした、実に便利なマテリアルが登場し、人気を集めていますが、そのシリーズがさらに魅力的になって登場していましたね。ポイントでパイピング等のブルーを取り入れ新しい感じがしました。
落ち着いた色合いのカムフラージュプリントのコートです。凄くシックで大人ですね。ディテールにフェンシングウエアのテクニックを取り入れ、程よいスポーツ感覚もお洒落です。きっちり上迄ファスナーを締め、ハイウエストでキュッとベルトを締めるのが次シーズン流です。
グラフィカルなニットも、やはりドリスでは大人気のアイテムで、今回ももちろん登場しています。大胆なプリントで、身体に添う、軟らかいシルエットです。もちろん、シースルーの要素も入っているので所々透けてセクシーです。
パンツですが、派手なグラフィティに見えますが、これもベースはカムフラージュなんですよ。
こちらは比較的カムフラージュの要素が残ったプリントで仕立てられたジャケットです。カジュアルにも、エレガントにも取入れられる所がイイですね。
シルクシャンタンで作られたスイングトップです。元々、このデザイン、私大好物なんですが、素材の御陰で凄いゴージャスなアイテムに仕上がってました。ちょっと実物みたらドキドキしましたね。。。。ほっ欲しい。。。。
シースルーというコンセプトで、こんなレースのトップスも登場していました。一歩間違うとかなり危険な事になりかねませんが、不思議と、ドリスがやると纏まってしまいますね。こちらもカムフラージュのパンツと合わせて、シックです。
是非、素肌に1枚でトライして頂きたいですね。。。。厳しいか。。。。日本では。。。。
恐らく、ドリスヴァン ノッテンは、今一番成功しているブランドなのではないでしょうか。デビュー以来一貫して来たそのオリジナリティー溢れるクリエイションのスタンスは、全くブレてないし、その中に少しづつ、新しさも貪欲に加え、古くからの顧客に加え、新しい世代からも絶大な支持を受けています。
変わらない事を恐れない事。そして変わる事を恐れない事。そんな矛盾する二つの要素を、巧みな匙加減で見事に表現出来ている所は、実に素晴らしいです。ほんとに毎回コレクションを見る度になんてスマートな人なんだろうと感動しますね。
もちろん、ファンサービスも忘れません。人気のあったアイテムは、素材を変えたり、新しいデザインをプラスしたりして、ちゃんとリピートしますし、そういう顧客の声を大切にしているのもこのブランドの素晴らしい所。会場に来てる観客のドリス着用率の高い所からも、実際に売れているんだなぁ～と感じられますね。
フィナーレはいつもハッピーな笑顔のドリス ヴァン ノッテン氏でした。
DRIES VAN NOTEN 2012 S+Sのメンズのパリでのコレクションの模様はこちら からどうぞ。
DRIES VAN NOTEN 2012-13 F+Wのメンズのパリでのコレクションの模様はこちら からどうぞ。
DRIES VAN NOTEN 2012 S+Sのレディースのパリでのre-seeの模様はこちら からどうぞ。
DRIES VAN NOTEN 2012-13 F+Wのレディースのパリでの模様はこちら からどうぞ。
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朝、起きた瞬間、帰国後の疲れで風邪を引いてしまいビビリましたが、失言、暴言盛り込みながらなんとか無事に終了しました。
真剣な顔してますが、別に怒ってませんから。。。雨の中、ご来場して下さった皆様、本当に有り難うございました。ご一緒して下さった澤崎さん、お疲れさま。有り難うございました。
で、明日は遂に、私の著書、『ブランド・パスポート』の書店イベントとなります。ほんと是非、お誘い合わせの上、お越し下さいね。
『ハイブランドの正しい身に付け方ミニトークショー』
日時＊7/22(日) 1回目 14:00、2回目 15:30
会場＊西武池袋本店書籍館地下１階リブロ趣味生活書売場特設会場
〒171-002
東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 書籍館・別館
TEL：03-5949-2910
池袋リブロはこちら からどうぞ。
産業編集センターへはこちら からどうぞ。
そこまで広い会場ではないのですが、和気あいあいと、おもしろおかしくやろうと思ってますので、是非お誘い合わせの上いらして下さいね。冷やかし、ヤジ、大歓迎 !!!
では、パリコレ・リポート参りましょう。
続いては、DRIES VAN NOTEN(ドリス ヴァン ノッテン)です。この招待状、受け取ってくれた友達が言ってましたが、真ん中にメダルが埋め込まれた、凝ったデザインになっていて、引き取る時にバイク便のおっさんが、『ちゃんと、メダル付いてるよね？』と確認をしたそう。おっさんは、これが高価な物だと思ったのかしら。。。。ってか、高価なのかも。。。。
見応えのあるショーが続いた、この日の最後がドリス ヴァン ノッテン。いつも、夜の7時、疲れたジャーナリストやバイヤー達の為に、ウェルカムドリンクのおもてなしがあり、ホスピタリティ溢れる、このブランドを象徴しています。
さて、コレクションですが、今回は一貫してカムフラージュです。元々ヴィンテージのカムフラージュプリントを見付け、それをこのブランドらしく、一度デジタルに落とし込み、色を反転させたり、拡大縮小を繰り返したりして作り出した、新しいカムフラージュの提案です。
比較的、その世界観が残っている物から、全く違う、元々ドリス ヴァン ノッテンが時々使用する、エレガントな草花のモチーフのような有機的な物迄あり、最終的にとてもエレガントでスノッブな感じです。
フェンシングのウエアのディティールも取り込まれていて、マジクテープを使い、肩や脇で開閉するアイテムを取り入れ、スポーツ感を強調していましたね。
こちらもデジタル処理されたカムフラージュの一つ。一見ブリーチをかけたようにも見えて、カムフラージュ独特のハードさは影を潜め、エレガントな仕上がりになっていました。
こちらも、ベースはカムフラージュですが、ぐんと明度を落として、シティで着ても違和感のない仕上がりでしたね。ネイビーとコンビにするあたりがお洒落で、実際にバイカラーで仕立てたアイテム等の他に、コーディネイトで、ネイビーのパンツにカムフラージュのトップス等、効果的に使われていました。
綺麗なオレンジも登場していました。トレンドカラーのコーラルというより、ドリス ヴァン ノッテンでは、より、ピュアなオレンジで、アースカラー、ホワイトネイビー中心のコーディネイトの中でポイントになっていました。
美しいテーラリングのシルクシャンタンのジャケットに、イージーでリラックスしたカムフラージュのパンツ。ホワイトシャツでクリアーなイメージに仕上げていましたね。
フェンシングウエアのディテールはコートにも登場します。リブやジップを巧みに使い、エフォートレスで、便利なコートに仕上げています。
ドリス ヴァン ノッテンもオリジナルのワードローブを作り続けているブランドの一つです。トレンドに左右されず、独自のスタンスでクリエイションをし、ドリス同士なら、いつのシーズンでも合ってしまうというスタンスです。朝、コーディネイトを感がえるのが面倒な方には、便利でしかも、どう着てもオシャレになっちゃう、このブランドの姿勢にはピッタリですね。
ショートスリーブのTシャツ風のトップスも、肩にマジックテープが付いて、新しいイメージに仕上げてありましたね。時折、効果的に使われるホワイトはやはりフェンシングのイメージから来ているそうです。バイカラーの大きめのバッグをクラッチ風の持つってのも、お洒落で素敵でしたね。
今回、目立っていたシューズは、サンダル。マジックテープ使用で、テクニカルに仕上げ、楽なのにお洒落という優れものです。ラグジュアリーなレザーを使う事で、大人でも取入れ易くなってました。
ビニール素材にカムフラージュをプリントしたコートです。今回、透ける素材というのもテーマだったようです。こちらは、インナーのシャツも薄いシフォンにプリントしたもので、暫くメンズに登場しなかったスケスケアイテムも満載でしたね。
やっぱり男子もエクササイズで、ボディまでデザインする時代になって来ましたね～～～。
こちらも一見シンプルなシューズに見えますが、実はブルーの部分がマジックテープになっていて、脱着が凄い楽なシューズです。マジックテープのブルーの部分もデザインのポイントになっていて、用と美、どちらも兼ね備えた優秀なシューズでしたね。
これなんか、まさにフェンシングのウエアですね。大人っぽくまとめられたカムフラージュプリントのパンツは、ボリュームがあり、リラックスしたムードです。
このアイテムもそうですが、こういうベストというアイテムを、ドリスは毎回出します。身体を覆う部分が少ないので、暑い夏、Tシャツ1枚にないがちなスタイリングに、コントラストを付けてくれます。簡単にお洒落上級者になれますので、是非、トライしてみて下さいね。
こちらもシースルーのアイディアのニットです。滑らかなフィッシュネットのうに編み上げ、鮮やかなブルーで仕上げてありました。もちろん、実際はインナーに何か着る事になるとは思いますがね。。。。
アクセサリーに関しては、日常的で、便利で普通な物を、より昇華させるというコンセプトで作られていまいた。数シーズン前から、レザーにリザードや、クロコダイル風の型押しをした、実に便利なマテリアルが登場し、人気を集めていますが、そのシリーズがさらに魅力的になって登場していましたね。ポイントでパイピング等のブルーを取り入れ新しい感じがしました。
落ち着いた色合いのカムフラージュプリントのコートです。凄くシックで大人ですね。ディテールにフェンシングウエアのテクニックを取り入れ、程よいスポーツ感覚もお洒落です。きっちり上迄ファスナーを締め、ハイウエストでキュッとベルトを締めるのが次シーズン流です。
グラフィカルなニットも、やはりドリスでは大人気のアイテムで、今回ももちろん登場しています。大胆なプリントで、身体に添う、軟らかいシルエットです。もちろん、シースルーの要素も入っているので所々透けてセクシーです。
パンツですが、派手なグラフィティに見えますが、これもベースはカムフラージュなんですよ。
こちらは比較的カムフラージュの要素が残ったプリントで仕立てられたジャケットです。カジュアルにも、エレガントにも取入れられる所がイイですね。
シルクシャンタンで作られたスイングトップです。元々、このデザイン、私大好物なんですが、素材の御陰で凄いゴージャスなアイテムに仕上がってました。ちょっと実物みたらドキドキしましたね。。。。ほっ欲しい。。。。
シースルーというコンセプトで、こんなレースのトップスも登場していました。一歩間違うとかなり危険な事になりかねませんが、不思議と、ドリスがやると纏まってしまいますね。こちらもカムフラージュのパンツと合わせて、シックです。
是非、素肌に1枚でトライして頂きたいですね。。。。厳しいか。。。。日本では。。。。
恐らく、ドリスヴァン ノッテンは、今一番成功しているブランドなのではないでしょうか。デビュー以来一貫して来たそのオリジナリティー溢れるクリエイションのスタンスは、全くブレてないし、その中に少しづつ、新しさも貪欲に加え、古くからの顧客に加え、新しい世代からも絶大な支持を受けています。
変わらない事を恐れない事。そして変わる事を恐れない事。そんな矛盾する二つの要素を、巧みな匙加減で見事に表現出来ている所は、実に素晴らしいです。ほんとに毎回コレクションを見る度になんてスマートな人なんだろうと感動しますね。
もちろん、ファンサービスも忘れません。人気のあったアイテムは、素材を変えたり、新しいデザインをプラスしたりして、ちゃんとリピートしますし、そういう顧客の声を大切にしているのもこのブランドの素晴らしい所。会場に来てる観客のドリス着用率の高い所からも、実際に売れているんだなぁ～と感じられますね。
フィナーレはいつもハッピーな笑顔のドリス ヴァン ノッテン氏でした。
DRIES VAN NOTEN 2012 S+Sのメンズのパリでのコレクションの模様はこちら からどうぞ。
DRIES VAN NOTEN 2012-13 F+Wのメンズのパリでのコレクションの模様はこちら からどうぞ。
DRIES VAN NOTEN 2012 S+Sのレディースのパリでのre-seeの模様はこちら からどうぞ。
DRIES VAN NOTEN 2012-13 F+Wのレディースのパリでの模様はこちら からどうぞ。
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