はやぶさカプセル、分析へ=相模原到着、小惑星の砂期待


小惑星「イトカワ」の砂粒が入っている可能性がある探査機「はやぶさ」のカプセルが18日未明

オーストラリアから宇宙航空研究開発機構の相模原キャンパス(相模原市)に到着した

カプセルは厳重に管理された施設でX線検査を経て開封され、半年程度かけて顕微鏡などで分析される

イトカワの砂粒が見つかれば、世界初の快挙


記者会見した川口淳一郎教授は「カプセルは焼け焦げておらず、新品のようだった

相模原から相模原へ、(イトカワまで往復)約60億キロを旅して、一周した

非常に感慨深いものがある。はやぶさにはご苦労さまと言いたい」と話した


はやぶさは2003年5月に打ち上げられ、05年11月にイトカワに2回着陸

弾丸を発射して岩石を採取する筒状装置は作動しなかったが

着陸の衝撃で砂粒が舞い上がり、カプセルに入った可能性がある


はやぶさは13日深夜、約7年の旅を終えて大気圏に突入し、消滅

分離されたカプセルが豪州南部の砂漠に落下し、回収された



コレに付随して
「はやぶさ」2つの記録、ギネス申請

60億キロ・メートルの宇宙の旅から13日に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の偉業を

宇宙航空研究開発機構が14日、ギネス世界記録に申請した


川端文部科学相が15日の閣議後記者会見で明らかにした

申請したのは、「月以外の天体に着陸し、史上初めて帰還した宇宙機」と

「世界で最も長い年月となる2592日の航海から帰還した宇宙機」という二つの記録


これまでの最長記録は、2006年1月に地球に戻ったNASAの彗星探査機「スターダスト」の2534日だった


宇宙機構が持つギネス世界記録は、「種子島宇宙センターにある大型ロケット組み立て棟の世界一大きな扉」

「無人気球による到達高度の世界最高記録(53キロ・メートル)」の二つ

宇宙開発そのものでの申請は今回が初めてになる


これから日本は、さらに無人探査衛星に力を注げばいいのではないかはてなマーク

有人宇宙船は米ロ中そしてインド・・・

日本人が宇宙に行くときには、それらに便乗すれば良いと思うナ流れ星