ずっと来てみたいと思っていいた所 『国立天文台』
こちらは緑が多いということなので紅葉 を目当てに来ました。
受付で名前と住所、入所時間を書けば誰でも見学が出来ます。
見学者用のワッペンと案内図を受け取り、見学しました。
研究棟や観測施設などは立ち入り禁止なので地図を見ながらの散策。
『第一赤道儀室』
1921年建設。
この中で一番古い建物で2002年に国登録有形文化財となりました。
装飾が少なく機能重視の構造で口径20㎝の屈折望遠鏡が設置された
観測室となっています。
『太陽系ウォーキング』
道沿いに惑星の14億分の1の模型が並び距離や大きさを
体感しながら惑星の特徴を知ることが出来ます。
1歩が50㎝なら太陽 から 土星 まで200歩で到達出来るそうですが
惑星パネルの説明を読んでいたら何歩、歩いたか分からなくなりました
太陽系ウォーキングの先には『天文台歴史館』があります。
写真には撮りませんでしたが構内で一番大きなドームで
日本最大の(口径65㎝)屈折望遠鏡があります。
日本で継続的に星の観測をするようになったのは
江戸時代後期、幕末天文方の浅草天文台からだそうです。
明治に入り本郷の東京大学校内に学生の実測用に天文台が作られ
明治21年に港区麻布に東京天文台が作られました。
その後、周辺の市街化が進み町が明るくなったため移転が計画され
大正3年から13年にかけて麻布板倉から三鷹に移ってきたそうです。
『太陽塔望遠鏡』
塔全体が望遠鏡の役割を果たしている建物で
こちらも国登録有形文化財になっています。
天辺はドーム型になっていますが、このアングルでは分かりにくいですね
外壁は昭和初期に流行したスクラッチタイル(釘で筋模様を付けたタイル)
になっており1930年建設されたもので旧図書庫にも同じタイルがありました。
中には入れませんでしたが入口に、毒蛇「やまかがし」が出た
との写真が貼ってありました
自然豊かな国立天文台は狸やハクビシン、ネズミなどもいるそうで毒蛇注意の張り紙もあり一人で行ったので怖くなりました~
『ゴーチェ子午環室』
ゴーチェ子午環は天体の精密位置観測に使っていた観測装置。
半径型のドームに入口の台形の屋根という異質な形を組み合わせることで
デザイン的な美しさをねらっているとか・・・
見学ガイドの表紙にもなっています。
こちらは建物入口から内部を見ることが出来ます。
平日のせいか人が、あまりいなくてブライスを出しやすかったのですが
良いポイントが分からず・・・
展示室や資料館にも特に受付の人がいるわけでもなく
警備員が見回りにくる程度で一人で、じっくり見学しました。
でも私の頭では難しく理解できないことも沢山ありました・・・
室内は、ひんやりとしていて寒かったです
冷えた体を温めようと平日のみオープンの食堂『コスモ会館』へ・・・
研究員も食事をするところなので
「見学者は時間をずらしてください」となっていました。
国際的なところなので外人さんもいて英語が飛び交っていました。
よそ者なので肩身が狭い思いをしつつ豚汁うどんを注文。
七味唐辛子を入れて温まりました~
資料館に見学者が自由に思った事を書けるノートが
置いてあり読んでみると
海外からの見学者がいたり私のように紅葉目当ての人もいました。
夏は蚊が多いとも書いてあったので夏は避けるべきなんだな~と思いました。
事前申し込みをすればガイドツアーや50㎝公開望遠鏡による定例観望会
4次元デジタル宇宙シアターの定例公開もあるそうなので
次回は、そういうのに参加してみたいな~
お腹も満たされて少し休憩・・・
この後も、また寄り道・・・