対話の手法の1つである「ワールドカフェ」をやってみました。

実は私自身,一度も体験したことがないので,資料を読んで想像したことを元に行いました。

まずは,3年生の子どもたちに分かるように説明。

Futures A Go Go-ワールドカフェ

カフェや喫茶店は身近ではないので,ファミレスやファーストフード店を例に出したり,「おしゃべり」「落書き」のようにくだけた表現をしたことが気にはなりましたが,この辺りの課題は,是非ご意見下さい。

対話のテーマは,いろいろな方の取り組みを参考にして,「運動会を通してどんなクラスになりたいですか?」としました。運動会のめあてについてみんなで集団決定するよりも,まずは,一人一人がどんな思いでいるのか知ることが大切だと思ったからです。

最初はとまどっていたようですが,3セット目には,ずいぶん打ち解けた雰囲気になりました。友だちの書いた落書きに自分の考えを書き加えたりして,「つながる楽しさ」も実感したようです。事実,ワールドカフェの最後に,元の席に戻って机の上の紙を見て,「書いてくれてありがとう」と感想をもった子がたくさんいました。

Futures A Go Go-落書き

(こんなすてきな落書きが!子どもの発想って面白い!)

子どもたちを見ていて,私もはやくワールドカフェを体感したくなりました!
ワールドカフェ・ウィーク2010が行われるそうです。どこかに参加したいと思っています。
http://world-cafe.net/wcw2010/

最後に,このエントリー「国語教育」のカテゴリにしました。
子どもたちが,対話の手法の1つとして,主体的にワールドカフェができるようになることを目指したいと思っています。