「童話『北風と太陽』の太陽のような先生になって下さい!」
教育実習の時の指導教官から,最後に贈られた言葉。
この言葉を胸に,毎日すごしてきた。

北風。
脅しによって子どもをコントロールしないこと。
太陽。
子どもたちが「そうしたい」って思えるような環境を整えること。

太陽は,ぽかぽかするだけじゃない。
すべてを焼き尽くす厳しさもある。
最近は,この厳しい暑さのほうが多かったかな?

北風にせよ太陽にせよ,目の前の子どもたちに合わせて,力加減を調整するのは変わらない。
どれだけ子どもたちを観察し,フィットさせることができるかが勝負。

なんか違う。
結局,教師が「やってあげて」いる。
そうじゃないんだよ。

ど~んとしていて,圧倒的な存在感。
どんな時も,変わらず見守っている。
来るもの拒まず,去るもの追わず。
でも,簡単に攻略を許さない。
見るだけで,やってやろうって気持ちになる。
見るだけで,清新な気持ちになる。

そう!富士山。
富士山のような先生になりたい。
なろう!
1月は行く。
2月は逃げる。
3月は去る。

それっくらい,この3ヶ月はあっという間に過ぎるよってことらしい。

うん,確かに。もう2月も後半だ!
正月に,一週間連続で仕事の夢を見て,夢の中で毎晩違う恩師に怒られたのは,遙か昔のことのようだ。

師走から4ヶ月は,走りっぱなし。
ここ数週間,体調はずっと6割ぐらい。

でも,毎日が充実している。
悩みながら進んでいたことが,すっきり整理されてきた。
あとちょっとで手が届きそう。

そんな時に,3日間学級閉鎖。
ラストスパート前の小休止。
ここ2年間,関心をもって追い続けていたことを思い浮かぶまま箇条書きにしてみる。

・チームビルディング
・ファシリテーション
・ワークショップ
・体験学習
・ダイアログ
・新しい公共
・熟議民主主義
・フューチャーセンター
・イノベーション
・学習する組織
・サスティナビリティ

僕は,プロフィールを“児童の自己学習力の育成をテーマに,実践研究に取り組んでいる。重点研究領域は,国語科と特別活動。関心事項は,ダイバシティ,ホスピタリティ,スポーツマンシップ,マネジメント。”としているのだが,改めて見直すと,それぞれがとても密接に関連付いている。

とにかく2年間は,丸呑みするように情報を取り込んできた。時には悪酔いをしたり食あたりになったりしたこともあるが,どうにか消化して,頭の中も整理されてきた。

まだまだ足らない情報を吸収しながら,これからは実践を充実していきたい。
残された時間は,わずかだから。
「自立」しようとせずに,依存している人に腹が立つ。
「自立」しようとしている人を邪魔する人に腹が立つ。
私の「自立」を奪い,操作しようとする人に腹が立つ。

そうか,怒りの元はすべて「自立」だったのか!

でも「自立」って何だ?
なんで腹が立つんだ?

もっともっとよく知りたい。
もっともっとよく考えたい。
僕は,「学力」といったとき,

①学ぶ心構え
②学び方
③学ぶ内容
④学びを生かす態度

の4種類あるんじゃないかなって思っています。

一般的に「詰め込み教育」なんて言うときは,「③学ぶ内容」だけをひたすら暗記するイメージではないでしょうか。

では,学習者が活動を通して「学ぶ内容」を獲得する授業をするとき,「②学び方」を教え込んでいないでしょうか?

「100人の学習者がいれば100通りの学び方がある」と言って「学び方」を学習者に委ねた授業をするときは,「①学ぶ心構え」を教え込んでいないでしょうか?

そんなことをtwitterで投げかけたら,「学ぶ内容を通して学び方を,学び方を通して心構えを伝える感じでしょうか」と応えて下さった方がいらっしゃいました。

この投げかけに,まだうまく答えられません。

皆さんは,どのように考えますか?