ニチレイレディス2日目が終了しました。
2日目終了時点のトップテンは以下の通りです。
1位 -11 テレサさん
2位 -7 新海さん
3位 -6 葭葉さん、姜さん
5位 -5 ペヒギョンさん
6位 -4 成田さん、若林さん、原ちゃん、三ヶ島さん
10位 -3 藤本さん、武尾さん、申ジエさん、フェービーさん
初日と2日目のスコア比較です。
初日 ベスト64、60台14人、アンダー34人、平均73.037
2日目 ベスト65、60台7人、アンダー22人、平均73.857
昨日、2日目トップは8アンダー、予選カットラインは1オーバーと書きましたが、大幅に外れました。トップは11アンダー、予選カットラインは3オーバーでした。
初日終了後に書く予想は2日間がほぼ同条件であることが前提となりますが、今回は2日目のほうが難しくなりました。平均スコアが0.8悪くなり、60台でプレーした選手も半減、アンダーパーの選手も3分の2になっています。そのため、カットラインが3オーバーまで落ちてしまいました。
しかし、トップのスコアはテレサさんが初日の68に続いて2日目も65のビッグスコアを叩き出して、大きく上回りました。2位の新海さんが7アンダーなので、テレサさんのスコアが想定以上だったということです。
初日60台の14人中、2日目も60台だったのがテレサさん、新海さん、葭葉さんの3人のみ、アンダーパーに広げてもペヒギョンさんと三ヶ島さんを合わせた5人のみでしたから、2日続けて好スコアでプレーすることが難しいということです。
優勝争いはテレサさん次第となりました。実力者ですから大きくスコアを崩すことはないでしょうが、ネギック理論の壁もありますのでスコアが停滞する可能性はあります。
テレサさんがスコアを伸ばす展開になると逆転優勝は難しいでしょう。
テレサさんが10~12アンダーであれば4アンダー組までチャンスは広がりますが、ピンとくる選手がいません。
琴乃ちゃんはバーディが出ない展開となり苦しかったですね。パーオン10回で30パットですから、さくらちゃんのようなゴルフでした(汗)。ただ、パーオン数10回というのは全体の20位タイです。各選手パーオンできず苦しんだようなので、琴乃ちゃんはこの程度かもしれませんが、パット数30が多すぎるのですね。
初日と2日目のパーオン数は同じで、パット数が23と30です。パット数とパーオン率の関係というのは難しいものです。
2日目については、1番ロングでバーディを獲れず2番でボギーを先行させてしまったことが最初の誤算ですね。その後の7番ロングと10番ロングでもバーディをとれませんでした。12番と16番のボギーはやむを得ないとしても、10番までのロング3ホールのうち1つでも2つでもバーディが獲れていればパープレー程度で回れたと思います。スコアを伸ばした選手の殆どが前半のロングでバーディを獲っていますので、このあたりが最終日の課題です。
バーディが出る日と出ない日は交互にやってくる傾向があります。
最終日、琴乃ちゃんはバーディが多い日になると思います。最終日のベストスコアを叩き出せばトップ3、トップ5入りも可能です。
アメリカツアーのマイヤークラシック予選ラウンドも終了しています。
さくらちゃんが予選落ちしてしまいましたので、試合の行方はどうでもよくなりました(笑)。
さくらちゃんの2日間は以下の通りです。
初日 2日目 合計
フェアウェー 8/13 1/13 9/26
パーオン 12/18 10/18 22/36
パット数 30 31 61
バーディ 4 2
ボギー 5 5
2日目のフェアウェーキープ1回というのは驚きです。プロ入り後初めてではないでしょうか。よほど上手く行かなかったのであれば修正するのみです。
2日目はバーディが出ない日ではないかと予想していたのが当たったのですが、そういう日こそボギーをたたかずに我慢しなければなりません。そういう日に限ってラフからグリーンを狙わざるを得ないことになり、我慢できませんでした。
今大会に関しては、初日に3バーディを先行し、残り6ホールで3アンダーから4つのボギーを叩いたことに問題があったと思います。前半にバーディが出ても後半出ないということはよくあることです。しかし最低でもスコアを維持しないといけません。バーディ先行しながら最終的にオーバーパーとするのはダメージが大きいですし、さくらちゃんもそういう経験はあまり無かったでしょう。2日目に引き摺ってしまったように感じます。
来週の試合に向けてしっかりと修正して、試合の時には何も考えないことでしょうね。