伊藤園レディス終了後 ミズノクラシック終了後
平均ストローク 70.5114 (2) ← 70.5709 (2)
パーオン率 69.5602 (11) ← 69.1159 (11)
平均パット数 1.7535 (1) ← 1.7535 (1)
パーセーブ率 88.2523 (3) ← 87.9331 (4)
平均バーディ数 3.6771 (2) ← 3.6774 (2)
リカバリー率 68.0608 (4) ← 67.6983 (7)
この試合でのパーオン率は83.33%でした。これは優勝したマンシング東海と同じ数字です。パーオンしたホールが45、パーオンできなかったホールが9ということになります。
45ホールでパーオンしてバーディ11個というのはパーオンしたホールに対して24.4%となり、特に良かったわけではありません。パーオンできなかった9ホールというのが良いですが、そのうちボギーとしたのはわずか1ホールでした。リカバリーが良く、安定したゴルフができたということでしょう。
エリエールレディスの初日と2日目のペアリングが発表されています。
さくらちゃんは佐伯さんと比嘉さんとのペアリングとなりました。初日はインスタート5番目の組、2日目はアウトスタート13組となっています。
エリエールの展望は明日の記事にしたいと思います。
賞金女王争いは、さくらちゃんが今シーズン初めてランク1位となりました。ずっと森田さんがリードしてきましたが、後半戦に入りさくらちゃんが優勝を積み重ねた結果、ついに逆転し、残りは2試合となりました。
エリエールの優勝賞金は1800万円、リコーカップは2500万円です。
この2試合を連勝しても4300万円ですから、比嘉さんとイボミさんの賞金女王は完全に消えてしまいました。3位の吉田さん、4位の佐伯さん、5位のテレサルーさん、6位のアンさんについては、さくらちゃんと3360万円以上の差がありますので、エリエールとリコーカップで連勝しないと賞金女王になるのは難しい状況となり、実質的にはさくらちゃんと森田さんの2人に絞られたと言っても良いでしょう。
2人の決着が最終戦に持ち込まれるかどうかはエリエール次第になります。さくらちゃんがエリエールで優勝すれば森田さんの成績によっては最終戦を待たずに決着がついてしまいます。
森田さんがエリエールで優勝すれば、さくらちゃんと再逆転し、その差は最大630万円となります。その場合でもさくらちゃんが最終戦で優勝しなければならないほどではありません。そう考えると、さくらちゃんには心理的に有利となってきます。
賞金女王となった場合、平均ストローク1位も獲りたいのですが、アンさんを逆転するには2試合で平均7打以上の差を付けないといけません。かなり厳しそうですが、さくらちゃん自身の年間平均ストローク最高記録更新するためには残り2試合の平均スコアを69.35で回ることが求められます。エリエールで13アンダー、リコーカップで8アンダーというのが目安となります。これなら2試合とも優勝争いです。
シード争いは、渡邉さんが伊藤園で7位タイとなりシード入りを確実にしました。
また、伊藤園で予選通過した彩子さんが藤田さんを抜いて50位、藤田さんはギリギリシード圏内の51位に落ちてしまいました。
ただ、52位の井芹さんや53位のイジウさんとの差は100万円以上あります。井芹さんが藤田さんを逆転するには最低でもエリエールで15位以内が必要です。ただ、最終戦出場の申ジエさんとエリエール出場の上田さんも控えていますので、彼女たちの目標となってしまいます。上田さんがシード圏内に入るには下りエールで7位以内が目途となります。
賞金女王は名誉争いですが、シード争いはゴルフ人生を賭けてのものです。泣いても笑っても残り1試合でシード枠は決まるのですから、悔いの無いようにプレーして欲しいと思います。