はじめに 後藤健二さんのご冥福を お祈りいたします。 合掌
愛する夫、 息子、 ご家族を失った後藤家の皆さまには
心から 哀悼の意を捧げます。
そして、 私のブログに 沢山のコメントを下さった方へ
御礼申し上げます。 ご理解、 ありがとうございます。
しかし、 恐れていたことが ついに 来たかと
思わざるを得ませんでした。
以下、 後藤さんが殺害された時の 日本と 安倍首相に向けた
イスラム国の 公式メッセージです。
『日本政府への メッセージ
日本政府よ、 愚かなお前らは 悪魔の連合国の
参加国と同様、 「イスラム国」が 実権を握り、
その巨大な軍が お前らの血に 飢えていることを
まだ分かっていない。
安倍（首相）よ、 お前が この負け戦に 参加するという
無分別な判断を下した。
このナイフは 健二だけでなく、 今後 見つける日本人を
殺害し続けるだろう。 これから 日本の悪夢が始まる。』
これまで 私は、 フランス人が 日本の駅にある
コイン・ロッカーを見て、 「日本は 何て 安全で
平和な国なのか」と 感嘆！ したことを書きました。
その日本の平和が 今、 イスラム国によって
脅かされるという 恐れが ついに来たという
感じが致します。
私には わからないことばかりです。
日本政府は 昨年、 湯川さんは ８月、 イスラム国に拉致され、
後藤さんは １１月に 拘束されたことを知っており、
彼の妻が １２月２日に ２０億円要求されたことも
知っていました。
北朝鮮に拉致されるという 最初の被害者が 出た時から
日本の公安は 知っていたにもかかわらず、
北朝鮮に対して 何の抗議も、 又、 救済することもせず、
何の動きもしませんでした。
そのため 次から次へと 何人もの拉致被害者が
続出しました。
日本の 事なかれ主義の 結果です。
そんな中、 中東を訪問した 安倍首相が
どのような声明をしたのか、 詳細は知りませんが、
日本には 解決すべき事柄が 沢山あり、 大借金国の
日本が 寛容に ２３６億円（２億ドル）を 人道支援として
供与すると発表、 これに火が付き、 イスラム国より
難題をふっかけられたのです。
つまり、 人質を盾に ２億ドル（一人 １億ドルづつ）要求され、
のち、 ヨルダンに 収監されているリシャウィ死刑囚と
交換という 条件を出され、 ヨルダン政府は
自国の空軍パイロット カサペス中尉の無事を
確認出来なければ、 交換には応じられない、と
したのです。 当然のことです。
その後、 何が起こったかは 皆さま ご存知の通り。
私は 安倍首相を 支持する者ですが、 安倍首相の
中東演説に加えて、 ２億ドルの人道支援、
これが残忍極まる 過激派組織イスラム国の
無法者たちの 神経を 逆なでしたのではないでしょうか？
人道支援と言いますが、 私たちでさえ、
２３６億円、 「なぜ、 そんなに？」と 首をかしげてしまいます。
日本で 予算を必要とする課題は 山程あるのです。
１万人の難民のための 食量や 医療品なら
３０～４０億円でも 十分なのでは？
２３６億円とは 驚きです。
しかも どの国に どの位ずつ 供与するのか 明確にしていません。
非道 卑劣 極まりない イスラム国の連中が
このお金が 自分達を 破滅させようとしている有志連合に
渡るのではないかと 誤解されてしまった 恐れがあります。
お金を供与するのではなく、 食量と医療品などであるなら
物資で 赤月社を通して、送ればよいのではないでしょうか。
お金でなく、 物資の方が 誤解されずに
はっきり 判り易いのではないでしょうか？
そして、 また、 この度、 安倍首相の発言、 （断っておきますが、
私は 安倍首相を 支持する者です） 「イスラム国に
罪を償わせる」と 発言、 「国際社会と連携していく」と
訴えました。
非道卑劣な 常識では考えられない暴挙を 平気でやってのける
イスラム国に この発言は 更に 火に油を注ぐことにならないでしょうか？
日本人を守ることに 全力を注がなければならないのに
この発言には 思わず、 ギョッとしました。
『今後 見つける日本人を 殺害し続けるだろう。
日本の悪夢が始まる。』
今回は 個人の意思によって 危険極まるイスラム国圏に
入った二人。
アルジェリアで起きた 日揮の重役や 日本が誇る
大切な技術者たちが 惨殺されたこととは 違うのです。
今後、 １５０万人という 海外で 活躍し、
仕事をしている日本の外交官や 企業の人々、
駐在員や その家族の人達、 そして ２０２０年の
東京オリンピックも 狙われるのでしょうか？
この事件は、 国会を止まらせ、 日本は麻痺状態となりました。
もちろん、 人命は大切ですが、 皆さん、
センチメンタルに浸らず、 冷静になって
考えるべきだと思います。
全世界の アメリカ大使館は 海兵隊に守られています。
日本は 世界に点在している日本人を どう守るのか、
これから 大使館に自衛隊を配置するのか、 大企業は自費で
警護隊を 付けるのか、 個人は どうやって 自分を守るのか、
日本政府は 直ちに、 日本と 日本人に
大・大・大・大迷惑を かけることになる
指定危険地域に入ることは、 自己責任であり、
政府は 関知しないということを 発表すべきであり、
毅然とした態度で テロに対持すべきだと思います。
又、 日本に入国する外国人に対して
徹底した検査を すべきです。
この辺で、 日本の安全保障体制と 安保に対する考え方を
変えないと、 日本の未来は 不安であり、
日本国民を 守り通せないのではと 思います。
皆さん どう思われますか？