日本では、本当の事を言うと、評論家やマスコミが目くじらを立てて攻撃する。
果ては失言だとかいう。なぜ批難されるのか、不思議な国だ。


民主党の小沢一郎代表は25日、在日米軍再編に関連し、
「日本が、自分たちにかかわることはなるべく自分たちで

きちんとやるという決意を持てば、米軍が部隊を

そんなに日本という前線に置いている必要はなくなる。
おおむね(海軍)第7艦隊の存在で十分じゃないか」と発言。
その通り、私もそう思う。


オバマ米大統領の代理として来日したヒラリー・クリントン女史が

小沢氏に面会を求めたのに対し、
アメリカとの距離をおきたい小沢氏は、なかなか「YES」とは言わなかった。
クリントン氏から、「会いたい」と言われる前に、「YES」と
言っている自民党と対照的だ。


安保条約でも見直す必要がある。
アメリカの基地を減らそうとしている小沢氏にとっては、
そう易々とアメリカに抱き込まれたくないという事で
なかなか会おうとしなかったのではと想像する。


世界の先進国で、アメリカに100%安全保障を頼っているのは、
日本だけだ。
小沢氏は何とかそこから抜け出し、真の独立国家を目指しているのだろう。
その発言ゆえなのに、批難続出。情けない日本の政治家達。


日本の首相である麻生氏をホワイトハウスに外国の貴賓として、
大統領就任後、はじめて呼んだのが日本の麻生氏だとおだてられていた。
アメリカの国債をこれ以上買うことをさっさと拒んだ中国。
おだてにのって買うことを約束させられて、
帰ってきたのではないか? とヒヤヒヤする。
いつか紙屑同様となってしまうかもしれない、アメリカの国債。
他にも沖縄米軍基地保持のため、対アフガニスタンへの
出費への協力を求められたのではと心配だ。


しかし麻生首相には一つ感心していることがある。


連日「解散」と「選挙」を迫られ、野党からつきあげられている最中、
数々の不始末、スキャンダルに見舞われているにもかかわらず、
めげず、いとも思わず頑張っている。
安倍さんのように、病気で倒れることもなく、
福田さんのように「一抜けた」ともせず、
敵に後ろを見せずに、一人で戦っている満身創痍のサムライのようだ。


麻生首相には強さが備わっているのかもしれない。


ほとんどのコメンテーターやパネリストが
右へ倣えのごとく反麻生に徹しているのに対し、
TBSサンデージャポンで西川史子さん一人が
麻生さんをかばっていたのが印象的。
私も応援してあげたいけど、アメリカ一辺倒の自民党はどうかと思う。


とにかく、麻生さん、

これ以上ミスをしないためにも
スピーチをする前に自己流の読み方ではなく、
一度専門家と原稿の読み合わせをしていただきたいです。