鋭敏 | 丁稚烏龍帳

丁稚烏龍帳

today,detch stood live on the earth,too…

週末は家族のためにある。

なんて、ハマ方面の知人、かっちゃん…この人の凄いことは、平日は毎日酒、ただし週末は料理から家事一切を引き受け、家族と共に過ごすという方…の足元にも及ばないが、以前は休日となれば朝早起きして遠くまでお出かけしないとという貧乏性だったあたし。
今も時にじれることはあるが、最近はダンナさんとヘム太君がおきるのを、洗い物、洗濯、朝食つくりなどして待つことが多くなりました。

この週末もイベントからの帰りが遅くなり、疲れていたのか、昨日起き出して来たのは11時。充実の12時間睡眠ですよ、寝続けられる体力が羨ましい。

時間に余裕があれば、お墓参りに合わせてどこか西の飲み屋でもと思っておりましたが、食事やらお風呂やらなんやかややってるうちにもう2時過ぎ。
遠出は諦め、買い物と大人ランチのためにお出かけしましょう。


丁稚飲酒帳-丁寧なカシラ お昼はいつもの中村屋。といっても4時過ぎの店内、近くのホームセンターの店員さんが遅めの休憩を取っている脇で、金宮お茶割りをひっそりいただきます。
丁寧に焼き上げられたカシラ、噛み締めると旨味の溢れる和製ハンバーグ、たたき、さらにはヘムちゃん大好き手羽先カジカジと、金宮ボトルもお代わり入れて、〆は最近はまった鳥わさ丼。




丁稚飲酒帳-和製ハンバーグ
こちら11時から22時まで、通しでお酒もごはんも行けるという、なんとも使い勝手の良いお店。昼にお酒が飲みたくなったときも、夜の食事どころとしても使えます。
なにより丼が堪らなく旨い。そして、それがまたアテになるンだなあ。
今日もごちそう様でした。

買い物終えて、昼寝と夕飯食べて床に着いたのは10時前位だったでしょうか。暗闇の中、元気にジタバタしてましたが、小一時間立てば流石にうつらうつら。
こっそり寝床から抜け出して、別室で録画の焼き出し等してましたら、突然金切り声が。

丁稚飲酒帳-大葉の香りと醤油と米の甘さと
何事かと思いきや、ヘムちゃん、必死に「まど、まど、かいよー(こわいよー)」と叫んでいます。暑いから窓を開ければいいのか、何かを捉えたのか、残念ながらまだ言葉を覚え中のヘムちゃん、正確なところはわかりません。
だけど、不安なのはわかります。ダンナさんが抱っこして、あたしが体を撫でて、それでもおさまりがつかないのか、「ママこっち~」と必死に枕を指差します。
抱っこより添い寝がいいのかしら?

半時間ほどもしゃくりあげていましたか、夜更かしだけど、こんなに夜に泣きじゃくったことのないヘムちゃん、怖いということ(感覚)を覚えたのかなあ。
感覚が鋭敏だから、いろいろなものが見えているのかもしれません。

世の中には確かにいろいろな恐怖がありますね。あたしも決してというかまるで克服できているわけじゃなくて、忘れたり気づかなかったり、ただ鈍になっているだけです。
けど、身近に怯える人を目にすると、守らなきゃという気持ちを抱きますね。
世の中には怖いものばかりじゃない、楽しいこと、きれいなもの、素敵なこともたくさんある。そのことを伝えたい、そして感覚が鋭敏なればこそ、あたしたちよりもっとそれらを楽しんでほしいなあ。
寝付いた顔は、いつものままのほっぺたタプンのヘム太くん。どんな夢を見ているのでしょうか。おやすみ代わりに、柳沢慎吾ちゃんの言葉を送りましょう…「いい夢見ろよ」