顔の輪郭を変えるために骨切りを治療したいと来られた方に、いきなり骨切りの話からはじめないようにしています。

美容外科医の日常は時間との闘いなので、次の手術時間が迫っていたり、診察がたてこんでいて、診察時間が限られているので、もちろん無駄な話はしないです。

 

「骨切りしないでもできる方法を考えたことはありますか?」

とは、まずお聞きします。

 

注射治療とレーザー・光治療の技術を研ぎ澄まして、文字通り命がけで頑張っておられる友人ドクターたちと僕自身交流があり、各種セミナーにも参加しているので、15年ほど前とは違って、ヒアルロン酸注射やボツリヌス・トキシン注射で、かなりのことが出来ることを知っています。

 

「木を見て森を見ず」ということは、患者さんの治療をするうえで、避けたいと思います。

「木を見て森を見ず」というのは、森の中の、ごく一部分の一本の木だけを見て、全体である森のことが見えていないことです。

患者さんご本人は、ご自身の顔の気になる一部について悩んで、鏡を見るときはそこしか見えない状態になっていることもあります。

他人である僕らが、患者さん本人が気づいていない顔のバランスを変えることで、悩みが解決することも多数経験してきました。

 

とはいえ、今はネット上に間違っていることも正しいこともごちゃ混ぜになって情報はあふれかえっています。

患者さんが、他のクリニックを回って診察を受けていて、説明を受けたいたり、ご自身で正しい情報に触れていて、すでにいろんなことを御存知のうえで骨切り手術について話をお聞きになられたとわかれば、しっかり説明いたします。

共立美容外科には、骨切り手術をするベテランドクターやスタッフがそろっているので、安心ですからね。