昨日、妻のお客さんが二人いらっしゃいました。
いつもは紅茶をお出ししているんですが、昨日はラテを飲んでもらいました。
カフェにご来店されたお客様を想定し、注文を受けてから素早くマトモなラテが作れるか、を試させてもらったのです。
まずは先に来られたお1人様!
やった、なんとかハートの形になった!
でも、これが出来るまでにメッシュの調整やらスチームのコンディション確認などの準備作業で30分くらい時間がかかっちゃいましたから、実際のお客さんだったらクレームもんです!
そのあと1時間ほど遅れて二人目のお客様がご来店!
エスプレッソマシンのスイッチは切らずに待機していましたが、新たに豆を挽いて抽出すると、なぜかさっきと同じようなエスプレッソが出てきません!
抽出過剰で苦そうな真っ黒いヤツがポタッ、ポタッ。。。。 アセル~
すぐにメッシュを変えて抽出し直すと、今度はシャバシャバの薄いエスプレッソがジャーっと出てきます。。
モットアセル~~
こうなったら仕方ない!細かいメッシュとそうでないメッシュの粉をフィルター内で混ぜるという苦肉の策「秘技・キクチバリスタ作戦」を敢行し、なんとかクレマの厚いエスプレッソを抽出することができました。
ここまで来るのにもうずいぶん時間が経ってます。
もうミルクで失敗するわけにはいきません!
自分に思いっきりプレッシャーをかけ、スチーミング&ポアーーーーっ!!
こぼさないようにソーサーに載せ、キャラメルビスケットをそえてお出ししました。
ずいぶんお待たせはしてしまいましたが、ウチカフェでこんなラテが出てくるとは思われなかったみたいで、お二人にはすごく喜んでもらえました。そしてまさかの「おかわり!」までいただきました。
いつもラテ練習の時は、失敗したらジャーッ、失敗したらジャーッ、ちょっと上手くいったらパチリッ、、、ていうのを漫然と繰り返してましたが、家族以外の人に飲んでもらうために作るっていうのは、まったく違う行為だと感じました。
とにかく1発勝負!っていうのが何ともスリリングです。
当面これからの練習は、回数ではなく「いかに1発で及第点のラテを作れるか?」をテーマにしていきたいと思います。