まいどです!
学生アメフトの頂上決戦は、甲子園ボウルと呼ばれてます。
この舞台に母校が5年ぶり3度目の出場となるのですが、全て負けてます。
負けた相手は2回とも、今回と同じ立命館・・・
3度目の正直なるか!
ども、伝票コストダウン ヘッドコーチの福井です。
稲垣さんからの依頼は、『記憶に残る封筒にして欲しい』
今まで使われていた封筒は、こんな感じです
請求書とか納品書を入れてお客様に送る、長3窓つき封筒
事務用で使う封筒は、社名・ロゴ・住所などが印刷されているのが一般的
と言うより、これ以外のデザイン見たことないです(笑)
ここから、「記憶に残る封筒」を作っていくのですが、最初に思いついたのが
・封筒の紙色を黒に
・稲垣さんの似顔絵を入れる
・会社の思いを伝える
封筒の紙色を黒に
単純に目立ちます(笑)
稲垣さんの名刺が黒だったので、封筒も同じ色にすれば統一感が出せるとも考えました
稲垣さんの似顔絵を入れる
エクスマの藤村先生が仰る
『ANA(企業)とは仲良くなれないが、CAの○○さん(個人)となら仲良くなれる』
これを、封筒に生かすことを考えて、社長の似顔絵を入れる案を考えました
事務封筒は、どうしても殺風景になってしまうところに、似顔絵を入れれば目をひいてくれるのではないか?ということを思いましたし、稲垣さんという個人を出せば、お客様はつながり易いとも考えてのことです
会社の思いを伝える
これは、稲垣さんの話を事前に聞いていたのが、大きいです
親父さんから会社を引き継いで暫くしてから、『会社をたたんだ方がマシ』という状況に追い込まれます
そんな状況から、色々試行錯誤したうえに、Webサイトに生きる道を見つけはります
そして、V字回復
その時の思いを凝縮したものが、Webサイトのトップページにあります
この言葉を、封筒に使わさせていただくことを考えました
ラフ案を作って稲垣さんにお見せすると、「紙色を黒」はコストが高すぎる、「似顔絵」は一人だけが目立ってしまうということで、決まったのは「会社の思いを伝える」案
方向は決まったものの、最終確定するまでに時間が掛かったのは、実はココから(苦笑)
文字とロゴというシンプルなデザインなのですが、どう見せれば伝わるのか?
これまで伝票をはじめとする、事務で使われる印刷物しか作ったことがなかっただけに、ハードルが高いのです(笑)
今までと同じような封筒でしたら、社内に製作できる社員はいるのですが、デザインはできない
外部のデザイナーに頼ることを考えましたが、企画からデザインまで社内で完結したかったので、イラストが上手い社員の内布に手伝ってもらうことに
方向性を伝え、内布がデザイン
出来上がりを修正してもらったり、申し訳ないけどボツにしたものも多数
納得できるものが出来あがれば、稲垣さんに持って行き、打合せ
これを何度か繰り返すと、かなりの時間とかなりのボツ案が(苦笑)
稲垣さんでなかったら、途中で打ち切られてます!
そんなこんなで、出来上がったのがコチラ
表はシンプルにしましたが、共栄化学さんのFacebookページへのQRコードを入れたのが、これまでの封筒と変えたところ
裏に苦しかったときの思いと、作業着に入っているロゴを持ってきました
裏ではなく、表にもってくる案もあったのですが、稲垣さんから分けた方がイイとのことで裏に配置したのですが、ロゴと文字だけのシンプルな構成だけに、内布とあーでもない・こーでもないと言いながら作ったものです
封筒に限らず伝票も、市場が縮小してます
この中で起きるのは、少しでも安くという価格競争
結果、働いても働いても儲からない状態になってしまったので、ここから抜け出したいと考えてます
そのためには、今までと同じ伝票を作っていてはダメ
そんなことを考えているときに、稲垣さんに
『記憶に残る封筒にして欲しい』
と声を掛けてもらって、本当に嬉しかったです(笑)
価格競争から抜け出す、ささやかな はじめの第一歩を踏み出せたと思ってます
稲垣さん、本当にありがとうございました!
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
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