コピー用紙は湿気をキライます! | 総務・経理の強いミカタ! 伝票コストダウン ヘッドコーチ 福井務のブログ

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伝票印刷会社勤務19年の福井が、伝票や好きなこと、感じたことをポツポツ書いていくブログです。

まいどです!

今日は愛知県に台風が直撃しそう。
被害が少ないことを祈るのみです

ども、伝票コストダウン ヘッドコーチの福井です。


台風の影響で、大阪は雨が降ってます

こんな日に、レーザープリンターやコピー機でプリントすると、紙が丸まって出てくることありませんか?

それに気づかず、大量にプリントアウトしてから、プリンターの場所に行くと悲惨なことに・・・

 

 

 

 

実はコレ、空気中にある水分量が原因です

雨降りで空気中の水分が多くなると、これをコピー用紙が吸って、紙が伸びてしまいます

この用紙を、トナーを定着させるための高温になったドラムを通すと、水分を吸って伸びた紙がドラムの熱で乾燥し、縮んでしまいます

コピー用紙が丸まるのは、これが理由です


当社は主に連続伝票を印刷してます

読んでいただいたとおり、連続してつながった伝票を印刷しているのですが、印刷オペレータが嫌うのは湿気

紙が伸びるセイなのですが、製品が連続しているだけに、少しでも紙が伸びると大変なことに

例えば、1箱に2,000set伝票が入っているとすると、1setが0.2mm伸びるだけで、最後の2,000set目は本来の位置より40cmもズレることになります

こんな連続伝票をドットプリンターなどで印字すると・・・

メチャクチャずれます!

使い物になりません!

なので、紙が湿気を吸わないように、使わない紙はビニールに巻いて保管してます

 

 

 

 

 

 

お使いのプリンター用紙を、ここまでして保管しておくのは難しいと思いますが、なるべく空気に触れないように保管しておくのがコツです

プリンター用紙は、500枚で包装されていると思いますが、包装紙はビリビリに破らず、必要最低限だけ開けて、そこから取り出す

ゴミ袋に入れて保管する(見栄え悪いですが)

プリンターやコピー機に、大量に紙を入れない

日ごろの保管方法が大事なのですが、『そんなのメンドくさい』という方は、包装紙を破っていない、新しいコピー用紙を使うという方法もあるかと思います


今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

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