アニメ版「スターダストクルセイダース」第36話を観ました。
今回はエジプト編で最後のコメディ回。あの「1番よりNo.2」の男がまたまた登場します!

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最強の凸凹コンビ誕生!?
かつて承太郎達と対面したスタンド使いホル・ホースは、エジプトに渡ってきていた。DIOの下にマライアとアレッシーの敗北を報告しにやって来た彼はDIOの冷淡な態度を目の当たりにして激怒し、DIOの暗殺を試みるが、逆に彼のスタンド能力の前に圧倒される。
後のないホル・ホースは今度こそ承太郎一行を仕留めるため、あるスタンド使いとコンビを組む。そのスタンド使いとは、以前アスワンで承太郎達を襲撃したあのオインゴ・ボインゴ兄弟の弟・ボインゴだった!
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今回は「DIOを撃つ!?」のエピソードから始まります。このエピソードは原作とは異なり、今回の冒頭部に挟まれることになりました。
青い火が灯った蝋燭に照らされる暗い書斎、映画的で不気味な風景です。顔の見えないDIOの威圧感や不気味さもよく表現されていました。
DIOが読んでいた挿絵入りのあの本、何だったんでしょう。個人的には第6部の「14の言葉」への伏線がこの場面で出るだろうかと思っていたのですが違いましたね。

場面は変わり、カイロ。ホル・ホースは今度こそ承太郎一行を仕留めるため、以前登場したオインゴ・ボインゴ兄弟の弟ボインゴとコンビを組むことにします。
ここからは緊張感のあった冒頭部とは打って変わって笑いっぱなしでした。ボインゴの乗り物酔いに始まり、トト神の訳分からん予言に突っ込みを入れながらもそれを実行するホル・ホース、ポルナレフとのやり取りなどなど。
最後のギャグ回とあって見ているこちらも思いっきり楽しめる演出になっていましたね。
それにしてもポルナレフ、敵を察知するの早いな(その分、単独行動をとってピンチに陥る確率も高いのですが)。ホル・ホースを発見してから彼を抑えこむまでの場面、何気にかっこよかったです。

ホル・ホースのトト神へのツッコミもおかしかったですが、ラストの「鼻の穴に指を突っ込みーの」で更に爆笑。鼻の穴に指を突っ込まれたポルナレフの変顔にも笑いましたが、「こっからどうすりゃいいんだよ!」というホル・ホースのツッコミも更に笑えました。確かにこれがどう承太郎達を倒すのに繋がるのかわかりませんもんね。
実は、この行動がこの後意外な形で「承太郎達を倒す」予言へ繋がっていくことになるのですが…それは次回のお楽しみ。

そして、また出た特殊エンディングテーマ! 以前オインゴ・ボインゴ兄弟の回放送後に予想されていた通り、「アク役◇協奏曲」のボインゴ&ホル・ホース版が流れました。ホル・ホース役の木内秀信さんの歌声、結構渋いなあ。

次回は「ホル・ホースとボインゴ」の後半部。ようやく軌道に乗り始めた凸凹コンビは今度こそ承太郎達を仕留められるのか? そして承太郎達はどうなってしまうのか?
次回も楽しみです!